最後の追い込み工事~お引渡し GEAR紹介まで

こんばんは。設計営業担当の田中です。

先日、設計の辻村の方がご紹介しました、H邸新築工事の模様を
私の方からも、加えてお伝え致します。

◎追い込みシーン
すべて同日の工事記録です。
引き渡し直前は、最終調整で多くの職人さんで、現場は大賑わいです。

左官屋さんによる、玄関土間モルタル塗り

水道屋さんによる、洗面台配管つなぎ込み

電気屋さん、コンセントプレート取り付け

◎社内検査を行いました。

まだ、養生を捲ったところという感じですが、工事部長(冨桝部長)によるチェックを仰ぎます。


設備機器代理店(株)ナニワさんによるレンジフードなどの器具説明
この他、電気、水道、ガス業者さんによるコンセント、スイッチ廻り使用説明、水栓の使用説明、ガスコック、給湯リモコンの操作説明などを行いました。

申請書類の引渡しを行いました。
お引渡し書、工事写真、取扱説明書などもお渡しさせて頂きました。


お引き渡し前後、お引っ越しまでに、エアコンを設置したり家電を搬入することが多いです。
冷蔵庫を2階ベランダからユニックで吊って搬入しました。
中々、階段から上げるのは難しいことが多いです。

◎最後にGEAR紹介です。
お施主さんと辻村とで、相談しながらチョイスした名品GEARの数々です。



ボッシュのW450巾の食洗器
かっこいいですね。!国産では、こういうシャープなデザインのものが無いんですよね。
W600は全く入手出来ない状況ですが、W450であれば何とか商品がありました。


名品PHランプです。
何だかんだ言っても、これが、一番綺麗ですね。
どの角度から見ても、光源が見えず、間接光だけで綺麗に照らします。
この商品を真似た器具が多数色んなメーカーから出ていますが、やっぱりオリジナルが一番ですね。

カクダイさんの水栓です。
マットブラックの外壁とピッタリ色が合ってます。ちょっとしたこだわりで、すごくよく見えます。

船舶照明ブラケット。無骨デザインがいいですね。

憧れのトグルスイッチですね!

今は、乾太君、必修アイテムですね。
コインランドリーと同性能、ガスパワーであっという間に乾きます。
自己責任ですが、柔軟剤を入れれば、シャツもアイロンいらずです。

へら絞りのセードに、何かいい感じのスエード調ぽい黒塗装。かっこいいですね。

ランタンペンダント。シェードがかわいいです。

あっこれは!私がずっと買えなかったGOAL ZEROというLEDランタン。
今年になって、ようやく定価で購入できました。

本当にいい家に仕上がりました!
長期に渡りましたが、ありがとうございました。

tanaka

by.タナカ

 

 

メンテナンス点検メモ

こんばんは。設計及び営業担当の田中です。
コロナ禍が影響して、半導体の供給が滞り、未だに給湯器やトイレ、
照明器具の納期が遅れております。
今週も、6ヶ月前に注文した給湯器が竣工間際になってようやく納品されました。
また、吹付断熱材の供給も今週になってストップがかかってしまい、
どうしようかと悩んでおります。
そんな状況で、現場の方は、想像以上に大きな影響を受けております。

今回のブログでは、最近行ったメンテナンスや点検作業の中で気づいたこと
知ったことをコメントします。


TOTOの洗面化粧台です。
実は、この洗面台、公共のトイレなどでも採用されており、いたずら盗難防止のため
掃除用の排水栓が取れない構造になっているのです。
今回は、その排水栓を工具を使って取りはずし、オプションパーツの着脱排水栓に取り替える工事を
行います。
しかし、排水栓が取れないなんて、すぐに髪の毛とか詰まるのに
公共の場でも、どうやって掃除しているのか疑問です。


