家具や設備機器が入りました

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

鼻の調子が悪くなる季節になりました。

 

富田林で計画している泌尿器科クリニックの紹介です。

ササっと撮った写真ですので、記録用のようなものですが、

お施主さんと一緒に選んだ家具や設備機器が入りました。

 

カウンターの角にあるものは、自動精算機です。

その横にある小さな黒い箱は、

ジェスチャーで精算機を操作できる機器です。

人との間接的な接触を極力さけるための配慮で、

最近よく採用されるクリニックが多いようです。

 

良い意味でクリニックぽくない、

落ち着いた空間になりました。

 

壁は壁、床は床とメリハリをつけて

色彩を変化させることが多いですが、

今回は床、壁、天井と全体的に

似たような色彩でまとまったので、

全体に包まれるような安心感のある空間になりました。

 

処置室のカーテンも少し色をつけたり、

細かなこだわりが、全体の雰囲気を形作っていますね。

 

左手の奥に見えるのは

少し前に計画しました耳鼻科のクリニックで、

右手前が今回の泌尿器科クリニックです。

感慨深い景色です。

 

建物単体だけの意匠性ではなく、

街の中に建てるということは、

植栽、照明、周辺の建物、舗装、遠くに見える山、空、雲、、、など

数えきれない多様で複雑な要素の中に謙虚に参加していくことであり、

レイヤーのようなイメージですかね。。

 

竣工写真は、後日プロのカメラマンに落ち着いてから撮ってもらうことになりました。

楽しみですね。

実際に開業され、

色んな人に使われていく空間も楽しみにしております。

 

では。

 

byハヤカワ

我が家の家電レビュー

こんばんは。設計担当の田中です。
本日は、我が家で使っている家電の紹介をしたいと思います。
結構ミーハーなのですが。

バルミューダー トースター
★★★★☆
5年ほど使っています。
水を注いで焼くと、もっちり焼ける?みたいなうたい文句で
何度か試しましたが、今は普通に焼いています。
何ら問題ありません。カチカチというタイマーの音が好きです。

バルミューダーケトル
★★★★★
これは、非常に気に入っています。
コーヒーを注ぐ時にも、焼酎のお湯割りを作るときにも
やさしいお湯のあたりとなりいい感じです。
コーヒーポットとケトルを合体させるアイデアはすばらしいです。

バルミューダーのデザインは、形状も有機的でかわいらしいですが
素材感、特にホワイト色のつや消し感がいいです。
弊社のEP塗装標準色とシンデレラマッチします。

無印のコーヒーメーカーです。
★★★★☆
こちらは、3年ほど使ってます。
今はどうなのか分かりませんが、発売当時、価格設定の問題でか
人気が無く、2割引セールで購入しました。
非常に気に入っておりますがいくつか欠点もございます。
性能はツインバード工業さんのOEM商品となっており、まずまずいいです。
三人分作れる設定ですが、実際は二人分しか無理です。
水と豆とペーパーさえセットすれば、ボタンひとつで後は、自動抽出ですが
使っていく打ちにミルの引き込み力が弱り
現在は、少し指で豆が下に落ちるように加圧してあげる必要があります。
また、水タンクが側面からの出し入れとなっているため、コーヒーメーカーの
横には物が置けません。
この点が一番悩ましいところです。

BRUNOコンパクトホットプレート
★★★★★
こちらは、未使用品をメルカリにて購入しました。
このサイズ感が、現代的と言えます。
設計でも、よくこの問題にぶちあたりますが
どうして、ホットプレートはあんなにデカいのでしょうか。
背面収納に納める際、米びつの居場所と同じぐらい悩みます。
このホットプレートは、比較的常時、テーブルやカウンターに出しておいて
しょっちゅう使う用にデザインされているそうです。
確かに、お好み焼きボーン、焼き肉ボーンという食べ方より
たこ焼き少し、アヒージョ少しつまみながら
他の料理と合わせて食べたいと思います。
お酒もビール、ワイン、焼酎色々楽しみたいですよね。
キャンプでも、10年前のコールマンのバーベキューコンロを囲んで
焼き物だけをするというスタイルから
今は、炭火、焚き火、バーナーと火器によって料理も使い分け
色んな料理をすこしづつ楽しみながら食べるという感じになってたりします。
昨日届いたところですが、使うのが楽しみです!

