芦屋のツイン上棟式

こんばんは、設計のヤマガタです。今年も宜しくお願いします。
今年はまだ現場に出ていない、インドア設計者です。
なので年末に行われました、芦屋・M邸新築工事 石川友博建築設計による
芦屋・N邸新築工事
の、ツイン上棟式のご報告です。

シートで覆われていますが、左が設計施工のM邸、右側が石川設計のN邸。
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N邸の様子も見せていただきます。てっぺんの棟木が上がり、細かい間隔で
垂木が掛けられています。2棟それぞれが全然違う仕様なので、現場は大変だと
思います。
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上棟式の儀式は各棟で行いました。まずM邸での祈願。DSC03152_s 
酒、塩、米を四隅にまき、建物が無事竣工出来るようにとお祈りをします。
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続いてN邸も同様に祈願。
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祈願が終わり、お腹も減ってきたところで直会(宴)となります。
N邸での合同直会。真冬の寒い時期でも、こうして建物をシートで覆い、
ストーブを焚いて皆さんで集まる会は、すごく良い想い出になります。
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あたたかいおでんの、この湯気!シミたなぁ、美味しかったなぁ。
このような会を催していただきました、M様、N様に感謝です。
ありがとうございました。

無事に竣工を迎えられるよう、皆で頑張ってまいります。

byヤマガタ

改めて長屋文化とのかかわりを感じます。

こんばんは。設計担当の田中です。

年末になり、この一年の仕事を振り返りますと
大阪市内で仕事をしていると、必ず、長屋と関わっていることにふと気づきます。リフォームはもちろんですが、新築でも元々は長屋だったわけですから、何かしら、昔の余韻があります。

長屋とは、元々、集合住宅であり、下水などのインフラ設備も協同、もっと昔は、井戸などがあって、給水も協同だったりしたわけです。未だに、路地などは、協同排水として生きています。
新築での建て替えの際は、路地を残しておかないと、隣家の排水を止めてしまったり設計をするにも注意が必要です。

大阪市内の住宅地域のほぼすべてが、長屋だったり、今も長屋なわけですから、そこにかかわる我々工務店は、良かれ悪しかれ、街並を変え続けているいるわけです。
 
長屋文化の良さを後世に残しながら、新風を吹かせたいものです。

小路東・OZ邸リフォーム工事(元長屋の耐震改修)
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耐震改修工事を行いました。大阪市の耐震改修事業に申し込み、補助金が下りる見込みです。お施主さんは、長屋を切り離して一軒家になっていることで耐震上の不安を感じられていました。

鶴橋・KS邸リフォーム工事(長屋の二世帯住宅改修)
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先日、解体着工しました。大正時代の建物ということで、年代を感じる小屋組です。

◎近所の食堂(長屋のリノベーション?)
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先日、弊社で施工した食堂がオープンした日に、早速食べに行きました。
元々、和室だった部屋に、杉のフローリングを貼っています。
野菜中心の献立で、40代に入った私の食生活に合っています。

By タナカ

マンション スケルトンリフォーム

こんばんは。営業と設計を担当しております田中です。

最近は、マンションリノベーションという言葉も良く聞かれますが、
弊社では、リノベーションという言葉を使うことはありません。

ちなみにウィキペディアでは
◎リノベーション(renovation)とは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、
用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。

◎リフォームとは、居住中の住宅の改築や改装、特に内外装の改装を差す。

確かに、弊社で施工させていただいている工事は、単純に、中身がきれいになるだけを求める改装工事でない場合が多いので、どちらかというとリノベーションということになるのでしょうが、

世の中的には、不動産としての意味合いでの『価値を高めたりすること。』という点に注目が集まっているように思えるので、なんとなく、弊社は施工会社ですのでリフォームという言葉の方がフィットするように思えます。

マンションリフォームで、通常は、現況イメージや間取りが頭から離れず、いろいろとらわれてしまうのですがスケルトン状態にすると、ほんとうに夢が広がります!
コンクリートの躯体を前に、自由自在のイメージが広がります。

テレビインタビューでもやってましたが、住宅展示場や建売住宅のオープンハウスを見ても、自分たちのライフスタイルと違っていれば、まったく興味がわかないのに中古物件をスケルトンにすれば、自分たちの自由で、住まいを描くことが出来ると言ってました。

我々にとっては、どんな工事でも別段普通のこととして取り組んでいることが
不動産として見たときは、まだまだ、できあがったものを選ぶという形でしか家を取得できないのかと思えました。
ようやくマンションリノベーションというかたちで、はじめて自分たちのライフスタイルに合った家に住めるようになってきた
ということなのでしょうか。

