スライドか、フロントか。

こんにちは、タカノリです。

先日、西区でマンションのリフォーム工事が着工しました。
まずは解体。共用部の養生も現場監督がバッチリ行い、工事スタートです。
今回は無印良品さんのインテリアコーディネーターさんとコラボする新たな試みのプロジェクト。


製作家具の中に無印良品さんの収納用品がぴったり収まっていくように計画中です。

本日の現場定例打ち合わせは解体中で現場では出来そうもなかったので、
最終の確認も含めてTOTOのショールームへと行ってまいりました。

メインとなった話題が、食洗機はスライドオープン深型か!?フロントオープンか!?
国産食洗機を選ぶときには一度は直面するこの問題。
どちらも30センチのお皿やフライパンが入り、容量もそう大きくは変わらないので
本当に最後は好みで分かれるチョイスの難しい所でもあります。

フロントオープンはミーレやガゲナウなど海外製に採用されている方式で上下の収納に順番をあまり考えずどんどん突っ込んで入れていける良さがあります。
それに対して深型のタイプは箱の中に上から入れていくので、入れる順番は少し考える必要がありますが、屈んで作業することなく立ったまま収納していくことが出来、また別売りのカゴに並べた食器をそのまま食洗機に入れることも出来ます。
悩ましい選択。今回は深型タイプに軍配が上がりました。

弊社としてはミーレなど海外製の食洗機もオススメしたいのですが、コロナ以降輸入にかなりの苦戦を強いられているようで、色んなキッチンメーカーさんに伺ってもなかなか歯切れの悪いご返答、、。

オミクロンがやっと収まりつつある中、突如始まってしまった戦争の行く末や影響もまだまだ計り知れれず、こればかりは収束を祈るしか出来ないのが歯痒いですね。

takanori

byタカノリ

西区の現場

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

一気に暖かくなりましたね。

 

現場は西区・K邸リフォーム工事が進んでおります。

 

場所は、阿波座駅から歩いて5分ぐらいで、

靭公園も近く、美味しい飲食店がたくさんあり、

いまどきのおしゃれなお店もたくさんあり、とっても住みやすい、、

個人的にうらやましいぐらいです。

 

吹抜けのような不思議な雰囲気、、、

この床のない部分は、元々浴室があった場所でしたが、

長年の湿気や漏水の影響で、デッキプレートが錆びて、危険な状態になっておりました。

 

この問題は、解体して初めて判明したのですが、

色んな監督に現場で見ていただき、社内でも検討した結果、

新たに木で床を組んで、しっかり補修することになりました。

 

出来上がりは隠れてしまう部分ですが、

このタイミングで補修しないと、いずれ大きな問題が発生するので、

問題が見つかってよかったと思います。

 

今回は、水廻りの位置も移動しましたので、

古くて複雑だった排水管を撤去し、新設しました。

 

経路がコンパクトで、スッキリした新しい配管。

 

完成イメージです。

L型のラワンの壁が全体を囲い、

その中にL型ベンチ、L型テーブルが点在して、たくさんの居場所を創っています。

 

リフォーム工事は、現地調査では確認できない問題がよく出てきます。

心配事も多く大変ですが、監督さん、職人さん、施主さんと相談しながら、

地道にこの場所でしかできない、気持ちの良い空間になるように進めたいと思います。

 

 

では。

byハヤカワ

思い出の家具

さむいですね。。

設計部のハヤカワです。

無事お引き渡しをいたしました東大阪市・Y邸リフォーム工事ですが、

追加で家具の製作、搬入しました。

 

元々造り付けの家具に使われていた木製建具だけを残して、

新たに作った家具に再利用しました。

 

上部のガラスの入っている引違いの木製建具が、

再利用した建具です。

塗装前なので、新旧がはっきり分かれています。

色々と色サンプルで確認しながら、悩みました。

 

塗装後。

古い建具の色に合わせるか、あえて新旧で変化をつけるかなどありましたが、

置いたときの色彩や空間全体のバランスを考えると、

さっぱりと昔からあったかのような雰囲気が良いかなと思いましたので、

古い建具と新しい家具の色を合わせました。

 

 

搬入。

今回現しになった既存の大きな梁とも家具の色が合いました。

新しく作った障子とも高さを合わせたので、

今回は造り付けの家具ではありませんが、

建物と家具に一体感が生まれていると個人的に思っています。

 

リフォームの際、造り付けの家具は、解体してなくなってしまいましたが、

この新しい家具が、新旧を繋ぐ、思い出の家具になってもらえればうれしいです。

 

では。

byハヤカワ

土間リビングのある家

こんばんは。設計担当の田中です。

先日、先月お引き渡しさせて頂きました、枚方市・I邸にお伺いさせて頂きました。

玄関土間とリビングが繋がった空間。
お施主さんが、お花屋さんをされておりそのスペースにもなっています。
普段の生活にも溶け込み中庭のようにも見えて素敵です!


