品格

石川友博建築設計事務所による西宮・A邸新築工事の上棟式があって、沖棟梁が半被を着てやってきた。
DSC00085
DSC00097
↑ お施主さんとお酒を酌み交わす沖棟梁なのだけれど、いつものように私の横に座ると、こんな言葉遣いで、沖棟梁の「講義」がはじまるのだった・・・「我がJAPANの木造建築は世界にたぐいまれなる技術をもっているのであって、しかも気品と品格があるのであって、この品格ちゅうもんわ、内面からでてくるというのではなく、天啓であって、閃きでもあり、神からの贈り物なのだ。」と酒を酌み交わしながら、語るのだった・・・。

by シャチョウ

ガーデンアート

DSC09700
DSC09713
DSC09755
DSC09751
DSC09747

ハウステンボスで開催される世界フラワーガーデンショーで、
ガーデニングワールドカップに出展する予定の
パーゴラのような、ちょっと変わった木組みを製作中です。
設計は、+formの上野さんで、
本日、大工の沖チームが、加工場で仮組をしました。
来週にはハウステンボスまで出向いて設置する予定です。
さてさて、これが、庭の中で、どんな雰囲気になるのか、とっても楽しみです。

by シャチョウ

金髪の女の子と施主の娘さん

島田陽建築設計事務所による芦屋市・I邸新築工事のお引き渡しに行くと、カワイイ金髪の女性がいて、聞くと、昨日チェコから神戸に到着したばかりで、インターネットで島田陽さんの建築を知って、オープンデスクにやってきたらしい。凄い行動力!! その横の女性は、十年ほど前に、うちで施工した家に住む娘さんで、島田陽さんのところで、建築を目指しているらしい。偶然本日出会って、一度お礼を言おうと思っていて、エエ家を建てて頂きどうもありがとうございました。と言われて、とっても嬉しかった! こちらこそ、ありがとっ!
DSC06883
↓ 二人の女性の向こうにはこんな浴室洗面便所コートが・・・
DSC06925
DSC06917
DSC06915DSC06913
↑ 引き渡しの器具説明の待機中。
DSC06897
なんだかとってもカワイイ空間だった。

by シャチョウ

さまざまなライフスタイル

「お引き渡し」とか、「地鎮祭」とか、「上棟式」とか、
世の中というものは不思議なもので、かたまる月があって・・・

DSC05585DSC05595
DSC05617

石川友博建築設計による芦屋・N邸新築工事では、大工の作業が前日まで続きながらのお引き渡しで、季節外れながら、暖炉の火入れ式があって、暖炉って、やっぱり、エエなぁ・・・と、皆で眺めた。

DSC05499DSC05777
↑ 左は、社員のTくんが大阪市内で土地を取得して新築することになって、2間のテントがぎりぎり入るか入らないかの狭小住宅の地鎮祭。右は、西宮の閑静な住宅地での高低差のある敷地の地鎮祭。さまざまな、「敷地」とか「周辺環境」があり、その「環境との付き合い方」によって、さまざまな家造りが生まれるのだなぁ・・・・と、眺めてみる。

DSC05633DSC05797

↑ 左は、矢部達也建築設計事務所による堺市・F邸新築工事の上棟式で、お施主さんが、四角に塩とお米と御神酒を蒔きながら工事の無事竣工を祈る姿を、皆で眺めた。右はタカヤマ建築事務所によるTK邸TT邸という兄弟家族が隣どうしで住むツイン住宅のお引き渡しで、道行くひとが自転車で通過しながら、お洒落なツインな外観を眺めて行くのだった・・・。

さまざまな敷地があり、さまざまな家があり、さまざまなライフスタイルがあるのだなぁ・・・。by シャチョウ

焼き鳥の串

(AR設計)柏原・T邸新築工事の引き渡し前の現場チェックに行くと、増田タイルの職人さんのコジマさんが玄関タイルを貼っている真っ最中でした。
DSC04999
DSC05005
↑ ちょっと面白いのは、焼き鳥の串で目地の隙間を調整していました。

DSC04997
↑ 「つくね」とか「もも」とか、表示があって、コジマさんに聞くと、「ほんまに食べた串だけ使ってるんやでぇ!」と。確かに、いつもながら腹のでっぱりは凄いですけど、そうやって、いろいろ道具を工夫するのが、エエ職人さんですよね。
DSC05001
DSC05063

