「加工場」という環境と「ものづくり」の方法論

4月15日の日曜日に、加工場で催した「まちのえんがわ」ワークショップは、「廃材プランター製作と多肉植物」でした。そのメインコーディネーターの家谷植景研究所の家谷さんがフェースブックに、こんな書き込みをされていました。

家谷 由起

日曜日 木村工務店まちのえんがわで木でプランターを作って多肉植物を植えるというワークショップを行なった。
圧縮した空気の力で4センチほどの針を木に突き刺す機械でプランターを作るわけだが結構危険。のんきに構えていたが30組総勢50人ぐらいに参加者が膨らみ内心ひやひや。 みんなご機嫌で完成し怪我がなくてよかった。
それもこれも木村工務店スタッフによる段取りに依るところだ。
安全な方法をそれとなくなんとなくみんなが考えて前日には治具付きの作業台が完成していた。 そして事務の女性によるシュミレーションも行なわれ製作工程や安全対策はバッチリ。
それとなくなんとなくを形にしてしまう総合力がおもしろい

4日ほど前から加工場では、ワークショップの準備を本格的に始めだし、夕方ぐらいになると、自分たちの仕事を終えて、なんとなく加工場に大工や現場監督が集まってきて、ワークショップ参加者の皆さんが、本当に上手くプランターを作れるのだろうか? それも短時間で、怪我なく、「全員」が作るためには「どうしたらエエのだろうか?」という、「心配と不安。楽しみとやる気」が、うちのスタッフと加工場の中に、ぐるぐると渦を巻きました。

それはまるで、音楽のセッションのように、「ちょと、試作でも作ってみよか!」 という真剣だが軽やかなのり。「そうそう、総務のミカワさんにやってもらおうよ!」と言うことになって、何人かで、ものづくりの「ジャムセッション」をすることになりました。
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無事完成した、笑顔のミカワさんの顔を見て、取り敢えず、皆が、ひと安心したのでした。それで、次は、ワークショップ前日に、その時、産まれたアイデアの、簡単安全にプランターを作るための補助ガイドを作業台に取り付けて、今度は「まちのえんがわ」スタッフのアオキさんと経理のコバヤシさんに参加してもらって、もう一度、「ジャムセッション」をしてみました。

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今回も無事に完成し、笑顔のアオキさんと、はにかみながらも満足そうなコバヤシさんの姿を見て、これで、なんとなく、いけそうな気がしてきたので、スタッフの皆は、明日の「LIVE!」に全力を注ぐために、加工場から、そぉっと、静かに、消えていくのでした・・・。
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↑加工場の中の職人事務所でビールを飲みながら談義する木村工務店のスタッフ。
↓4月15日の本番。ワークショップの「LIVE!」

by シャチョウ

大工の手加工

ただ今木村工務店の1階加工場では、大阪狭山市・K邸新築工事で使われる木組みが刻まれています。今回はプレカット加工と文野組による手加工のコラボレーションです。
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↑登り梁の継ぎ目部分。左が上部にくるので男木(おぎ)、右が相手材の女木(めぎ)
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一部の梁に集成材を使用しています。こちらの方が構造補強の強度は強いそうです。IMG_5480IMG_0201
絵本ワークショップ時の加工場と比べるとピリっとした現場の空気が流れておりました。

by。ミカワ

工場から住居へ

現場監督のタツタです。
生野区・S邸のリフォーム工事がはじまりました。

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↑↑解体前
1Fが作業場でしたが、リフォーム後に息子さんご家族が生活します。
ちなみに数十年前に、木村工務店が新築工事をさせていただいた建物です。
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↑ 解体中
byタツタ

上棟

こんにちわ現場監督のツジモトです。
先日アルファヴィル一級建築士事務所による西宮I邸新築工事の建て方を行いました。

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前にも写真が出ていたかもしれませんが、会社の加工場で右腕タバタ氏が斜めの登り梁を加工中

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左写真 佐々木組右腕タバタ 右写真最近佐々木組に弟子入りしたフクダ君
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佐々木組&手伝い松本組&ベッショ氏とのコラボ
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斜めの登り梁も取り付きほっと一息をつく右腕タバタ氏
とりあえずお疲れさーん
byツジモト

大阪狭山市・K邸新築工事着工!

