曜変

こんばんわ。設計部のタカノリです。

GWは諸事情で遠くに行けなかったので、ふと思い立って大阪城の北にある藤田美術館に曜変天目茶碗を見に行ってまいりました。器には全く造詣が深くないのですが、宇宙と言われるのも納得できる吸い込まれる様な黒と青の色合いに少し遠出した気分になれました。

さて、四条畷市・T邸リフォーム工事は一通り解体が終わり、天井の裏に隠れていた黒く太い梁が姿を現しました。築100年以上というこの家はやはりその歴史を感じさせる重みがあり、元の姿を生かしつつ今後も長きにわたって住まわれる家にどう変貌させるか、まさにこれからというところです。

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中央区N社新築工事では、住宅内部の階段も取りつき、軽量鉄骨により内部の間仕切りがどんどん作られています。こちらはこれから1っか月がまさに大詰め。気を引き締めて臨みます。

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進化

本日海外製キッチン製品のショールームを見学してきました。

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GAGGENAU・Miele・AEG等、やはり値段ははりますがそれ相応の価値のある製品が多く、特に食洗機なんかはまだまだ国産より一歩先を行っているのを実感しました。そもそもの製造の考え方から違う様で、やはり日本人はまめな国民性からか食洗機は皿洗いの補助的な意味合いが強いのですが、ヨーロッパのメーカーは兎に角ほとんど何もしなくても洗いきってくれることを第一に考えているようで、それが人間にとっていいことなのかどうなのかはさて置き、やはり洗浄力と便利さは目を見張るものがありました。

 

さて、四條畷市・T邸リフォーム工事が先日着工いたしました。

いつも通り、まずは解体から。

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隠れていた天井からは黒く、大きな梁が現れてきました。かつての増築や改装で見えなくなっていたのですが、今回のリフォームで元の姿を復元しつつ、新しい設備も整え住みよく人の集える住まいしていこうというのがコンセプトです。リフォームは開けてみないとわからないことも多く、ここからが本当のスタートでもあります。

そういえば、本日のショールームに同行していたお施主様の2歳の娘さんが、見学中youtubeで動画を見ていたのですが、途中広告動画が出てきた時、広告をスキップするというボタンを連打していました。自分が2歳の時に広告を飛ばすという概念は確実になかったはずで、機械の進化とともに人も確実に変化しているのだなと痛感した春の昼下がりでした。

 

takanoriby タカノリ

GET DOWN

こんばんわ。

今日は本当に暖かく過ごしやすい一日で、

春の訪れをじわじわと感じ、桜が咲く期待度も高まる中、

未だにウルトラライトダウンジャケットとウインドブレーカーのコンボを

脱げないまま過ごしております寒さ不安症のタカノリです。

12月に予約し、1月には入荷するはずだった

某アウトドアメーカーのかなり暖かいダウンジャケットが

諸事情により先週、やっと届きました。

まだ一回しか着ていないのですが、もう用無しでしょうか、、、

 

さて、先日鰻やさんの改装のお引き渡しがありました。

店舗の改装ということで営業のこともあり短工期での勝負ではありましたが、

なんとか予定通りのオープンに間に合わせることが出来ました。

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パースを使ってイメージをすり合わせながら打ち合わせを重ね、

想定とかなり近い形で仕上げられたのではないでしょうか。

このお店、鰻はもちろん美味しいのですが、

1階にはJBL4312、2階にはARTEK846のスピーカーが導入されており、

到底鰻屋さんとは思えない音響設備が整えられており、

店主セレクションのJAZZレコードをかけて頂くと

音が踊りだすかの様なかなり凄まじい音がでます。。

これから次第に暖かくなり鰻が食べたくなる季節が近づいてきますね。

ご興味ございましたらこちらからどうぞ。

 

BY タカノリ
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DIT

こんばんわ。タカノリです。

さて、続々と竣工間近です。

京都Y邸リフォーム工事は本日社内検査がありました。

こちらは施主自らによる塗装。

しかしそこはものづくりに携わっているお施主様。

プロ顔負けのこだわりで、アクセントカラーの効いた

キレイな仕上がりになりました。

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特にラワン合板の塗装は最早ラワンの域を超越した仕上がりに。

現場で、「南洋系木材による製作キッチン」と命名されました。

 

四条畷市T邸新築工事も竣工までもう一息。

頂点のずれた屋根が庭と良い関係で繋がり、一体感が生まれました。

そしてその横の建物ではお施主様兄弟と友人による納屋だった建物の改修。

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もとの古民家の雰囲気とセンスが融合し、

DIYの域を逸脱した仕上がりに。

桂離宮をイメージしたという平面的にデザインされた襖が空間に映えています。

 

こうしてみると建築、特に住宅というのはとても面白く、

プロの手によって最高の素材で隅々までビッシリと仕上がっているのも素晴らしいですが

施主という住まい手が思いを込めて手を入れた建物は

それとはまた違う空間からにじみ出る様な良さがあります。

工務店としてはそういって一緒になって作っていけることは

おそらく最大の醍醐味の一つなんだと実感した一日でした。

 

by タカノリ

re-born

堺市にある、鰻やさんの改装工事が着工いたしました。

やはり、まずは解体から。

創業78年になる老舗。

現在の場所で約40年続いてきた歴史を名残惜しみながらも

昨今のうなぎの価格高騰もあり、

鰻やさんのこれからのあるべき姿を思い描くオーナーの強い思いから、

今回の命題であるRE-BORNに向けて、着々と進んでおります。

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イメージは老舗の雰囲気を残しつつも、カウンターのあるモダンな空間へ。