山崎実業さんの生活雑貨
★★★★★
デザイン、機能共にオススメです。

オートクローズ付き扉
★★★★☆
弊社では、標準仕様でデュアルオートクローズ付き引き戸を採用していますが
すべての箇所に取り付けて機能的かどうか検証中です。

自作薪ストーブ ちびまきちゃん。
★★★★☆
こちらは、かなりの期間YOUTUBE動画で研究してきました。
4リットル塗装缶がベースとなっています。
すべてが、塗装缶の中に納まりますので
バックパックに入れて持ち運ぶことも可能です。
一次燃焼だけでも問題ないのですが
炉の容量と、煙突の排出バランスから、もう少し考察する必要があり
現在、裏面に二次燃焼用のエアダクトを追加する予定です。
これにより、無煙化が可能となれば広く普及するのではないかと思います。

勝手な思い込みかもしれませんが、これからのライフスタイル
何となくミニマムなスタイルになっていく様に思います。
コンパクトな中に質の高い、自分らしい嗜好の空間を!

つまらない内容で、大変失礼しました。
何かのお役にたてばと思います。

tanaka

by.タナカ

現場報告

こんにちは。

設計のハヤカワです。

寒かったり、暑かったり、

晴れたり、雨降ったり、季節の変わり目ですね。

 

現場報告ということで、

富田林の泌尿器科リフォーム工事がもう少しで引渡しです。

 

計画しているクリニックです。

奥に巨大な塔が見えます。。。

 

板塀は、患者さんのプライバシーと

この場所に建つことへの意匠的なものから選択しました。

 

待合室と受付です。

床、壁、天井と同じ系統の色彩や素材感でまとまりました。

まとまりのある空間は、全体に包まれたような雰囲気があり、

居心地が良い空間になったと思います。

 

窓は、既存の開口部を再編集しています。

ガラスは透明です。

ウチからソトがチラッと見えて、

ソトからも人の気配が少しだけ感じられる、良い関係性になりました。

開口部はできるだけ”透明”が良いと思っております。

 

待合室の横には、

さらにプライバシーを守ることができる小さな待合室も併設しております。

 

閉塞感が出ないように、少しでも光を、、、

ということで、造作のソファーも一部浮かしました。

 

診察室の机も造作です。

色んな機材が設置されることが予想されるので、

簡素なカタチにしました。

 

分かりにくいですが、机の足元の一部は、

配線用にスキマを設けました。

 

もう少しで引渡し。

最後まで頑張りたいと思います。

では。

 

byハヤカワ

 

マンションリフォーム

こんばんは、設計営業担当のタナカです。
天王寺区・Y邸リフォーム工事が間もなくお引き渡しとなります。
こんな感じです↓

◎After


◎Before

◎設計部、早川氏作成によるBIMパース

かなりイメージ通りにできました。

リフォーム箇所は、キッチン部分だけの部分改修ですが
結果的に全体の空間とも繋がって開放感を生み出しました。

全面改修でなくてもLDKをがらっと変える効果が、
今回の工事ではあったように感じます。

ありがとうございました。

tanaka

by.タナカ

富田林の泌尿器科クリニック

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

富田林市で進めている泌尿器科クリニックのリフォーム工事の足場がとれました。

めでたい!!

コントラスト!!

