まいどおおきに。

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このところ会社の1階にある加工場で大工のササキ組が平野区・T邸新築工事の構造材の加工をしています。
在来工法とよんでいますが柱や梁を昔ながらの仕口を加工して組上げていく建物です。
その中で工場で機械で加工するのがプレカット加工と呼ばれる工程です。
今回は、構造材の中でも多角形の柱や、斜めの仕口など機械加工の出来ないところは会社の加工場で行っています。

下の写真のようにプレカット工場で出来る範囲の加工を終えた材料が加工場の奥へと運ばれてきますが、こうなると材料がいっぱいでフォークリフトも使えません。

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そこで、当社と数十年のつきあいの材木屋さんの岡房商店さんが人力で搬入となります。

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こんな場合には、搬入もですが、加工の終わった物から搬出もしてもらい岡房商店の倉庫に仮置きして材料を整理して、上棟の日を待つわけです。
木造の建物の場合、現場で基礎工事を進めている間に下準備として構造材の加工を進めるわけですが、工場から一括で搬入出来ない時は、意外と材料の運搬が大変です。
アッチやったり、コッチやったり、また、アッチやったり・・・・・みたいなことです。
そこを助けてくれるのも材木屋さんです、材料販売もですが運搬もプロです。
シンチャン、まいどおおきに助かります。

 
byトミマス

契約にむけて。

明日はこの写真の土地に建築をさせていただく工事の請負(うけおい)契約をさせていただきます。
西宮方面の閑静な住宅街での工事になりますが、現場が始まるといろいろと報告できると思います。

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当社の請負契約書の内容は、契約書の本文と見積書、設計図書(図面)と、ここまではお見せするわけにはいきませんが、もうひとつ下にある【工事請負約款】を綴じて製本となります。

当社が利用しているのは【民間(旧四会)連合協定工事請負契約約款】ですが、ごく一般的に利用され多くの設計事務所さんも指定されています。

この約款ですが細かい字でギッシリと書かれた契約にかかる約束事です。毎回、一通り説明させていただいていますが一度ではなかなか分かりにくいでしょうか?
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次は、地鎮祭を行い、現場はいよいよ動き始めます・・・・

byトミマス

定期講習

【建築士「定期講習」とは、平成20年11月28日に施行された改正建築士法により、建築士事務所に所属する建築士に対して受講が義務付けられた講習です。これは、建築士事務所に所属する建築士については、「業」として設計・工事監理等の業務を行うことが可能であることから、業務の実施に当たり必要となる能力を確実に身に付けておく必要があるため、3年度ごとに最新の建築関係法規等について、習得していただく趣旨のものです。】
というのを明日、受けてきます。

日頃、工務店の業務としては工事の施工や見積について行っていますが、当社は設計施工の物件もするということで、【木村工務店一級建築士事務所】としても登録されていますのでその所属建築士という立場で受講します。

3年前にも受け、受講時間は終日にわたって有りますが、内容は建築についてなので立場上退屈してる場合ではないのもありますが、結構興味深いです。

建築技術や使用する材料もそうですが、建築に関する関係法令や、工事監理業務についても、年々変わっています。

「さっ、勉強してこよう。」

そして、こちら・・・・・

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今年もそろそろ始めました・・・・・

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この真ん中、なんだかわかるでしょうか?大きくなったら食べられるかな?

byトミマス

明日から、8%

いよいよ明日、4月1日より消費税が5%から8%へと変わります。

建築工事の見積をしていく上では、いろいろな価格を積み上げた工事の合計金額に、消費税が加算されるという考えなので、税込み価格が(工事額×1.05)か、(工事額×1.08)の違いというシンプルなものですが、工事が進行中の物は、実際はいろいろややこしいです。

この業界は実際の工事時期と、工事費の請求時期と、各業者への支払時期にいろいろなズレが出て来る上に、4月1日以降であっても、工事請負契約の時期によって旧税率が適用される物件があったりします。