道路に面したところに小さな小窓を新設しました。
設計の早川君が悩んで大きさを検討してましたが
この小窓が、ちょうどいいポイントになりました。
角度を変えながら差し込む光は時計の様です!

今年は、寒い日が続きますね。今日も雪がちらちらとしてました。
現場仕事はつらいです。
でも雪景色は、光を一番きれいに反映して気分を晴れやかにしてくれます。

tanaka

by.タナカ

新しい抜けと新しい生活

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

今年初のブログです。

今年もよろしくお願いします。

 

以前から進めておりました、東大阪市・Y邸リフォーム工事ですが、

大工さん、監督、時には施主さんにも助けられながら無事お引き渡しをしました。

 

↑工事中の写真です。

立派な梁が、天井裏に隠れていました。

 

↑今回は、その立派な梁を活かして、

できるだけ隠さず見えるようにして、計画しました。

隠さず、見える化が大切な要素。

 

↑左の透明の木製建具は、元々壁だったのですが、

解体して、透明の木製建具にすることで、

開放的で連続感のある空間になりました。

また、奥の窓からチラッと見える、元々存在した美しい植栽とも連続し、

このリフォーム工事でポイントとなる部分でした。

 

↑その新たな抜けを強調するため、

床の桧の貼り方向も、天井の桐板も

新しく抜けた方向に向けて、合わせていきました。

ズドーンと抜ける。

オノマトペで表現できる空間は、良い空間なんじゃないかと。

 

新たに抜けた空間に、家具や生活感が入ってくると、

さらに良くなるかなと思っております。

新しい抜けと新しい生活。

楽しみです。

 

 

では。

byハヤカワ

サインの力

こんにちは、タカノリです。
いよいよ年の瀬。23日は祝日な気がまだしていますが、令和になって早3年そろそろ慣れないといけないですね。

天王寺区・I社まちのえんがわ計画はお引渡しを迎えました。

そもそもは印刷の会社さんなので、自社でデザイン・製作したサインが色んな所に。そのピクトグラムがとてもクオリティが高く素敵でした!綺麗なサインが入るといい意味で空間が和らぐ感じがします。

 

巽東・A邸リフォーム工事もLDKが完成。
TOTOキッチンと製作の背面収納キレイに納まりました。メーカー製のキッチンは年々充実度があがっており、このスリム対面型のアイランドキッチンも収納力の充実もさることながら、手元を隠すガードのところにコンセントを潜ませていたりと、至れり尽くせりな内容でした。

 

さて、今年も一年お世話になりました。来年になってもまだまだ手放しでは世の中の動向に気を抜けない状況が続くとは思いますが、それでも少しずつ良くなっていくこと信じて、今年のあと数日を乗り切りたいと思います。

Merry Christmas!

takanori

byタカノリ

過程の美学

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

堅苦しいタイトルになりました。。

 

吹田で進めておりました、

吹田市・K邸リフォーム工事ですが、

無事引渡しを行いました。

 

最近よく見かけるラフな印象のラワン合板を

あえて横貼りで、タイルを貼るかのように細かく目地を入れ、

染色+光沢を出すためクリア塗装を重ねてみました。

とにかく、写真では伝わりにくい!!

 

既存のサッシの高さに合わせて連続する、

横貼りのラワン合板の壁には、規則正しく目地が入り、

べちゃっと貼っただけではない、繊細な雰囲気を演出。

アップするとこんな感じです。

造作家具も全てラワンで横貼り。

同じく染色し、クリア塗装で鈍く光沢を出しました。

 

ラワンは、塗装すると劇的に色や雰囲気が変わるので、

最後の仕上げまでハラハラでした。

 

高槻市・S邸リフォーム工事も着々と。

LDKです。

 

照明が素晴らしい。。。

 

↑実は、実際の照明のサイズの模型を作成し、

位置とコードの長さを、現場でみんなで検討しました。

こういう、”過程”が美しいのだと。

そう思っております。

 

 

では。

byハヤカワ

NASLUCKさんが凄い

こんにちは、設計と営業担当の田中です。
今回は、NASLUCKの商談会なるものに行って参りましたのでお伝えします。

ところで商談会?って何。
木村工務店ほど、そういった設備機器販売営業から遠のいてる工務店って少ないんじゃないでしょうか。

商品への興味はありますが、設備機器を前面に出した営業というスタイルがないということでしょうか。
ということで、今回は、純粋にナスラックさんの器具説明を聞きにショールームに向かいました。

