新たなえんがわ

こんにちは、タカノリです。
いよいよ12月。毎日が目まぐるしく過ぎていきますが、年末へ向けて走り抜けたいと思います。

天王寺・一心社まちのえんがわ計画はいよいよ引き渡し間近となりました。
車庫兼倉庫だった場所を、弊社と同じく企業の持つえんがわスペースに。

ラワン合板を使った棚の構成によるシンプルなデザインですが、スッキリした空間になりました。
一心社さんは印刷の会社なので、本や印刷物の展示が棚に並んでいくのが楽しみです。

木村工務店のまちのえんがわも今年で10年が経ちました。コロナ禍もあって大々的なイベントは出来ませんが、10月頃より徐々にワークショップを再開しはじめています。まちのえんがわは、企業が持つえんがわとして、路面にある閉ざされた車庫を改装して始めた試みですが、徐々に広まっていくと街にちょっとした賑わいをもたらすキッカケになるかもしれません。

 

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トラス!

こんにちは、タカノリです。
今年も残すところあと2ヶ月を切りました。

先日、設計として携わっているくるみ愛育園が上棟しました。
コロナの余波としてのウッドショックの影響を受け、大変やきもきした時間を過ごしておりましたが、無事棟が上がりほっとしております。

2階に上がると構造を貼る前のトラス梁がキレイに並びました。木造で少しでも広い空間を金物工法でなく実現させるためにトラス梁で組みました。幅の広い空間が気持ちが良いです。防火の関係で残念ながらこのトラス部分は隠れてしまいますが、下の梁は燃え代設計をしてあらわしにします。
直接的な関係はないかもしれませんが、木組みというものが保育にもいい影響を与えられるといいなと思っています。

巽東A邸リフォーム工事ではサッシの入れ替えをしました。リフォーム前と比べると、視界が開け部屋が明るくなりました。少しのことですが、やはり窓が空間に与える影響は大きいですね。

先月緊急事態宣言も明け、11月に入り周囲もゆっくりともとの活動状態に戻っていこうとしている空気感を感じます。建築業界ではコロナの影響による材料や商品の不足、単価の値上がり等、まだまだ余波を感じますが、今年最後になるであろう次回のブログを書く時には、さらに快方に向かっていることを期待したいです。

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えんがわ

こんにちは、タカノリです。
祝日のない10月も半ば、今の所台風の影響も少なく、気候的にもすごく過ごしやすいですね。これを過ぎればいよいよ年末を意識する季節がやってきそうです。

さて、天王寺区で倉庫と車庫になっていた部分を改修するI社まちのえんがわ計画が着工しました。

解体前イメージパース

まずは天井を解体してデッキスラブを表しにして塗装工事

木村工務店にあるまちのえんがわも、元はガレージになっていた会社の一部を利用して作られたスペース。今年で10年目を迎えましたが、会社の一部をオープンスペースとして街に開放していく試みが広がっていくのは楽しみです。所謂カフェや店舗を持たなくても、企業が閉じたオフィスとしてだけではなく「まちなみ」を作っていけると面白いですね。
来週は緊急事態宣言が開けてまちのえんがわも久々のワークショップ。今回はドローンのワークショップということで、昨年末12月30日にドン・キホーテで購入した微妙な値段のドローンが年越しを迎えることなく紛失させてしまったワタクシとしては是非とも参加してドローンの技術を身に着けたいと思っています。子供から大人まで楽しめそうなワークショップなのでお時間ある方はぜひ。

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中秋

こんにちは。タカノリです。
夏が終わり過ごしやすい季節になってまいりました。今週は連休に続いて秋分の日もあり休みが続きますが、オリンピックの影響で10月には祝日もないので、季節の変わり目に一旦呼吸を整えて息継ぎをする様な感じですね。

天王寺区・T寺離れリフォーム工事がいよいよ完成です。
お施主様と温故知新を合言葉に、古いものと新しい材料を組み合わせ、時には即興的に考えながらつくってきましたが、小さいながらも豊かな空間になった様に思います。相変わらず吉野のヒノキは素晴らしく、柔らかさと緊張感の絶妙なバランスで空間が締まります。

