輝く舞台

新年明けましておめでとうございます。

設計部のハヤカワです。

 

緊急事態宣言が出る前ですが、

改修工事が終わった京都の清水寺の舞台を見に行きました。

 

会社のお昼休憩中、テレビのニュースで工事が終わったことを知りました。

映像で見ると張り替えた床材が、

節のたくさんある床材だったのを見かけ、

少しだけ会社内で話題になっていました。

ということでソーシャルディスタンスを保ちながら見に行きました。

 

 

本堂入口から改修した真新しい舞台がチラッと見えてきました。

 

やはり節はたくさんありましたが、

わかりにくいですが本堂内部の床も節だらけで、

個人的にはそこまで気になりませんでした。

 

新しい舞台の色は、

大嘗祭で見た、黄色でもベージュでもない美しく輝く不思議な色でした。

真南向きの新しい舞台に反射して、薄暗い本堂を照らしている、

美しい状況、空間。

 

新旧が混在するこの状況に

改めて”時間の流れ”を感じました。

そもそも清水寺ができた時は、

すべてこの輝く舞台の色だったわけで、

そのことを考えると昔の人は、

結構現代的だし、

派手なものが好きだったのではないかなとも。

 

 

とにかく、マッシブな物体に水平ラインが強調されて、カッコいい。。。

歴史的建造物という枠を超えた現代建築物だ、、

 

日が当たり、雨ざらしの舞台はすぐに色が変わっていくと思います。

大変な時期ですが、貴重なタイミングに運良く出会うことができました。

 

社会的にみると、現在はすごく暗い雰囲気だと思いますが、

いたるところにこういった舞台のように、

刹那に美しく輝き、薄暗い場所を照らしている状況がたくさんあるのですね。

 

では。

byハヤカワ

縁が無いのかも・・・

こんばんは。総務部のコバヤシです。
先週末11月7日は二十四節気では「立冬(りっとう)」でした。
秋が極まり冬の気配が立ち始める頃で、暦通り朝夕など冷え込む日が増えてきました。
実際は多くの地域ではまだ秋らしい気配が残り、紅葉の見頃はもう少し先になりそうです。
これから冬に向けてコロナウイルス感染症の感染者数は増加傾向になっていくのかまだわからない状況です。
さて先月末にふらっと広島県に遊びに行ってきました。
これまで4度お邪魔をしているのですがいずれも天候には恵まれず雨ばかりだったので今回は天気予報が晴れと確定していたのでそのリベンジの気持ちを込めた訪問でした。
しかし今回は原爆ドームは健全度調査による調査で足場を組まれてはっきりと見えず、厳島神社は大鳥居の屋根葺替、塗装及び部分修理でこちらも足場が組まれてその姿を見ることができませんでした。
ほんと広島観光と私の観光地訪問のタイミングがうまくいかないです…

それでも補修中の鳥居を見るのも中々見れないし以前来た時より観光客は少なめで、フェリーで外の景色や宮島のお店もゆっくり見ることができ天気も良くて最高でした。そしてカキフライも美味しかったです。(笑)

そして帰りに寄った宮島口旅客ターミナルは天井が高く開放感のある空間に新しく生まれ変わっていました。

広島県は世界遺産だけじゃなく今回紹介した建物以外でも建築めぐりが楽しめるのでおすすめです。
また何年後かにきれいになった厳島神社や大鳥居を見に来たいと思います。
では今日はこの辺で失礼します。
ありがとうございました。
kobayashiby コバヤシ

建物探訪

こんにちは。

設計のハヤカワです。

中之島に新しくできました、こども本の森 中之島 に行ってきました。

安藤忠雄さん設計です。

 

現在は、コロナ感染予防のため入場制限があり、事前予約が必要です。

半月ごとに予約ができるのですが、かなり人気なので、すぐに埋まってしまします。

予約取るのが難しい状況でしたが、友人と人海戦術で取ることができました。

 

図書館に行く前に、淀屋橋駅から北浜駅方面の川沿いに並ぶ、

川に開かれた気持ちの良いテラス席があるカフェで中央公会堂を眺めながらコーヒーを飲みました。

中之島はこれからどんどん開発されていくようです。

中之島を横断していた、車のための黒くどんよりしたアスファルトの道がなくなり、

人間のための街路になるようです。

姫路駅前の広場の再開発や神戸・三宮周辺の再開発など、

中之島も含めて、人と公共交通の関わり方が問われているようです。

 

内部です。

時間制限があるので、本を見たり、建物を見たり、情報量が多すぎて全然追いつかなかったです。。。

 

とりあえず、写真はいっぱい撮りましたのでお見せします。。

 

 

個人的に久々に感動したのは、円柱の空間です。

用途や機能は何もない空間だと思いました。

それがよかったですね。

住宅だと基本的に機能が優先されることが多いので、

何もない“余白”が新鮮で、無限の可能性を感じました。

住宅という機能的なハコに小さな“余白”があると、

どんな生活になるのでしょう。

想像が広がります。

 

ちなみに図書館を出た後は、たくさんの人で賑わう中之島公園でレジャーシートを敷いて、

近くのお店でテイクアウトしたお弁当を食べました。

いつ、どこで、だれと一緒にご飯を食べるかで、美味しさが変わってきますね。

 

 

では。

byハヤカワ

1 2