洗面脱衣室、玄関収納 プラン例

今回は、洗面脱衣室のひとつのプラン例をご紹介します。

通常は1坪の空間に洗面台と、洗濯機があるというシンプルな構成になる洗面脱衣室ですが、 洗濯をし、顔を洗い、着替えるという行動から、洗剤(ストックも多い)やタオルなど置くものも多く、着替えも置きたいがスペースはないとか、また、湿度も高くなり生活臭が出やすい意外とやっかいな場所でもあります。

こちらは特に住まい手のご要望を反映し細かな工夫をした洗面脱衣室の例です。

洗面脱衣室 収納例

洗面台はlixilピアラを解体し、ボウルと鏡だけを使用しております。

洗面ボウル周辺棚は、水に強いポリ合板とメラミン板で製作しました。

ヘアドライヤーポケットの奥にはコンセントを付け、コンセントにつなげたまま簡単に収納できるようになっております。

室内干しができるように、天井にホスクリーンを仕込み、空気の流れを作るため、壁付けサーキュレーターを設置しました。

部屋干しの洗濯物をすぐ畳んで収納できるよう、収納棚にはスライド式のカウンターを付けております。

水がかからない部分の収納は、調湿作用を期待し、杉の集成材を使用しました。

私もこの住宅を担当してから自宅の脱衣室に小さなサーキュレーターを置いておりますが、タオルの乾きも良く(部屋干しの臭いがしない)、湿気が籠らず、とても心地いい空気になりました。

この小さなエアコンのようなサーキュレーターはお施主様が見つけたものですが、小さな空間である洗面脱衣室で邪魔することなく、おすすめです。

玄関収納

こちらは同じ住宅の玄関収納です。傘かけは大きめのタオル掛けを使用しております。玄関収納も臭いが籠りますので、窓を設けました。

棚は杉の集成材を使用し、全て可動棚です。

写真には写っていませんが、手前にはコート掛けスペースもあります。

以上、洗面化粧台と玄関収納の紹介でした。

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「女性と違う、男性やで」

こんばんは、設計のササオです。

青森の母から「りんごの収穫をします。欲しいですか?」という季節の便り(メール)が届き、もうそんな時期か、と切なさを感じる今日この頃。

これから10月のりんご、新米、11月のりんごと美味しい便りが来るのが楽しみです。

さて、近所のF邸では玄関交換工事が行われております。

30年前の開きの玄関戸を、引戸に交換です。

beforの写真です。

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解体して玄関戸設置まで1日で頑張ってくださいました。

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本日は山本塗装さんがパテで下地処理をしておりました。

突然「女性とちゃうで、男性やで」と言われ、「???」な私。

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冗談への瞬発力がなく、修行が足りないようです。

精進いたします。

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byササオ

残暑見舞い申し上げます

こんばんは、設計のササオです。

お盆前に引渡ししました、「生野区S邸リフォーム工事」の工事の様子をご紹介します。

間口2間の長屋です。

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構造補強・床下地の様子

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壁充填断熱、壁・天井下地の様子

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家具作り込みの様子

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塗装工事

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器具取付・洗い

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玄関の様子です。まだFixガラスが入っていません。

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ガラスが入りました。外観がお店のようです。

家財道具が入り、とても雰囲気の良い空間になりました。竣工写真を撮るのが楽しみです。

残工事もありますので、引き続きよろしくお願いいたします。

今年のお盆休みの青森帰省は、最高気温20℃前半でとても快適すぎました。

伊丹→青森の飛行機から見た景色です。

風景1風景2

広い津軽平野。芝生のようなのが田んぼで、ちょっともこもこしているのがリンゴ畑です。

これが青森→伊丹の飛行機から大阪の景色を見ると、毎回コンクリートジャングルに投げ出される気持ちになります。

しかし、「住めば都!」。

夏の好物は、551のアイスキャンディー、冷コー、レスカ、ミックスジュース、三輪素麺!