現場監督のトクモトです。
今週は暖かい日が続き春が来た!って感じがしますね。
楽しみにしていた会社の花見も先週無事に終わりました。
完全に『花より団子(焼肉&お酒)』状態でしたが・・・^^;

大阪狭山市・K邸新築工事は地鎮祭も無事に終わり工事が着工しました。 
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K建設による重機を搬入しての堀方 

P3260022 堀方が終わった頃に『鎮物(しずめもの)』を土の中に埋めます。
鎮物とは土地の神をしずめるために地中に埋めるもので、昔は鉄でできた人形、刀、矛、剣、鏡等を埋めたそうです。無事に工事が進むようにお祈りをして埋めさせて頂きました。

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砕石の転圧と捨てコンクリートの打設 
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配筋と近畿建築検査機構による配筋検査 
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ベースと立上りコンクリートの打設
配筋検査も無事に終わりコンクリートの打設まで終了しました。
平行して擁壁の工事をしているのですが、それが終わればいよいよ上棟です!

byトクモト

ある日の加工場。

アルファヴィル一級建築士事務所による西宮I邸新築工事の構造材加工の打ち合わせが、木村工務店の加工場で行われました。設計事務所さんから女性2名と工務店から男性2名で、男女がこんな形で力を合わせて建築を造っていくのもなかなか良い雰囲気です。 現場監督のツジモトと大工のタバタが、構造材の納まりを検討するために、真剣な眼差しで、女性2名の設計士の話に耳を傾けます。その後ろでは、3人の手伝いさんが、別の現場の基礎工事の型枠の加工をしています。
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↓ 4月2日から関西大学を卒業したフクダくんが大工見習いとして、ササキ棟梁とタバタ大工の元で修行をする事になりました。カンバレ!
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DSC08824← タバタ大工が納まりを検討している横で、建築の専門学校を卒業して、大工になりたいという学生が、大工作業を見学しにやって来ました。
↓ベッショ大工とタバタ大工がお互いに意見を交換して、刻みの検討をしています。
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↑ 「まちのえんがわ」のレリーフ製作とライブペインティングワークショップで、谷口智則さんが即興で描いた絵に対峙して、刃物を研ぐベッショ大工です。
↓ 加工場でのライブペインティングとワークショップの様子です。
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戦前からある加工場が「ものづくり」の心構えと空気を脈々と伝えてくれているのです。
by シャチョウ

基礎工事

こんばんわ、設計部のカワモトです。
東住吉区・Y邸新築工事の基礎工事が着々と進んでいます。

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外部の型枠工事まで終わっていました。建物の大きさが分かってきました。
車を置く駐車場のスペースに車がちゃんと入るか気になっていましたが、
寸法を測って確認して大丈夫そうでした。少し安心しました。
明日から配筋工事が始まります。

by カワモト

外構工事

どうも現場監督のフルカワです。
おかげさまで親知らずの腫れもひきました。
今日は(上町研究所)奈良・S邸新築工事
外構工事について。
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先行してRCの土留め擁壁を施工しています。
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今回は、造園工事後には見えなくなるのですが、やはりコンクリート打設時と型枠を解体する時は緊張しますね。
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キレイに打設出来てて一安心。
まあ見えなくなりますけど・・・。
造園資材も搬入されて、いよいよ先行部分の造園工事です。
さ、その間に頑張って図面書こっ。

byフルカワ

雨が降る前に・・・

こんにちは。現場監督のタツタです。
YSOK建築工房さん設計の阿倍野の家新築工事では、外壁の下地に
セッコウボードを貼っています。 
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ただ、セッコウボードは水に弱いので、雨が降る前に透湿防水シートを貼らなければ
大変なことになってしまいます。 
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雨が降る前に全部貼り終えたんでまずは、ひとあんしん。
byタツタ

準備(苦楽園)

こんにちわ現場監督のツジモトです。
石川友博建築設計事務所による苦楽園・N邸新築工事では植栽工事の準備が整いました。
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外塀を施工中のササキ棟梁と右腕タバタ氏
明日から植栽工事
室内から見る植栽とバックに塀どう映るのかとても楽しみです。

byツジモト

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