そういえば、お施主様からのご要望で、仕上げの漆喰の下地に石灰クリームに麻炭とスサの練り込まれた左官材を塗りました。写真の黒い部分がその材料を塗った部分です。黒い状態も割とカッコよく、このままでも使えそうな気もします。仕上げを塗った後はあまり嫌な匂いがせず、やはり消臭効果があるように感じました。

心地の良い住まいになれば幸いです。

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タケとヒノキ

こんにちは。タカノリです。

天王寺区・T寺離れリフォーム工事では田畑大工によってヒノキの床と天井が貼られました。

吉野産の天然乾燥のヒノキ。無節で艶があり空間が引き締まってとてもキレイです。
お施主様のご要望もあり、トイレの天井にはヒノキ網代の板と角を収める為の竹を誂えることに。大工とどうすれば収められるか現場で相談し、竹を割らない様に慎重に丸ノコの刃をいれ、1本の竹を3/4程に割り、出隅の角の抑えをこしらえました。

元ある建物の意匠を活かしながらのリフォームは微妙な収まりなど現場でしか決められない部分も多く、コンパクトな建物なので1日1日の進捗に緊張感がありましたが、無事大工工事の大方が終わりました。最後は仕上げの左官工事。漆喰の下に少し特殊な下地材を使う予定なので仕上がりがどうなるか楽しみです。またご報告出来ればと思います。

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涙そうそう

こんにちは、タカノリです。
オリンピックのはじまりと共にいよいよ夏も盛ってまいりました。
色々とゴタついていたオリンピックですが、いざ始まってみると毎日見入ってしまいますね。
普段スポーツ観戦は全くしない完全なにわかですが、日本代表の真剣な眼差しと金メダルを取った瞬間の安堵と歓喜の表情をみると、毎回ちょっと泣きそうになる自分に加齢を感じる今日この頃。
次の次のオリンピックくらいはずっと号泣してそうです。いや、3年後も危ないな、、、

さて、天王寺区・T寺離れリフォーム工事が着工しました。
お寺のなかにある6畳と4畳半に水回りを備えたコンパクトな住まいの改修。
シンプルな構成の中にヒノキの床と天井、そして造り付けの家具を設える計画をしています。

左官屋さんによる綿壁の撤去そして今日から大工工事。既存の木製建具のガラス模様も小洒落ていて、古きを丁寧に残しながらコンパクトで居心地の良い住まいになるように造っていきます。

お盆休みももうすぐそこ、次回のブログは秋になった頃でしょうか。暑さに負けずこの夏を乗り切りたいと思います。

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後半戦

こんにちは、タカノリです。
いよいよ今日から7月で2021年下半期が始まりました。
ワクチン接種が本格化してきたり、賛否両論ありますが7月後半はいよいよオリンピックが開催されるなど、徐々にコロナ以前の活気を取り戻す下半期になれればいいなと願っています。
あっ、この場を借りて謝罪、訂正させて頂くと、
去年末各所にお配りさせて頂いた木村工務店のカレンダーはオリンピックが正式決定前に作られたカレンダーですので、7月19日が祝日となってしまっております!
正しくは、7月22日・23日が祝日なのでお持ちの方はお間違えのないようご注意ください。

さて、会社のサンプルルームの完成が近づいてきました。
従来あった床材などのサンプルを並べ、今回新たに建具やスイッチのサンプルも作りました。

設計の打ち合わせの中で、よりわかりやすく完成の姿をイメージする助けになればと考えています。

そういえば、前回のブログで書いていた、協力業者の会のオンライン総会がついに実施されました。
精親会という協力業者の会員全員とまではいきませんでしたが、社員及び各協力業者合わせて40名を超える人数でのオンラインミーティング。一人一人簡単な挨拶も含めて喋る機会も設けたのですが、協力業者同士でも以前は数ヶ月に一度は必ず顔を合わせていたのですが、もう1年以上会っていない方々もいらっしゃったとのことで、オンラインという形でも今回開催出来てよかったと改めて感じ、同時に定期的な集まる場の大切さも痛感しました。

このオンラインという力を業者間の打ち合わせなどにどんどん活用していきたいですが、
来年の総会はできれば研修旅行というざっくばらんな打ち解けた場で開催したいですね。

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オンライン!