sasao
byササオ。

暑さ対策

こんにちは、設計のササオです。
梅雨らしさがないまま、すっかり猛暑。
そんな暑い季節に着工した「巽北・S邸リフォーム工事」は、
解体直後は東からの日差しで金属サイディングが熱せられる強い暑さが感じられましたが、グラスウールを詰め込んでからは、熱せられる感じがぐっと減りました。
現場の定例打ち合わせの時に、施主様もはっきり感じるくらい、暑さは和らぎ、扇風機の風が心地よく感じられ、こんなにもはっきりと断熱材の効果が実感できると思いませんでした。
断熱改修は、冬のイメージが強いですが、この亜熱帯化しつつある日本列島では、夏の暑さ対策には積極的に遮熱・断熱を進めていきたいと思います。

S邸解体直後
解体直後の金属サイディングむき出し状態。

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グラスウールと壁下地、棚施工の状態。

こちらの現場も追い込みに入りました。
暑さで大変ですが、現場の皆様、よろしくお願いいたします!

sasaobyササオ

セパレート型キッチン・本棚

交野市・S邸リフォーム工事のキッチンをご紹介いたします。


↑before写真
以前のキッチンは、I型キッチンで吊戸があり、やや暗い印象でした。
出窓がありましたが、隣家が近いため、カーテンは開けることがないということでした。

こちらがafterの写真です。

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最大6名は座れるよう、ダイニングテーブルを大きくしたいというご要望と、家事動線も良いため巾180cmのセパレート型のシステムキッチンを採用しました。それを囲む収納やダイニングテーブルは、タモ材とシナランバーを使用した大工さんによる家具製作です。

冷蔵庫やシステムキッチン、家電収納等の奥行の違いが不自然にならないよう気を付けました。
キッチンを囲むカウンター収納は、たくさんお持ちのCDや単行本の高さに合わせ、下段は収納ボックスや雑誌を立てて置ける高さにしております。

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システムキッチンはキャビネットもステンレス製の「ナスラック」を採用させていただきました。
シンク下はゴミ箱置きのため、オープンにしております。使用勝手も良く、隠せる最適な場所です。

建具内の様子
↑木製建具内部の様子です。
既設の出窓を利用して、プリンター等奥行のあるものは出窓部分に置けるようになっております。また、出窓を残したおかげで乳半のポリカツインが優しく発光した様に見えます。
内部は既製品のかごを使い、とてもきれいに収納しておりました。

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廊下の壁をくり抜く形で、壁面いっぱいの本棚を施工しました。
白い壁の時よりも、広く感じます。

以上、S邸のキッチンと収納のご紹介でした。

sasaobyササオ

梅雨入り

こんにちは、設計のササオです。

昨年の春にナンバ氏が猫ちゃんを捕獲した住宅は、
解体がほぼ終わり、構造補強の準備に入っております。
古い長屋を20年前にリフォームしているのですが、
お隣との間の土壁があり、その手前に柱を建てているようで、
猫が十分はいる隙間がありました。
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いろんな隙間を埋めつつ、補強しながら、
お施主様の理想の空間になるよう頑張ります。

近畿地方は梅雨入りしたそうです。
「梅」という字がはいっているだけあって、青梅の時期ですね。
夏バテ予防に、梅シロップを仕込もうかと思います。

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・・・ところで、あれ?会社の梅が一粒もない・・・

sasaobyササオ

夏対策は万全ですか?