食洗器のメンテナンス作業がありました。
水とお湯と電気と、そして防水機能、非常に複雑な構造になっています。
多くのセンサー機能が付いています。

給湯器のボイラー内部です。非常にたくさんの部品で構成されています。
半導体の影響を受けるのもうなずけます。

高架水槽
20年より以前は、水圧の問題で、高架水槽の設置が義務づけられていました。
現在は、大阪市内全域の給水インフラ整備により水圧があがり、直圧式に切り替えることが可能になりました。

地下水くみ上げポンプ
地下2m~3m程度で、水位がある土地は、大阪市内では意外と多いそうです。
その場合、一定水位になるとくみ上げる様なポンプを設置することがあるようです。

リフォームの現地調査やメンテナンス作業などで
住宅設備について、新旧色々見ていると色々と勉強になります。

tanaka

by.タナカ

土間リビングのある家

こんばんは。設計担当の田中です。

先日、先月お引き渡しさせて頂きました、枚方市・I邸にお伺いさせて頂きました。

玄関土間とリビングが繋がった空間。
お施主さんが、お花屋さんをされておりそのスペースにもなっています。
普段の生活にも溶け込み中庭のようにも見えて素敵です!


道路に面したところに小さな小窓を新設しました。
設計の早川君が悩んで大きさを検討してましたが
この小窓が、ちょうどいいポイントになりました。
角度を変えながら差し込む光は時計の様です!

今年は、寒い日が続きますね。今日も雪がちらちらとしてました。
現場仕事はつらいです。
でも雪景色は、光を一番きれいに反映して気分を晴れやかにしてくれます。

tanaka

by.タナカ

工務店もエッセンシャルワーカーになるのでしょうか?

こんばんは。設計と営業担当の田中です。

本当は、年末年始のキャンプの話など、のんびりした話題を
綴りたかったのですが、年頭でもあるので、ここは一つ真剣なテーマで。

皆様、コロナ感染者の急激な拡大を受けて
弊社ではメンテナンス業務が急拡大しております。(関係するのかな?)

私事ですが、年末年始から週の半分近くがメンテナンス業務となり
職制の都合からたまたま一手に小生が担うことになり
お客様には、十分な対応が出来ず日々申し訳なく感じております。

建具の不具合、雨漏り、照明器具や食洗器、ガス給湯器の故障など
生活に密着した箇所の修繕をメンテナンス業務として捉えます。
その中でも、年末年始は、特に水関係の問題が多数発生しました。
キッチンの排水の詰まり ⒉件
洗濯パンの排水の詰まり ⒉件
浴室の排水の詰まり   1件
トイレの排水の詰まり  ⒉件
給湯器の不具合     ⒉件
洗面化粧台の詰まり   ⒉件
となっております。

雨漏りであったり、排水の詰まりは
即生活への支障が出る部分なので
早急に対応してあげないといけないことだとは思います。

しかしながら職人さんも不足しており、現地調査すらままならない状態が
続いております。

メンテナンスといっても工事になってしまいますので
費用面でもお客様負担となり、いつも申し訳なく感じます。
また、任される工務店側も必ず直さないといけないというプレッシャーがかかって
ジレンマとなります。

これらは、例えば医療の世界では考えられない実情
私は、たまたま親族の大半が医療従事者ですので知識があるのですが
その常識からすると、いわゆる住まいドクターとして
同じ社会性を持った業務であるにもかかわらず不思議に思うのです。

工務店やそこにかかわる水道業者さん、電気業者さんも
医療従事者と同じエッセンシャルワーカーと定義して何ら問題ないのではと感じるのです。

コロナが発端で、エッセンシャルワーカーという言葉が社会的に認知された
わけですから、是非とも我々工務店メンバーもその仲間に入れて頂き
国の援助の仕組みを医療業界にならって制度化して頂ければと思うのです。


トイレの詰まりを除去して、カメラを通して原因を確認する。
内視鏡検査と全く同じですよね。
エッセンシャルワーカー以外の何者でもありませんよね。

今回、協力会社の協伸工業さんに清掃調査と管内カメラ撮影を行って頂き
古い配管で、何らかの原因で内部で配管がズレて勾配が取れず水が溜まる状態になっていました。
原因がはっきりして良かったです。