こんにちは、タカノリです。
6月ということは今年ももう少しで半分。コロナ禍になってから仕事以外で外を出歩くことも少なく、会社の節目節目の行事もないのでなんだか季節感が薄く、時間の流れも抑揚なく過ぎている様に感じます。
例年であれば、木村工務店にとって6月の頭は協力業者との昭和感ある旅行がありました。
木村工務店の現場のものづくりの仲間である業者さん達と親睦を深め、普段言えない事も含め話し発散出来るいい機会であり、1年の後半に向けての節目でもありました。またこんな密な写真が撮れるようになりたいものです。

とは言え、やはり伝達事項や少し皆さん揃って顔を合わせる機会を持ちたいということで、今年はいよいよZOOMを使ってのオンラインミーティングを画策しています。
昨年から始まった、急激なテレワークやオンライン会議の流れに木村工務店もある程度は追随しており、実際にZOOMやWHEREBYといったツールを使って、お施主さんや業者の方と打ち合わせする機会もかなり増えました。やはり便利になった点も多かったり、微妙なニュアンスは伝わりづらいと感じる点もあったりと、試行錯誤の中運用しております。
協力業者の方々は、仕事で使われている率も様々。既に何度かテスト運用をしていますが、ITにアレルギーのある方もいれば、意外とすんなりこなす高齢者の方などキャラクター豊富で悩ましいです。今月末の開催に向けて着々と進んで行きたいと思います。

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梅雨入り

こんにちは、タカノリです。
梅雨は6月というイメージしか頭の中になかったのですが、あまりにも早い梅雨入りに驚いています。なんでも統計を取り出してから最も早い梅雨入りだそうですね。統計は果たしていつから取っているのでしょうか、、、。
建築に携わるものとしては外部の工事がなかなか進まなくなり、辛くなる時期でもあります。早く入ったということは、早く終わることを祈るばかりですが、終わりは変わらないという噂もチラホラと。

さて、木村工務店一級建築士事務所として、設計・監理で携わっている、くるみ愛育園新築工事が着々と進んでおります。

捨てコンクリート打設から

配筋へ

そして先日、弊社の設計施工物件の構造設計にも携わっていただいている木構造建築研究所の田原さんと共に、配筋の検査をいたしました。

厳しい検査の目にもしっかり対応していただいており、同じ施工も行う会社としても、とても勉強になっております。このまま順調に進んでいきたいところなのですが、行く先には今建築業界を騒がせているウッドショックの魔の手が。
今までは普通に入手出来ていた集成材という新築の構造などに使う木材が、北米や中国の住宅景気による経済的圧迫とコロナ禍が相まってなかなか入手することが出来ず、様々な材木屋さんプレカット業者さんが今、本当に苦労されています。

弊社の設計施工では古くから付き合いのある、吉野の杉やヒノキ材をつかって、新築を施工していく計画をたてているのですが、事態があまりにも長引き、国産材の需要と供給にも逼迫すると、また色々と考えなければならない局面を迎えるかもしれず、こちらも早く終わることを祈るばかりです。

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はじまり

こんにちは、タカノリです。

木村工務店一級建築士事務所として、設計監理をしている保育園の新築工事が、いよいよ本格着工しました。今回は設計と監理のみ携わっております。まずは杭工事から。

遣り方によって出た建物位置を元に、地面に杭位置がプロットされ、柱状改良と呼ばれる地面の中に柱状のセメントを作っていく工事です。杭工事が終われば、いよいよ基礎工事に向けて進み出します。まだまだ序盤戦ですが完成へ向けて見守っていきたいと思います。

 

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