高野山!

高野山で本格的な仏式の地鎮祭を経験しました。
聴くところによると、弘法大師は、最初に高野山に訪れた時に、「神」さんに、この地にお寺を建てることを奉ったそうです。仏と神の近しい関係性。

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↑ 仏式の独特の趣き __________ ↑ こちらが神式
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↑ なんだか建築的なしつらえ。
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↑仏式の四方払え。仏式の黒。 _____ ↑ 神式の四方払え。服装が艶やかです。
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↑ これが、「高野槙」。浴槽にも使用される水に強い木です。野菜を斜めにカットして、こちらに向けるのは、新鮮なものをお供えするためだそうです。さて、設計は誰で、どんな建物ができるのでしょうか? それにしても、5月の中ばだというのに、気温は6度で、震えるぐらいめちゃくちゃ寒かったのでした・・・・。
by シャチョウ。

「加工場」という環境と「ものづくり」の方法論

4月15日の日曜日に、加工場で催した「まちのえんがわ」ワークショップは、「廃材プランター製作と多肉植物」でした。そのメインコーディネーターの家谷植景研究所の家谷さんがフェースブックに、こんな書き込みをされていました。

家谷 由起

日曜日 木村工務店まちのえんがわで木でプランターを作って多肉植物を植えるというワークショップを行なった。
圧縮した空気の力で4センチほどの針を木に突き刺す機械でプランターを作るわけだが結構危険。のんきに構えていたが30組総勢50人ぐらいに参加者が膨らみ内心ひやひや。 みんなご機嫌で完成し怪我がなくてよかった。
それもこれも木村工務店スタッフによる段取りに依るところだ。
安全な方法をそれとなくなんとなくみんなが考えて前日には治具付きの作業台が完成していた。 そして事務の女性によるシュミレーションも行なわれ製作工程や安全対策はバッチリ。
それとなくなんとなくを形にしてしまう総合力がおもしろい

4日ほど前から加工場では、ワークショップの準備を本格的に始めだし、夕方ぐらいになると、自分たちの仕事を終えて、なんとなく加工場に大工や現場監督が集まってきて、ワークショップ参加者の皆さんが、本当に上手くプランターを作れるのだろうか? それも短時間で、怪我なく、「全員」が作るためには「どうしたらエエのだろうか?」という、「心配と不安。楽しみとやる気」が、うちのスタッフと加工場の中に、ぐるぐると渦を巻きました。

それはまるで、音楽のセッションのように、「ちょと、試作でも作ってみよか!」 という真剣だが軽やかなのり。「そうそう、総務のミカワさんにやってもらおうよ!」と言うことになって、何人かで、ものづくりの「ジャムセッション」をすることになりました。
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無事完成した、笑顔のミカワさんの顔を見て、取り敢えず、皆が、ひと安心したのでした。それで、次は、ワークショップ前日に、その時、産まれたアイデアの、簡単安全にプランターを作るための補助ガイドを作業台に取り付けて、今度は「まちのえんがわ」スタッフのアオキさんと経理のコバヤシさんに参加してもらって、もう一度、「ジャムセッション」をしてみました。

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今回も無事に完成し、笑顔のアオキさんと、はにかみながらも満足そうなコバヤシさんの姿を見て、これで、なんとなく、いけそうな気がしてきたので、スタッフの皆は、明日の「LIVE!」に全力を注ぐために、加工場から、そぉっと、静かに、消えていくのでした・・・。
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↑加工場の中の職人事務所でビールを飲みながら談義する木村工務店のスタッフ。
↓4月15日の本番。ワークショップの「LIVE!」

by シャチョウ

ある日の加工場。

アルファヴィル一級建築士事務所による西宮I邸新築工事の構造材加工の打ち合わせが、木村工務店の加工場で行われました。設計事務所さんから女性2名と工務店から男性2名で、男女がこんな形で力を合わせて建築を造っていくのもなかなか良い雰囲気です。 現場監督のツジモトと大工のタバタが、構造材の納まりを検討するために、真剣な眼差しで、女性2名の設計士の話に耳を傾けます。その後ろでは、3人の手伝いさんが、別の現場の基礎工事の型枠の加工をしています。
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↓ 4月2日から関西大学を卒業したフクダくんが大工見習いとして、ササキ棟梁とタバタ大工の元で修行をする事になりました。カンバレ!
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DSC08824← タバタ大工が納まりを検討している横で、建築の専門学校を卒業して、大工になりたいという学生が、大工作業を見学しにやって来ました。
↓ベッショ大工とタバタ大工がお互いに意見を交換して、刻みの検討をしています。
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↑ 「まちのえんがわ」のレリーフ製作とライブペインティングワークショップで、谷口智則さんが即興で描いた絵に対峙して、刃物を研ぐベッショ大工です。
↓ 加工場でのライブペインティングとワークショップの様子です。
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戦前からある加工場が「ものづくり」の心構えと空気を脈々と伝えてくれているのです。
by シャチョウ

ライトセーバーをもらって喜ぶ現場監督!