こんにちは、設計のササオです。
ゴールデンウィークがあったおかげで、5月は気が付けばもう下旬突入。
あっという間に夏模様です。
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会社屋上からの夕方の景色。(生駒山方面)
空の青さが、夏の訪れを感じさせます。
日焼け止めと虫よけスプレーは常備になりました。

竣工と着工の合間のため、今回は日々の細々したことを。

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生野区空き家の現地調査を行った長屋の和室。
見付8ミリの華奢な窓枠がきれいでした。

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桜井の現場帰りに立ち寄った天理駅の広場。
nendo設計です。
広場には日陰のデザインが大事だと、特にこの時期は実感しました。

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そして「まちのえんがわ」看板を検討中です。

その他、後回しにしていた報告書等を片づけております。

天気が良いと外に出たい!
早く現場が始まりますように。

sasaobyササオ

くらし

こんばんは、ササオです。
小さい頃、親に怒られるときの決まり文句は「蔵さ閉じ込める!」でした。
そのイメージもあり、どうしても蔵は「怖い場所」という感情は今でも残っています。

ご縁あって、担当することになった桜井市・H邸リフォーム工事
桜井H邸 解体直後3桜井H邸 解体直後2
解体直後は、やはり薄暗い雰囲気でちょっと「怖い」と感じるのですが、
改修後は天井の白い塗装で明るくなり、針葉樹合板の壁でラフで広々とした空間になりました。

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ロフトからの眺め。

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3方ぐるりと囲む本棚は、メルクシパインの集成材です。

ロフト空間1
もともとは、いろんな生活用品や農業用具を置いていた物置空間は、厚さ30mmの杉板を敷き込み、仮眠空間に。

まるで「大人の秘密基地」です。

青森の実家の蔵は、まだまだ「怖い」蔵のまま。羨ましい。

sasaobyササオ

桜梅桃李

花見に一番お金をかける「青森県人」のササオです。
雪に覆われた厳しい季節から、雪が解け土が現れ、
草が生え、桜が咲く。
桜の季節の喜びは、ひと際大きいのだと思います。しみじみ。

先ほど、桜井の現場より帰ってきました。

現場では散った梅がとても奥ゆかしく、歴史ある建物と相まってより美しく心を奪われました。
庭1庭2

元蔵を書庫にするための桜井市・H邸リフォーム工事は、ほぼ完成です。
壁面は梁下いっぱいの高さの本棚に囲まれており、独特の雰囲気があります。
ロフトに上がる階段ですが、手すりを検討中です。

F邸 手摺打ち合わせ中F邸 本棚

離れの四畳半のお部屋(昭和初期築)もお父様所有の古い本を並べる部屋にしたいというお声をいただき、補修方法を打ち合わせしてきました。
F邸 4畳半間

簡単な補修工事になりますが、こちらも楽しみです。

梅が散り、桜が5分咲き、通勤路の大阪城では桃の花も色とりどりで「桜・梅・桃」と検索したら「桜梅桃李」という四文字熟語が出てきました。
「個性を活かす」という意味だそうです。
桜井の現場はまさに建物の持つ、歴史や風土と向き合う建物の「個性を活かす」ということが課題の現場だな、と感じました。
「桜梅桃李」好きな言葉に急上昇。

明日は花見、晴れますように。
byササオ。
sasao

ミントの日

こんばんは、設計のササオです。
今日は3月10日「ミ(3)ント(10)」の日だそうです。
3月のフレッシュなイメージに由来するそうですが、
寒の戻りから、春らしいフレッシュ感は感じられませんね。
来週は札幌の研修旅行ですし、来週いっぱいは冬を引きずりそうです。

そんな3月初め、弊社は引渡しラッシュでございます。
木村工務店もバタバタしておりますが、関わる業者さんも大変です!
私も木造耐住宅耐震改修補助金の申請をしている「八尾市・M邸リフォーム工事」が引渡しをし、一段落着いたところです。
耐震改修対象部分である、屋根工事・内装工事は2月中に終わり、完了報告書をまとめるのに追われてましたが、ナンバ監督や諸先輩方の力を借りて、何とか期間内に終わることができました。
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厳しい期間で納めてくださった大工のキナミさん、ハマモトさん、応援に来てくださったヒラボシさん、工事に関わった業者の皆さんありがとうございます!
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追加工事がありますので、引き続きよろしくお願いいたします。
今回の工事で、私自身の大きな課題も見つかりましたので、精進いたします。

byササオ

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