 

従前の外観

既存のファサードの一部を利用して、プロポーションを整えました。

建築のファサードは、まちや周辺環境に対しての”顔”であるので、

しっかり考えなくてはなりませんね。

 

できるだけこの場所に浮くことなく、馴染ませるために、

消炭色というダークグレーを下部に使って沈ませ、

上部の白は、”クリニック”としてしっかり主張し、目立たせるようなバランスを考えました。

クリニックのロゴが入ると、引き締まりそうで楽しみです。

 

内部の待合室です。

真っ白のピカピカではなく、グレーやベーシュなど、

中間色を使って、優しい雰囲気を演出しています。

窓ガラスは透明です。

閉じるのではなく、人のいる気配をソトに感じさせることが重要だと思っています。

 

検査準備室という作業部屋のような空間です。

シンクや収納、間接照明など、うまくまとまって嬉しいです。

 

まだ外構など、検討しなければならないことがあるので、

最後まで頑張りたいと思います。

 

では。

byハヤカワ

屋根葺き替え工事

こんばんは。設計、営業担当の田中です。
阿倍野区・A邸リフォーム工事がいよいよ終盤となって参りました。

現在、屋根の下地が終わり、新しい軽量瓦を葺いているところです。
耐震改修の一貫でもあります。
工事内容は元々の和瓦からKMEWというメーカーの
ルーガ『雅』という商品への葺き替えです。

この商品は、分類的にはカラーベスト(コロニアル)と同類になりますが
カラーベストに比べ、色あせしにくかったり、表面強度が高かったり
耐久性が高い商品です。

施工に関して、これはルーガに限った話ではないのですが
元々の和瓦とは、高さや下地(瓦の場合は土と漆喰)が違ってくるので、
自ずと壁との取り合いの位置関係が変わってきます。
これにより、水切りの入れ方などの納まりが難しいところが出てきます。




上品で自然な仕上がりです。足場が取れた時が楽しみです!

 

tanaka

by.タナカ

デジタルとアナログの狭間

設計部のタカノリです。
新年初めてのブログとなりました。
年明け早々から緊急事態宣言も発令され、前回ほどの動揺はないものの気配りは忘れず粛々と始めて行きたいと思います。

昨年末になりますが、幾度か雑誌やテレビで紹介されている四條畷市T邸リフォームが、
チルチンびと」に掲載されました。

絵本作家である谷口さんのセンスが光りまくっている素敵な住宅です。設計部のハヤカワ氏が色付けをしてくれた上空から見たサンタが特徴のPOPな図面も見所となっております。

雑誌掲載紹介がもう一つ。
タナカ部長とタツタ監督が担当した東大阪H邸リフォームが今月発売のSUUMOリフォーム全国版の巻頭特集で取材頂き、紹介されています。
なんと、このSUUMOリフォームの雑誌はこの号が最終号となるそうです。関西版のSUUMOリフォームは、定期的に掲載して頂き、かなり前から弊社もお世話になっていたのですが、23年間続いた雑誌がついに廃刊となって今後は全てネットへ移行するとのことで、時代の流れを感じます。電子書籍やネットの台頭で雑誌がなくなると言われだしたのは10年程前からだと思いますが、10年経ちその頃はまだ整備されていなかった色んなプラットフォームが整い、どんどん淘汰が激しくなっていっているのでしょうか。
雑誌というモノになる良さもあるのになぁと少し寂しい気持ちになりますが、かく言う自分も半分以上は楽天ブックスなどのアプリで雑誌を読んでしまっております。
今回は保存版とのことなので、是非書店でお手に取りください。

 

今後、どんどん雑誌や本が淘汰されていくと、数十年後には本棚がある家は骨董マニア的な立ち位置になってしまうのでしょうか。たしかに本には背表紙が放つ魅力みたいなものもあり、棚に並べることも一つの価値だったりもします。時折アナログレコードを買うのですが、中古ではなく最新リリースのレコードを買うと、レコード盤と一緒に音源のダウンロードコードが付いてきたりします。アナログは少し流行ではあるのですが、とは言えレコードプレーヤーを持っているもはや大多数ではない人向けのもので、かと言ってデジタルの便利さは必要で、、、、。
今は電子書籍と本は別々に販売されていますが、本を買う人がどんどん減っていくとそのうちデジタルコピーのQRコードが背表紙の裏に付くようになるかもしれません。想像するとそれはそれで便利そうなので実現して欲しいですが。モノの有り様が変わると、住まいの有り様も変化していくのかもしれません。

それでは、今年もよろしくお願いします!

takanori

byタカノリ

輝く舞台

新年明けましておめでとうございます。

設計部のハヤカワです。

 