東大阪W邸リフォーム工事のお引き渡しに参加すると・・・・
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DSC07652社内検査では、まだカーテンが取り付いていませんでしたが、お引き渡しでは、サンダーソンという外国製の見たこともない花柄の紙クロスと、こんな綺麗な花柄のカーテンとで、とっても艶やかな部屋に。

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DSC07657社内検査では、まだ、フミノ大工が建具の取り付け調整をしているところでしたが、お引き渡しでは、メープルの床に淡いブルーの壁と白い扉の衣装部屋が完成しました。さて、どんな服や鞄や靴が並ぶのでしょうか・・・・・

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↑ブラックウォールナットが貼られた床の寝室で、照明の器具説明をするMK電気のカヤさん。

← 引き渡しの前は、階段を上り下りしながら忙しく最後の調整作業をする現場監督のモリタくん。

↓ お引き渡しの時には、現場監督のモリタくんが、スターウォーズフリークだと知ったお施主さんから光って音がでるライトセーバーをサプライズプレゼントされて、メチャクチャ喜ぶ現場監督のモリタくん! そしてその様子を笑顔で見守る設計のタナカくん。DSC08114
by シャチョウ

地鎮祭という儀式

シャチョウのキムラです。
本日より現場ブログに参加することになりましたので、皆さんよろしくお願いします。

さて、2月11日の建国記念日は、上町研究所の定方さん設計による奈良・S邸新築工事の地鎮祭がありました。、暦のうえでは友引ですが、「建築吉日」でありました。
DSC06708うちの地鎮祭は、テントを建てる。というのが伝統的な習わしです。現場監督と手伝いさんとで設営と準備をします。
私が到着するまでに、ほとんどの準備が整っているのですが、会社を出発前する前、忘れ物がないかどうか、現場監督のFくんに電話を入れると、シャチョウ!式次第を持ってくるの忘れてしまいました・・・と。そんな訳で、それを倉庫から取り出して、式には十分間に合って、無事届ける事が出来ました。
↓ 祭壇の様子。円錐型の砂は、工事部長のトミマスくんが、いつも丁寧に造くります。
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神主さんがやってきて、儀式は以下のように進みます。
↓修祓(しゅばつ):祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。
↓降神(こうしん)の儀:祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える
……………………………………儀式です。神職が「オオー」と雄叫びを発して降臨を告げます。
↓献饌(けんせん):神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式です。
………………………………酒と水の蓋を取ります。
↓祝詞奏上(のりとそうじょう):その土地に建物を建てることを神に告げ、
……………………………………………….以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。
↓四方祓(しほうはらい):土地の四隅をお祓いをし、清めるます。
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↓地鎮(じちん)の儀では・・・
↓ 刈初(かりそめ)の儀:設計_↓穿初(うがちぞめ)施主_↓鍬入(くわいれ)工務店
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↓玉串奉奠(たまぐしほうてん):神前に玉串を奉り拝礼します。
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↓撤饌(てっせん):酒と水の蓋を閉じお供え物を下げます。
↓昇神(しょうしん):神をもとの御座所に送る儀式で、再び「オオー」という雄叫びです。
↓直会(なおらい):式が終了し、「イヤサカ」と発声しながら御神酒で乾杯をします。
↓記念写真(きねんしゃしん):最近は、最後に、記念写真を撮ります。DSC06728
何よりも、お施主さんが喜ぶ、エエ家が、無事完成しますように。と祈ります。<(_ _)>
こういう、地鎮祭という儀式は、身の引き締まる想いがして、好きだなぁ・・・・・。

byキムラシャチョウ

次から次へ職人さんのバトンタッチ

東大阪のTK邸リフォーム工事の現場では、ダイニングと和室をつなげて、広いリビングダイニングにするリフォームする工事です。現場では大工仕事が終わると、電気屋さんへペンキ屋さんへ左官屋さんへと、次の職人さんからら次の職人さんへとバトンが渡され、仕事が仕上がっていきます。

↓ 大工さん
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↓ 電気屋さん
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↓ ペンキ屋さん
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↓ 左官屋さん
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現場定例打ち合わせ

現場定例打ち合わせというものがあります。

定例打ち合わせ

設計の段階では、お施主さんと設計担当が打ち合わせを重ねてお施主さんの家のイメージを形作ってゆきます。
そして地鎮祭が終わり工事が始まる段階になると、お施主さんの家をたちあげる為、現場監督や業者さん(もちろん設計担当も)を交えて打ち合わせを行っております。お施主さんの満足がいくまで「家づくり」は続きます。

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