また、社内の経理や予算管理のソフトの税率の変更や管理は大変みたいです。

個人的には、まずは、明日から見積作業の必需品、見積ソフトの税率と、電卓の税率を変更するぐらいでしょうか・・・・

 

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ちなみに、我が家の増税対策は、昨日の日曜日に抱えられるだけの日用品と食料品を買い込みにいったぐらいでしょうか。

byトミマス

加工場らしく…

ここのところ、会社の行事の初午祭や、週末ごとの板金ワークショップや、絵本ワークショップで賑わっていた1階の加工場ですが、その分平日はひっそりとしていたように思います。
でも今週から今月中旬の上棟に向けて本格的に石川友博建築設計事務所設計による、篠山・M邸新築工事の屋根部分の加工が始まり、材料が搬入され、大工さんが作業をはじめ、加工場らしくなってきました。

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ごらんのようにいつもは結構広く感じる加工場も作業の為に材料を広げるとこんな感じです。

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今回担当の大工さんは、タニオカ大工。

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加工を手伝っているのは、サメジマ大工。

いつも比較的、若い大工さんの紹介が多い中で今回は年齢が、、、、いや、ベテランの大工さんの紹介となりました。

byトミマス

全面道路

下の写真はそれぞれ違う現場の敷地調査に行ったときの前面道路です。
実は、2物件とも見積中なので敷地の写真は控えていますが双方ともなかなか狭いところです。

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 R0014868
見積をするに当たって大型車両が入るかどうかは問題なのですが、近隣を少し歩いてみると結構大きなお宅があったりもしますし、どうやって工事したのかな?というような物件もあります。
幸い今回は両方とも木造で計画されているのでどうにかなるかな?という感じです。
また、仕事以外で他の町並みや、旅行先を歩いたりしてもこんな風に「どうやって工事したのかな?大変やったやろな?」と、ついつい考えてしまいます。
建物の建築的なこともですが、それが完成するまでのことも気になるのはやはり、工務店的な考えなのでしょうか・・・・・

byトミマス

ジャパニーズ.カーペンター

先日、石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の現場でお施主様のご厚意により、上棟式を執り行っていただきました。
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今回の大工さんは、(親、子、孫)と三代にわたって当社の仕事を引き受けてもらっているオキ組の大工さんです。
今回は若手の孫さんのオキ君が現場棟梁として担当してくれます。
上の写真、手前二人が私たちが大棟梁とよんでいる(おじいちゃん)と今回の現場担当の棟梁(孫)さんです。__ (3)

その現場、木造住宅ですが写真のように屋根を下から見上げると底面が約8m×8mの正方形の四角錐になっておりその頂点中央にトップライトが収まっています。
実は、屋根の組み上がりは柱が無く、お互いの木材の仕口により支え合っているのです。もちろんこの部分は工場でのプレカット加工では無く、加工場で手仕事による加工です。
大棟梁曰わく、「鉄骨造やコンクリート造とは違い年月がたてばたつほどしっかり収まってくるんですわ、こうゆうことが日本の大工の仕事であって代々受け継がれてきた木を扱う文化でも有り、この我らジャパンの文化を世界に広げたいもんですなぁ」とのことです。

ちょっと大きな話かな?とお思いでしょうが、このオキ大棟梁、今年は年男で12年×7?らしいですが数年前にはウクライナに茶室を建てに数ヶ月いっていたそうです。
写真を見せてもらったのですがそのときの姿が一人だけ、ニッカポッカに足袋に雪駄、袢纏になぜかベレー帽という出で立ちで空港に降り立ったらしいです。
その姿が、ジャパニーズカーペンターの心意気で、我らジャパンの文化へのこだわりらしいです。
実は、そのとき、息子さんも孫さんも同行でしたがちょっとだけ離れてたらしいです。
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御神酒が入って御機嫌な大棟梁(左)、いつもいつも、為になる話をおもしろおかしく話してくれます。
byトミマス

初荷!