厨房を刷新し、機能性を高めることも重要な要素です。

来月のオープンを目指して、邁進してまいります。

 

by タカノリ

根ざす

あけましておめでとうございます。

年末年始の気分も終わり、徐々に平常運転に移行してまいりました。

寒さも一段と増し、今まさに冬の真っ盛りといったところでしょうか。

昨年末より中央区N社新築工事が着工いたしました。

鉄骨4階建ての建物なので、いつものスウェーデン式サウンディング試験ではなく

ボーリングによる綿密な地盤調査を行い、先日杭工事に取り掛かりました。

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鉄管の先に掘削の為の羽がついた杭を地中に埋め込みます。

これと基礎を緊結することによりこれから建築する建物を安定させるのです。

まさに地に根ざす為の工事ですね。

建物は見た目に現れる部分ももちろん重要ですが、

こうしてと地中や仕上げの裏に隠れた下地の部分がとても大事です。

無事工事が進みますことをお祈りし、新年最初のブログとさせて頂きます。

今年も1年よろしくお願いします。

 

by タカノリ

木組む

四條畷市・T邸新築工事の加工場での手加工は順調に進んでおります。

まずは加工場で仮組みをするため、

プレカットされた材料から外周周りの軒桁を組みます。

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その後ベッショ大工をはじめ、

ササキ大工、タバタ大工、沖建設のイワさんといった

手練の大工さん達の手によって柱が立ち、隅木が一本ずつ立てかけられていきます。

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思えば初めて書いたブログから紆余曲折を経て、

ついにここまで辿り付きました。

パソコン上で書いていた、ただの図面や3Dが、

大工さんを始めとした職人さんたちの手によって、現実の物質を超え、

空間として削り出される様は、いつ見てもやはり偉大です。

来週にはいよいよ建方。

そして地に根ざす!乞うご期待!

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by タカノリ

秋のあれこれ

なんだかくしゃみが止まりません。

そう言えば去年もこの時期にくしゃみをしていた気がする、と思い

実は花粉症なのではないかと調べてみると、

11月はセイタカアキノキリンソウという植物の花粉が多いそう。

身長が高いこと、バカにされてませんよね?

どうもタカノリです。

京都・Y邸リフォーム工事はラワン合板化粧貼りの天井が貼られ、

部屋の雰囲気が少しずつ見えてきました。

突きつけでさり気なく400mmズラした目違い貼り。

軽く面取りした突き合わせ部分が、塗装により引き立ちそうなので

仕上がりが楽しみです。

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阿倍野区HA邸新築工事は鉄骨ささらの階段が付き、

壁のプラスターボードが貼られ、いよいよ仕上げが近づいて来ております。

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そう言えば、昨日のスーパームーンはかなり大きかったらしいですが、

大阪は残念ながらの雨模様。

しかし今日もなかなか大きく輝いておりました。

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ごきげんよう。

byタカノリ

日進月歩

徐々に寒さが顔を出し始めた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

まだまだ冬には遠い感じがしますが、

季節の変わり目は突然寒くなったりするので本当に着る服に困ります。

風邪などひかない様に気をつけたいところです。

 

さて、京都Y邸リフォーム工事が日々進んでおります。

2階の床が解体され、梁と柱だけとなった家に、まずは構造補強です。

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既存の構造は梁と梁のピッチが大きく不安要素が多かった為、

写真左の梁の間に構成されていた小梁を撤去し、

写真右の様に910mmピッチで大きな梁を新たにいれていきます。

最後に梁の上に構造用合板を貼り、十分な床剛性を担保します。

耐震を考えた補強工事はやはり昨今ではリフォームする上で、

外すことの出来ない必須項目ですね。

床が終われば次は壁を補強。見えないところが大事。

冬真っ只中の完成に向けて歩みを進めている次第です。

 

一方、K家リフォーム工事では上下棟式という一風変わった行事がありました。

2階建てを一階に減築することが今回の大きなコンセプトの一つですが、

その為に2階の棟を降ろし、新たに棟を上げることになり、

かつて上げられた幣束が出てきたこともあって

新たに日付を追記し、再び上げる準備をした。という訳です。

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こちらも先の見えない完成に向けて、徐々に進んでおる次第です。

 

by タカノリ

着々

着工中の現場が続々と出てまいりました。

阿倍野区・HA邸新築工事は順調に進んでおります。

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気密も終わり胴縁が巡らされ、いよいよ仕上げが近づいてまいりました。

もう納まりを迷っている暇はありません。

大工さんの手を止めないよう必死にくらいついていくばかりです。

 

京都Y邸リフォーム工事は先週より着工。

現場監督のナンバくんが大安吉日に着工の儀式として

壁の一部を取り壊してくれました。

そして一週間。

あっという間に間仕切り壁が解体され、大きな空間が。

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リフォームは開けてみないとわからないことも多く、

全容が現れるまでは少しドキドキしますね。

 

K家リフォーム工事も今は着々と進んでおります。

既存の和室を残しながらの2階を取っ払う減築。

元の2階の棟を利用して簡易的な素屋根をかけ、

その下に新たな屋根を作り、雨をしのぎながら徐々に減築していくという

ウルトラEな方法で進んでおります。

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ついに断熱材も入り始め、上棟式ならぬ既存の棟の下棟式まであとわずかです。

 

なかなか現場ブログらしい現場ブログになったのではないでしょうか。

某大きい現場監督が遺した、「現場ブログは報道だ」の精神にのっとり

今後も精進したいと存じます。知らんけど。

 

by タカノリ

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