↑ 外構工事を残して、内部の引き渡しに行くと、焼き鳥の串の効果か、玄関タイルは綺麗な目地で貼れていました。

DSC05039
↑ 引き渡し時の設備業者による器具説明の間のひとこま。

by シャチョウ

ニトリのシャンデリア風照明器具

DSC04160

生野区鶴橋・KS邸リフォーム工事(長屋の二世帯住宅改修)でのお引き渡しの日の事。設備の担当者が器具説明をした後、食卓のテーブル用にお施主さんがニトリで買ったというシャンデリア風の照明器具の箱が、ちょこんと置いてあって、それを吊して照明器具の高さ調整しようという事になりましたが、箱を開けてみると、ひとつずつの照明を組み立てる必要があって、うゎー面倒くさそう!。それで、器具説明に参加した担当者や設計担当者や現場監督が集まってきて、お施主さんと一緒に皆で組み立てました。それが、なんとも「オモロイ」光景だったのです。

DSC04170
DSC04174
↑ あーだ、こーだ、ワイワイガヤガヤと言い合いながらの組み立て作業

P4260002

↑ 組み立てを完成して、なんだかんだと言いながら、お引き渡しの喜びと共に、皆で一緒に「喜ぶ」のでした・・・・。

by シャチョウ

一生懸命働く職人さんの姿

設計施工による芦屋・M邸新築工事石川友博建築事務所による芦屋・N邸新築工事の現場に行くと、一生懸命働く職人さんの姿があって、そんなのを見ると、エネルギーをもらって、気持ちがエエですね・・・。
DSC03429
↑ 手伝い職の松っちゃんとドウニシさんが、ブレーカーで土間を斫っていました。ダッダッダッダッダーとツインドラムのように大きな音が!

DSC03431

↑ 山本塗装のヤマモトさんが、ローラーで塗装の見本を作成中!

DSC03433

↑ フミノ大工が作業中!

DSC03417

↑ 山本左官のナワタさんが外壁を塗り壁で作業中!

「働く」というのが最も幸せな「出来事」なのかも・・・。by シャチョウ

クリストの包む芸術のような?

image

クリストという大きな建物や橋を包んだりする芸術家がいて、先日、丹波篠山で上棟式があった、石川友博建築設計事務所による篠山・M邸新築工事は、上棟後に、建物を雨から守るため、ブルーシートで養生した、雑木林の別荘地に佇む姿は、まるで幼虫のようであり、クリストの包む芸術のような雰囲気でした・・・。

DSC02390DSC02395DSC02415DSC02403

さてさて、どんな建物になるのか楽しみです。 by シャチョウ

大工の笑み

上棟を無事に終えた後の上棟式の宴での大工さんの笑みはエエですなぁ・・・。

DSC08692
DSC08720DSC08724
石川友博建築設計事務所による甲陽園・I邸新築工事の上棟式では、方形の木組みの中心が天窓になっていて、柱がなく、80歳を超える沖棟梁は、こんな木組みが本当にしっかりと持つのかどうか、一度やってみたかったけど、今まで機会がなく、この歳になって、まだまだいろいろ経験出来るのは嬉しいコトやわ。と、満面の笑みの上棟式だった。

 

DSC08680
DSC09160DSC09172

タカヤマ建築事務所によるTK邸TT邸のツインの建築は、ファサードの柱が前面に少し傾斜している設計で、それで、プレカットにその部分だけを加工場で手加工する事になって、佐々木組のタバタ大工の手鋸を引くカッコエエ姿があって、雨の合間をかいくぐりながら、無事上棟式を迎える事が出来、その上棟式の宴での大工さんと現場監督と設計者の笑みに、上棟の喜びを感じたなぁ・・・。

by シャチョウ

リフォーム工事で窓を悩む

お正月明けに、東大阪・H邸リフォーム工事の現場に行くと、リビングキッチンの窓と天井が出来ていて、サッシュの高さを高くした事で、リフォーム前の部屋に比べて、外との繋がりが感が出来て、開放的でエエ感じになっていた。これからは、日射遮蔽の事を考慮して、窓と同じ高さに庇を付ける予定で、さてさてどんな感じになるのだろうか・・・。
DSC05511
↑ 解体中のbefore
↓ 工事中のafter
DSC07947DSC07949
↑ 以前にはなかった東面に、大きな窓を付ける事になったのだけれど、現場に行った時に、丁度良い位置に見事な柿の木があったので、それが綺麗に見える窓の形と大きさを提案し、こんな感じになった。

リフォーム工事の面白さのひとつに、現場であれこれ悩んで、窓を考える面白さがあって、施主と設計者と現場監督と大工さんが現場で、あーだこーだと一緒に悩むのが面白かったりするのだなぁ・・・。

by シャチョウ

1 3 4 5 6 7 9