復帰しました
お久しぶりです、設計のササオです。
産休・育休を経て、1年ぶりに復帰いたしました。
コロナ禍の1年間でしたので、青森の帰省もほとんど出来ず、ひたすら近所の散歩の日々。
土日は毎週あちこち公園やら広場やらに行ってピクニック。
建築から離れていたため、ブログで報告できるのはプライベートのネタのみです。
現場に出ることは少なくなりますが、みんなのサポート役になれるよう、
精進いたします。
お久しぶりです、設計のササオです。
産休・育休を経て、1年ぶりに復帰いたしました。
コロナ禍の1年間でしたので、青森の帰省もほとんど出来ず、ひたすら近所の散歩の日々。
土日は毎週あちこち公園やら広場やらに行ってピクニック。
建築から離れていたため、ブログで報告できるのはプライベートのネタのみです。
現場に出ることは少なくなりますが、みんなのサポート役になれるよう、
精進いたします。
こんにちは、設計のササオです。
今回は少し前に引き渡しをしたリフォーム物件の収納部分をご紹介します。
まずは玄関収納です。
シンプルに可動棚で構成された収納スペースですが、土間部分には傘などがかけられるポールを、
上がり框からの収納部分には上着等を掛けられるハンガーパイプを設置しました。
玄関まわりは靴以外にも掃除道具、ベビーカーやスーツケース、ゴミ置き場としてなど
濡れた状態のものがあったり意外と臭いが気になるものが多いので、換気できるように窓を設置したり、換気扇や、最近ではナノイー発生機等も検討するのが良いと思います。
私も子供が産まれてから、ベビーカーや外で遊ぶおもちゃなど玄関に置いておきたいけど隠したいものが多いので、玄関収納はしっかり計画したいと思います。
次に階段下収納に設けた洗濯スペースの収納です。
洗剤や柔軟剤、漂白剤等洗剤も多種必要とし、浴室・トイレ・洗面で使用するもののストック、
掃除用品も置くため、洗濯機以外のスペースは収納棚(可動棚)で構成しました。
普段は巾120cmの引戸で隠されている場所です。
見える部分をすっきりとおしゃれに保つためには、見えない収納部分の計画が重要だと、設計という仕事を通しても、私生活でも実感します。
こちらの自宅の壁は調湿性能のあるモイスで仕上げておりますので、このような収納スペースにはより適しているのではないでしょうか。
以上、なかなか見られない住宅のバックスペースの紹介でした。
こんにちは、設計のササオです。
やっと今晩あたりからエアコン無しで寝られそうで、ホッとしております。
この酷暑の中、新築を計画しておりますと、冬の断熱だけではなく、最上階の暑さ問題や、
エアコンの風を感じずに、心地良い温度を保つためにどうするかと、夏の断熱を重点的に考えてしまいます。
現在計画中の新築物件は、屋根の断熱材は、高性能硬質ウレタンフォームに遮熱性能の高いアルミ箔面材を合わせてキューワンボードを使用し、厚さも100mmにしました。
窓もアルミ樹脂複合でエアー部分はアルゴンガスです。
この酷暑になりますとエアコンに頼らないのは無理ですので、
緩い設定で心地良く、熱が入らない・逃げないということを考えるのが重要なのではないでしょうか。
また、現在計画中の新築工事は生野区の長屋の建て替えであるため、
間口が狭く、3方向の住宅が近接しているため、道路面である南面は大きな開口にし、両サイドは開口を小さく等々、模型でそのバランスを検討いたしました。
先日、現在住まわれている賃貸のメゾンタイプのご自宅を訪問し、
住まい方を確認いたしましたので、新築の計画にしっかり活かしていきたいと思います。
母・娘2人の女性の家です。細やかな趣味嗜好を汲み取り、お気に入りの空間になるよう、かつ冬は冷え込まないのはもちろん、夏もエアコンの風を感じなくても心地良い温度が保てる住宅を設計していきたいと思います。
夏が苦手な夏生まれ、設計のササオです。
酷暑の中、窓を開け換気しながら冷房をかけるという異例の今年。
以前は異常気象と言われていたこの酷暑や大雨も、通常となってきた今、
住環境の考え方も常に改善更新しなければいけないのだと実感します。
先日引き渡しをした小路東W邸リフォーム工事では、内装にクロスやEP塗装は使用せず、
壁はモイスNT、天井はシナ合板で仕上げております。
このモイスとは、けい酸カルシウム板をベースに、土壌作りにも使用される天然鉱物のバーミキュライト、珪藻土を配合した多機能不燃内装材で、吸放湿性能があり、消臭効果も期待できるそうです。