結論的には、土間を割って配管を経年変化しにくい現行の塩ビ菅に改修する工事を
行うことに決まりました。

こういった進め方は、お客さんにも理解頂きやすく
お医者さんが患者さんに対して行う診断と同じように思います。

雨漏りの改修などでも
一つづつ補修して実験をして、原因をつかんでから改修工事をしています。

病院で診てもらってるときも同じですが
どうしても、調査から診断、治療までに長くの時間がかかってしまいます。


先日、50歳を迎え、社会に対して色々と想う年頃になってしまいました・・・。
この先、ややこしさも一層強まっていきそうです。
雪山で、色々と考えてみたいと思います。

tanaka

by.タナカ

 

トイレ改修。働くおじさん。


トイレ解体撤去

クロスとCFシート張り替え

トイレ設置、背面の配管が不細工。

背面収納で隠そう!スチレンボードで試作や。

加工場で製作。年末で大忙しの加工場。熱い空気・・・。

現場で取り付け
色々検討して、収納内部はこんな感じ。

入った!完成した。良かった。

よっしゃ!

お仕事終わったから、お迎え行きま~す。

BY  タナカ

NASLUCKさんが凄い

こんにちは、設計と営業担当の田中です。
今回は、NASLUCKの商談会なるものに行って参りましたのでお伝えします。

ところで商談会?って何。
木村工務店ほど、そういった設備機器販売営業から遠のいてる工務店って少ないんじゃないでしょうか。

商品への興味はありますが、設備機器を前面に出した営業というスタイルがないということでしょうか。
ということで、今回は、純粋にナスラックさんの器具説明を聞きにショールームに向かいました。

↓今回、弊社を担当して頂いてる前原さんに商品紹介して頂きました。


特徴その1:はい。言わずと知れたミーレです。
ナスラックさんではミーレを全機種でプランすることができる。
これが、以外と他社メーカーにはないポイントなんです。
ちなみに、ミーレはドイツの食洗器メーカーで
ガバッと開く、大容量食洗器で有名です。
弊社のお客さんには、大人気の商品です。
このミーレ、TOTOさんやLIXILさんのキッチンでは上位機種でないと入れれないんです。

特徴その2:実は、元祖オールステンレス・・・。
オールステンレスを最初に開発したのがナスラックさん
詳しくは知りませんが、その特許をクリナップさんとオールステンレスの普及のため共有したとか。


特徴その3:こちらも地味に、初代、入り隅排水口シンク
今でこそ、どこのメーカーも排水が中央になく隅に設置されるようになり
非常に使いやすいシンクしなりましたが、これもずっと昔からやっていると言っておられました。


特徴その4:鏡面セラミックカウンター
セラミックカウンターって、LIXILさんが最初に発売して、一躍人気カウンター素材となりましたが
以外と大理石みたいに鏡面仕上げのものってないですよね。
セラミックカウンターは、非常に強度が高く傷がつきにくい。
値段はお高いですが、キッチンカウンターには最強の素材かと思います。


これは、特に特徴ではないですが、下駄箱収納
下駄箱に引き出しって必須アイテムですよね。
うちもそうですが、結局カウンターに小さな引き出し置いてます。
家具工事で下駄箱作る時は、一つだけ引き出し仕様にしておくのは、いいアイデアですね。
勉強になりました。
面白いことに、この発見、既製メーカーではNASLUCKさんだけが採用しているそうです。
地味ですが、今回、一番共感できたポイントでした。

以上、簡単にご紹介させて頂きましたがNASLUCKさん、かなりお勧めです!

色々、ご丁寧に説明して頂きありがとうございました。
物作りの部分でも共感できました。

 

tanaka

by.タナカ

 

 

ドローンショック!