↓今回、弊社を担当して頂いてる前原さんに商品紹介して頂きました。


特徴その1:はい。言わずと知れたミーレです。
ナスラックさんではミーレを全機種でプランすることができる。
これが、以外と他社メーカーにはないポイントなんです。
ちなみに、ミーレはドイツの食洗器メーカーで
ガバッと開く、大容量食洗器で有名です。
弊社のお客さんには、大人気の商品です。
このミーレ、TOTOさんやLIXILさんのキッチンでは上位機種でないと入れれないんです。

特徴その2:実は、元祖オールステンレス・・・。
オールステンレスを最初に開発したのがナスラックさん
詳しくは知りませんが、その特許をクリナップさんとオールステンレスの普及のため共有したとか。


特徴その3:こちらも地味に、初代、入り隅排水口シンク
今でこそ、どこのメーカーも排水が中央になく隅に設置されるようになり
非常に使いやすいシンクしなりましたが、これもずっと昔からやっていると言っておられました。


特徴その4:鏡面セラミックカウンター
セラミックカウンターって、LIXILさんが最初に発売して、一躍人気カウンター素材となりましたが
以外と大理石みたいに鏡面仕上げのものってないですよね。
セラミックカウンターは、非常に強度が高く傷がつきにくい。
値段はお高いですが、キッチンカウンターには最強の素材かと思います。


これは、特に特徴ではないですが、下駄箱収納
下駄箱に引き出しって必須アイテムですよね。
うちもそうですが、結局カウンターに小さな引き出し置いてます。
家具工事で下駄箱作る時は、一つだけ引き出し仕様にしておくのは、いいアイデアですね。
勉強になりました。
面白いことに、この発見、既製メーカーではNASLUCKさんだけが採用しているそうです。
地味ですが、今回、一番共感できたポイントでした。

以上、簡単にご紹介させて頂きましたがNASLUCKさん、かなりお勧めです!

色々、ご丁寧に説明して頂きありがとうございました。
物作りの部分でも共感できました。

 

tanaka

by.タナカ

 

 

現場報告

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

枚方市・IU邸リフォーム工事、

着々と進んでおります。

小さなお花屋さんを併設した住宅です。

閉まっている時でも、

お花屋さんという美しい空間が暮らしの背景になるように、

外引きの木製建具によって、

一体的につなげれるような空間を目指しました。

 

パースはこんな感じです。

奥に見えるお花屋さんスペース。

木製の框戸によって間仕切られます。

 

仕事場と暮らしを、

分けたり、混ぜたり、、

既存建物のしっかりとした骨格を利用して、

自由自在で多様な場所になると思います。

とても楽しみです。

 

吹田市・K邸リフォームでは、

ラワン合板という普遍的な木材を

貼り方や、目地の切り方を変えて、

石のタイルのようなシックな雰囲気を目指してみました。

まだ塗装前ですので、白っぽい感じですが、

もっと渋く、沈んだ濃い色になります。

最近よく見かける、ラワン合板のラフさを

解消するべく、だいぶ悩みました。。

こちらも完成が楽しみです。

 

では。

byハヤカワ

えんがわ

こんにちは、タカノリです。
祝日のない10月も半ば、今の所台風の影響も少なく、気候的にもすごく過ごしやすいですね。これを過ぎればいよいよ年末を意識する季節がやってきそうです。

さて、天王寺区で倉庫と車庫になっていた部分を改修するI社まちのえんがわ計画が着工しました。

解体前イメージパース

まずは天井を解体してデッキスラブを表しにして塗装工事

木村工務店にあるまちのえんがわも、元はガレージになっていた会社の一部を利用して作られたスペース。今年で10年目を迎えましたが、会社の一部をオープンスペースとして街に開放していく試みが広がっていくのは楽しみです。所謂カフェや店舗を持たなくても、企業が閉じたオフィスとしてだけではなく「まちなみ」を作っていけると面白いですね。
来週は緊急事態宣言が開けてまちのえんがわも久々のワークショップ。今回はドローンのワークショップということで、昨年末12月30日にドン・キホーテで購入した微妙な値段のドローンが年越しを迎えることなく紛失させてしまったワタクシとしては是非とも参加してドローンの技術を身に着けたいと思っています。子供から大人まで楽しめそうなワークショップなのでお時間ある方はぜひ。

takanori

byタカノリ

1 5 6 7 8 9 26