あけましておめでとうございます。
トミマスです、本年もよろしくお願いいたします。

さて、年始の仕事始めも済み、だんだん日常通りの業務に移っていく時期ですが今年も当社に恒例の協力会社の(株式会社イナバ)から【初荷】が届きました。
と、いいましてもここ数年は、本当に荷物が届くわけではありません。
以前は、お正月の景気付けに床板や建材をトラックに積んで昇りの旗を立ててきてたものですが、今は本社で在庫として抱えるわけでなく、ほとんどの材料が現場直送ですので年始早々に都合よく荷物が届くことが無いのです。__ (1)__[1]__[2]

でも、写真の様に営業の人たちがスーツ姿で笛や太鼓を打ち鳴らし、一人がはっぴ姿で日の丸の扇子を両手に持ち、大声で景気付けの【337拍子】をするということは伝統的に?守られているようです。

毎年これはこれでなかなかよい行事だと思いますし続けてほしいものです。__[1] (2)

ほんの2?3分ですが近所迷惑なほど大声を張り上げご苦労様です。
最後にシャチョウから「アホちゃうかぁ?」という大阪独特の最高の褒め言葉をもらっていました。

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満足げな当社担当の株式会社イナバのアガさんです。
ご苦労様です。

byトミマス

年末に向けて。

現場の方は、先月、今月と地鎮祭、着工と続いていてほとんどの地鎮祭には参列させてもらっていますが、さすがにもう、地鎮祭ネタも・・・・・
と、いう感じでしょうか。

この時期に新築現場が始まると、どんな工程で年末年始を越すか?が現場管理の難しいところになってきます。
と、いうのは最近着工させていただいた物件は木造住宅の新築工事ですので基礎工事から構造材の建て方(上棟)がちょうどお正月休みにかかるので基礎の掘削の途中や、コンクリート型枠の組立途中や、まして構造材の組上げ途中で中断するわけにもいけませんし、現場の安全対策、養生、片付けも大事になってきます。

私も含めこの時期には昔から先輩によく言われてきましたが「いま、きっちりやっとかんとええ正月むかえられへんど!」ということでしょうか。

年末に向かい会社の菜園もそろそろ【冬眠】かなという感じです。
今年はいろいろ植えた中で珍しかったのが綿花です。
夏に下のような花を咲かせ次々に実を結びました。
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結構な数を収穫しましたが最後に残った実は枝ごと刈り取り今は応接室に飾っています。
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ふわふわしてなかなか気持ちいいですよ。

byトミマス

ぼちぼち・・・

今日は、ここ大阪も冷え込んでいよいよ【冬に向かってます】みたいな気候になってきました。
とはいえ、会社の前のエゴノキは落葉どころか紅葉もまだで、えんがわに植えた琉球朝顔がまだ花を咲かせ枝に絡みついているようなしだいです。

いつもなら、そろそろ恒例のイルミネーションの準備にかかる頃ですが、今年は朝顔とイルミネーションみたいなことになるのでしょうか?

仕事の方は年末にむけて気忙しい上に、来年の消費税率アップや早くも東京オリンピック?に向けて資材の品薄や値上がりが予想されそうです。

こんな状況ではよく「最近は忙しいですか」と設計事務所さんやお施主さんに聞かれますが、「ぼちぼちです、バタバタはしてますけど。」みたいな返事をしています、これで以外と通じるところが大阪らしいところですが。。。。

この前、当社で30年以上前に施工させていただいたお得意様の、お宅の玄関扉を改修したいということでお伺いしてきました。
木製の引き戸でなかなかよい作りだと思いますがさすがに30年以上たつと木部のすりへりや、鍵の調子がよくなく新しく作り直すか、アルミサッシに変えるかの検討中です。
小澤邸玄関ドア1

一通り、採寸して写真を撮ってうちあわさせていただいてるときに、「久しぶりですが皆さんお元気ですか?会長は?社長は?」と昔からのお得意様だけにいろいろお気遣いいただきました、その中で「最近はどうですか?忙しいですか?」の問いに、「ぼちぼちです・・・」と。

やっぱり言ってました、便利な言葉です・・・・・

byトミマス

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