リフォーム範囲である1階は壁・床とも断熱性能の高いフェノバボードで断熱性を高め、既存窓は全て単板ガラスからペアガラスへ変更。外壁・屋根は遮熱塗料で塗装しました。
仮住まい(長屋)はエアコンがないということで、この猛暑になる直前で引き渡せて本当に良かったと思います。
これからの生活が、より安全で快適でありますように。
これからも快適な住環境を提供できるよう、精進していきたいと思います。
生駒郡A邸リフォーム工事のキッチンの紹介をします。
キッチン設備自体はTOTOのシステムキッチンです。
リビング側からは工業製品っぽさを隠すため、シナランバーで囲み、カウンター収納を設けました。(天板はタモ材の集成材)
今回のリフォーム工事で特徴的なのはキッチン背面収納です。
天井いっぱいの引戸の奥には、既存出窓を活かした奥行きのある収納と勝手口が隠れています。
最近はキッチン家電が増えてきており、手持ちのものや、今後買い揃えたいものなどを把握し、使用勝手やコンセント位置等の細やかな打ち合わせと計画が必要となります。
今回は特に、来客が多く、息子さんご家族も良く来られ、季節のイベントを大事にされているため、大小様々なキッチン用品がたくさんあり、収納したいものの寸法を確認した上で割り付け等を計画いたしました。
背面収納の扉が閉まっている状態です。
通常は開けっぱなしで使用し、来客の際は閉じるだけですっきりと隠せます。
完全造作のキッチンも素敵ですが、コストパフォーマンスが良く使用勝手も良いメーカーのシステムキッチンと、大工さん制作の家具との組み合わせでお施主様の生活に寄り添ったキッチンが提案できるよう精進いたします。
ところで先日、今春大規模改修を経てリニューアルオープンした京都市京セラ美術館の「杉本博司 瑠璃の浄土」展へ行ってきました。(設計:青木淳氏・西澤徹夫氏、館長も青木淳氏!?)
コロナ対策のため、完全予約制でゆっくり鑑賞できてとてもいい時間になりました。
何よりも、久しぶりに心から感動する展覧会を観て、旦那さんと喜びというか感動を共有できて本当に良い休日となりました。
10月まで延長で開催してますので、是非おすすめです。
弊社、週初めは心を整える3分間の瞑想の時間の後、祀られているお稲荷様に対し二礼二拍手一礼をし、1週間が始まります。
二礼二拍手一礼をすることで「今週も安全によろしくお願いいたします!」という気持ちが入り、気合いと言いますか、きりっとした気持ちで仕事が始められます。
先日、休日の習慣で喫茶店へモーニングに行った後、近くに難波八坂神社があるということで参拝に行ってきました。
大きな鬼さん(獅子殿ですが)がいるため1歳9ヶ月の娘が泣くかなと思いましたが、なんの反応もなく、私たちの真似をして二礼二拍手一礼っぽいことをしておりました。
朝に参拝すると気持ちがいいものですね。比較的近所の神社ということもあり、散歩がてら習慣にしたいなと思います。
さて、担当しております小路東W邸リフォーム工事は中盤にさしかかりました。
木下地が組まれ、内装仕上げである調湿作用のあるモイスが張られております。
なかなか加工が大変なようですが、平星大工と別處大工がきれいに納めてくれております。
モイスの壁に、シナの天井、オークの幅広フローリング等々、仕上がるのが楽しみです。
外部はサイディングの上に、小豆色という希望のお色に塗装。
既存窓の上には元々後付けの庇が付いていたのですが、ぷらんぷらんの状態で危ないため、撤去し、
雨仕舞いの関係上アルミの小庇を設置いたしました。
お施主様が心地良く住まえるよう、気配りを大事に進めていきたいと思います。
いつもなら、4月に感じる「始動」感。今年は新型コロナウィルスの影響で6月に入ってようやく感じることができました。
まちで制服姿の学生が歩いているのを見て、やっと日常生活が戻りつつあるなと感じます。
現在リフォーム中の都島区・K邸店舗リフォーム工事は小学校の近くで、今までは休校で閑散としていた小学校から子供の声が漏れており、なんだかホッとした気持ちになりました。
こちらはパン屋さんの計画で、オープンは来年ですので、しばらくはシャッターが降りた状態ですが、来春はここに米粉パンが並んでいると思います。近所の子供たちやその親御さんが利用する姿を見られる日を楽しみにしております。
工事も大詰め、住みながらの工事でご迷惑をおかけしておりますが、満足のいく仕上がりになるよう、気を緩めず頑張りたいと思います!