緊急事態宣言が出る前ですが、

改修工事が終わった京都の清水寺の舞台を見に行きました。

 

会社のお昼休憩中、テレビのニュースで工事が終わったことを知りました。

映像で見ると張り替えた床材が、

節のたくさんある床材だったのを見かけ、

少しだけ会社内で話題になっていました。

ということでソーシャルディスタンスを保ちながら見に行きました。

 

 

本堂入口から改修した真新しい舞台がチラッと見えてきました。

 

やはり節はたくさんありましたが、

わかりにくいですが本堂内部の床も節だらけで、

個人的にはそこまで気になりませんでした。

 

新しい舞台の色は、

大嘗祭で見た、黄色でもベージュでもない美しく輝く不思議な色でした。

真南向きの新しい舞台に反射して、薄暗い本堂を照らしている、

美しい状況、空間。

 

新旧が混在するこの状況に

改めて”時間の流れ”を感じました。

そもそも清水寺ができた時は、

すべてこの輝く舞台の色だったわけで、

そのことを考えると昔の人は、

結構現代的だし、

派手なものが好きだったのではないかなとも。

 

 

とにかく、マッシブな物体に水平ラインが強調されて、カッコいい。。。

歴史的建造物という枠を超えた現代建築物だ、、

 

日が当たり、雨ざらしの舞台はすぐに色が変わっていくと思います。

大変な時期ですが、貴重なタイミングに運良く出会うことができました。

 

社会的にみると、現在はすごく暗い雰囲気だと思いますが、

いたるところにこういった舞台のように、

刹那に美しく輝き、薄暗い場所を照らしている状況がたくさんあるのですね。

 

では。

byハヤカワ

本年もよろしくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます。田中です。
年末年始からこの連休にかけて、コロナ渦ではありましたが
色々活動しました。

12月29日~31日 軽自動車より小さいIQで初の冬キャンプに行きました。外気3℃内気22℃

12月31日~1月1日 木村工務店施工最小 8坪の自宅で普段通りに生活

1月2日 木村工務店施工 広々とした実家で過ごす。

1月3日 自宅最上階にて家キャン。

1月5日 年末にBBQ禁止が解かれた淀川川辺に自転車でDAYキャンプ

1月10日 JRで大雪の箱館山へ

今年で私は49歳になります。人生の底だそうです。

くじけず、頑張りたいと思いますので
よろしくお願い致します。

tanaka

by.タナカ

まだまだこれから…

さむいです。

設計部のハヤカワです。

 

現在は、計画段階のものが多いので、その紹介をします。

 

↑藤井寺市で計画している新築住宅です。

目の前に古墳があるすごく良い立地です。

中央の開口部からばっちり古墳を眺めることができます。

 

↑木製建具バージョン

 

古墳は、今後もマンションやビルが建物が建ったりすることがない、

永遠のヴォイドであり、その方向に暮らしを開放することができます。

 

開放することによって、

日々の生活に自然の光が入り、風が通り抜け、

時間の変化や四季の変化を楽しめるということです。

単調で変化を感じれない閉じた暮らしより、

開けたり閉じたりしながら、

その場所と一体となるような暮らしが良いと思いました。

 

またソト(外観)からも、古墳に開いた暮らしを感じれるようなカタチにしています。

住宅の外観は、住宅という個人的な持ち物でありながら、社会性のあるパブリックな部分なので、

内部のプライベートな空間を考えるのと同じくらい重要な要素だと思います。

 

 

 

吹田市で計画している住宅のリフォームです。

現況をお見せできないので、どう変わったか分かりにくいですが、

ぐるっと一定の高さで鴨居や素材を変化させています。

 

小さな空間では、仕上げや素材、色など細かく変化させると、

空間が分節してしまい、狭く見えてしまうので、

一定の大きな骨格を決めて、その中で変化させてみました。

 

また、その骨格(鴨居)の高さを低く抑えることで、

重心を低くして、落ち着いた空間になればなと思っています。

 

まだまだこれから。

 

どんどん変化していくと思いますが、

少しでもよい空間になればよいなと思います。

 

では。

byハヤカワ

 

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