こんばんは。設計担当の田中です。
先日、工場の新築工事をさせて頂き竣工写真を撮りました

初めてのドローン撮影現場です。

感想としては、全くイメージと違うものでした。
ラジコン世代の私が想像していたのは、プロポを使って
右へ左へ操縦するイメージでした。
でも実際は、勝手に飛んでいってベストポジションを見つけて撮影して
離陸した場所に寸分ズレずに戻ってくるといったものでした。
完全にAIロボットちゃんでした。
スマホで画像を見ましたが、天候の影響も受けず、全くブレてませんでした。
感動というより大きなショックを受けました...。

ドローンは過去の技術の変遷で生まれた物でなく全く新らしい発明的代物でした。
ITの時代では、今後も、こういった予期せぬ道具が登場するのだろうと思いました。


yutuberのキャンプ動画では、しょちゅうドローン動画を見てたのですが
来年から、国家資格が必要になるそうです。

tanaka

by.タナカ

床の間移設、大作戦!

こんばんは。設計営業担当のタナカです。

枚方市・I邸リフォーム工事の現場が少し遅れつつも順調に進んでおります。
今回は、お施主さんの家に伺い、打ち合わせをしてきました。

今回のミッションは
家族皆さん思い入れのある床の間を、今回の新居に移設するというものです。

現在、お住まいのお宅は、元々、大工の棟梁をされておられたお施主さんが
自邸として自ら建てられたお屋敷です。
今は引退され、新居に引っ越すにあたり、どうしても何か、引き継いでいきたいということで
この、床の間をということになりました。


何とも味のある、趣きたっぷりの床の間となっておりました。
また、この和室、すっごく広い!

納める現場はこんな感じ。ちょうどこの断熱材の面に移設します。
うまくいきますでしょうか?
現場確認、大工、設計の腕の見せ所です。

結果は、また、ブログでUPさせて頂きます。(私じゃないかも知れませんが・・・。)

お楽しみに!!

tanaka

by.タナカ

床と壁の取り合い

こんばんは。設計担当の田中です。

リフォームで必ず出てくるのが、既設部分と新設部との取り合い
普通は、見切りを入れて切り替えるのですが
見切りを入れてしまうと
そこで継いだことがもろ分かりになってしまいます。

今回は、そうならないように、巾木際やタイル際で
既設の部材を傷めないようにカットしてもらいました。
地味にたいへんな作業だった様です。
もちろん大工さんに施工してもらっています。
既存の框を周囲のタイルや巾木を傷めずに取り除きました。

巾木廻りの既存床をギリギリラインで撤去

既存タイルを残してフローリングを撤去、見切りを入れずに突きつけでバリアフリー化します。

仕上がってしまえば、当たり前の様に見えるかと思いますが
この下ごしらえが最も大変で
仕上がりの善し悪しに大きく作用します。

大工さんの手間はかかりますが、出来るだけこのような方法を取って
綺麗に仕上げたいと思います。

いつも、ありがとうございます。

tanaka

by.タナカ

もうすぐ完成!

泉南郡・S邸新築住宅が間もなく完成します。
設計は辻村、現場監督は庄谷、大工は平星が担当してやってきました。
開発申請期間を含めて足掛け2年ちょっとの歳月がかかりました。
足場の取れた、建物全景を見るにつけ、非常に感慨深い思いにかられました。

S邸は、江戸東京たてもの園にある、前川國男邸を模したプランで
設計を行いました。
この案は、お施主さんが、実際に園に実在する前川國男邸を見学して
非常に感じが良かったことから、
自分たちの家は、こんな家がいいな。
という所からスタートしました。

私も、10年以上前に、前川邸を見学していて、
吹き抜け感や木組みの感じがモダンで感動したのを覚えています。

有名建築の良さを素直に取り入れて、今の建築の性能(耐震・断熱)で建てるということ。
意外とこういった設計は初めての試みで
今のライフスタイルには当てはまらないのではないかと思いましたが
さすがに名建築、何時の時代にも通用するポテンシャルがあると感じました。

今思うと、自負するわけではないのですが、この建物は設計事務所でも難しいと思いますし
設計を真似ているわけではないので、
意外とどこの工務店でも出来るというわけではない様な気はします。



結構な存在感があります!

tanaka

by.タナカ

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