先日、生駒郡A邸リフォーム工事が一端完了し、とても気持ちの良い季候での引き渡しとなりました。
日差しは初夏のような暑さを感じながらも、ご自宅全体の窓を開け、通る風に当たるととても気持ちが良く、窓から見える新緑がとてもきれいで、西側の新設窓と、元々広縁で4枚引き違い窓だったものを大きな2枚の引き違い窓に変更した効果が出ております。
西側新設窓にたたずむ、兵隊さん。(奥様の作品)
イエローグリーンの壁、和栗フローリングとシナ合板の天井。
奥様のフォークアートペイントの作品が置かれたことでより馴染んだ感じがします。
アウトセットの障子の奥は既存の和室(窓と床は断熱改修)、欄間も既存のものです。
耐震改修もしているため、ダイニングキッチンとリビングは600mmの耐力壁で区切られたように見えます。
キッチンは特徴的な色むらのあるインディゴブルーのタイルと、赤いキッチン、ウォールナット調の背面収納。
奥様の作品のフォークアートペイントは既存のものに植物等のペイントをするヨーロッパで広がったものだそうで、このA邸のように和室の既存の雰囲気を生かしながら、新しい生活様式やデザインを取り入れたリフォームとどこか似ていて、作品が入ったことでより個性的だけとまとまった雰囲気になったのだと思います。
いつも打ち合わせのときに美味しいコーヒーとお菓子をありがとうございます。
残りの手直し工事もございますが、まずは長い間打ち合わせ等にお付き合いいただきありがとうございました。
素敵な生活が始まりますように。
パソコン作業だけの日は、テレワークになりました。
自宅にいると頭は家事に向くのですが、仕事開始とともにどんなに散らかってようと目をつぶることにしました。
それと同時に、自宅が映ったときに設計として恥ずかしくない面を探しましたが、
気持ちがいい場所は旦那が占領してしまい、私はいつものダイニングテーブルと背景は家電と生活感満載です。
なんとか、この状況を乗り切りたいと思います!気を引き締めて、頑張ります!
毎日、胸を締め付けられそうな暗いニュースばかりで、
楽しみにしていたドラマも延期になり、テレビっ子の私もテレビをつける時間が減り、
娘が求めるがままアンパンマンマーチを流して遊んでいます。
東日本大震災の際も話題になりましたが、これが、とても今の状況に響く内容なのです。
「そうだうれしいんだ、生きるよろこび、たとえ胸の傷がいたんでも
なんのために生まれて、なにをして生きるのか、こたえられないなんて、そんなのはいやだ!
今を生きることで、熱いこころ燃える、だから君はいくんだ、ほほえんで」
この状況でも、世のため人のため、自分の生活のために、見えない敵がいても働き続ける全ての人たちが、自分の頭を食べさせて敵と戦い人々を救うアンパンマンのようだな、と感じるのです。
生活のために仕事、でも誰かの何かのために仕事しているわけで、
生活空間がより快適で、より安全で、これからはさらに健康維持をも念頭に設計していかなければならないなと、自分の働く意味を考えてしまいました。
すっかりダウンジャケットも不要になり、気持ちの良い季節到来なのですが、
風邪気味が長引き鼻は詰まった状態が続き、春独特の乾燥等で肌も喉も絶不調です。
早く体調も世の中も、全てが好転しますように。
生駒郡A邸リフォーム工事は耐震改修部分も無事終了し、工事も大詰めです。
内装の塗装の色はたくさん検討した結果、落ち着いた黄土色に決まりました。
今までにない濃い色味なので、どのようになるか楽しみです。
最近、1歳半の娘が「あかん!」や語尾に「~や」と関西弁をしゃべるようになりました。
青森なまりの私の娘が関西弁をしゃべることに違和感と、少し寂しさと、複雑な気持ちです。
そして食への貪欲さと、気の強さが私そっくりで手を焼いています。
元気で何より。