旭区・M邸リフォーム工事
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By タナカ

格子の効用

こんばんは、設計のヤマガタです。
西成区・M邸リフォーム工事では、サッシの外側に木格子を設置しました。
こんなスケッチを元に、監督のトクモト、ノブヤマ大工と「うーん」と
うなりながら打合せをして、作り方を決めていくのです。
木格子 
そしてできたものがこちら。
もう少し庇を延ばしてもよかったか、という社内の意見もありましたが、
とてもキレイに仕上がっております。良いです。

木格子は「防犯対策」「外観の意匠性」はもちろんですが、
なんと言っても「光の遮り方、入り方」が魅力です。
「外から中が見えにくい」のに「中から外が見えやすい」。
ちょうどレースのカーテンのような効果があります。これがいいんですよね。
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↑中から見るとこんな感じ。
木の色が部屋に反射して、落ち着いた雰囲気になってます。
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↑でも夜は逆転して「外から中が見えやすい」です。
今回は高い位置の窓なので、カーテンは要らないということになりました。
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↑格子が落とす光と影、と美装屋さん。 引き渡しは間近です。

byヤマガタ

建築以外の、いろいろなご相談

こんばんは。田中です。

この2週間、着工間もない案件が多く、主だった現場報告というのが、あまりないのですが
メンテナンス等の検討案件がいくつかあります。
まだ、対応できていない案件もあり、申し訳ありません。

その中で、コウモリが家の中に入ってくるという内容の依頼があり
私も、シロアリやネズミの対応はしたことがあるのである程度アドバイスできるのですが
コウモリの発生とその対処方については、初めてでしたので、

弊社で取引させて頂いている、阪神ターマイトラボさんにお尋ねしました。

まず、コウモリは保護動物であるということです。
ということは、殺めることは当然できないわけです。
ということは、駆除業者も存在しないということいなります。

それでは、どうすればいいか
追い出す、又は、侵入を防ぐということしかできないわけです。

いったい住宅のどんな所に潜むのでしょうか。
まず、2センチの隙間(コウモリの頭の大きさ)があれば入るそうです。
これには、正直驚きました。
コウモリを見たことがありますが、まさか2?の隙間から入れる体とは想像がつきません。
今は、建物の健全化の為、通気工法をとるので軒先などの通気口であれば2?ぐらいの隙間はあります。
換気口の隙間なども入る余地がありそうです。

まず、追い出す方法です。
コウモリは煙を嫌うそうです。
バルサンを炊いて追い出すのが一般的な方法だそうです。
ただ、7月から10月が子育て時期だそうですので
その間に追い出すと、壁の隙間で育っている雛が親を失い、壁の中で死んでしまうケースがあるそうです。
ですので、雛が巣立つ10月後半以降に対策を始めないと逆効果となるそうです。

次に、侵入を防ぐ方法
こちらは、軒や通気層廻りで隙間となっている部分をパンチングメタルのようなもので
フサグしか方法はないようです。

順番としては
家から完全に追いだして、来期に戻ってこないようフサグしかないのです。

この方法で提案させて頂き対応させていただこうと考えています。

あと、鳩除けの対応もさせて頂きました。
こちらは、八尾の現場でしたが、町中で被害にあっており、すべての家がそれぞれ
鳩除けネットを隙間に張り巡らせていました。
ネットを貼っていると、近所の方に、いくらやって『もいたちごっこよ!』と言われましたが
弊社の物件は、おかげさまで、
隙間へのネット張りを施し、寄りつかなくなったと報告を受けています。

あと、ネズミは猫を飼うのが一番効果的です。
弊社施工の私の実家でもネズミが発生しましたが
当時飼っていた猫が、追い詰め、ネズミ取り餅にひっかかって解決しました。
経験上、ネズミ取り餅を置いただけでは、ひっかかりません。
これは、私の勝手な解釈ですが・・・
ネズミの習性をつかんで必ず駆除できる方法が専門的にあると思いますので
また、その方法を習得して、お伝えできたらと思います。

お力添えできない場合もあり、誠に申し訳ありません。

BY タナカ

8月の活動報告

こんばんは。設計の田中です。

◎今年のお盆は異常な暑さ
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側面図 
今年は、結構絶景のサイトにタープを貼ることができました。大自然から、約2000円で設計を学んでいます。

◎多田ユウコさんに阿倍野区・H邸新築工事の施工写真を撮って頂きました。
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みごと!水平、垂直がビシット出ているのが、建築写真の特徴です。夏の日差しの気持ちのいいショットを撮って頂きました。
さきどりで一部、上げさせて頂きました。

◎今年もやりました、ワークショップ!

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巨匠、安藤忠雄さん設計の『住吉の長屋』
安藤忠雄設計の超コンパクトな作品です。今でもカッコイイ、新しい。断面模型にして飾ったら絵になると思って今年は決めました。
前年の、『軽井沢の山荘』がたいへんだったので、今年はシンプルだから速く作れるかと思いましたが
やっぱり、みっちり時間がかかってしまいました。みなさん、お疲れ様でした!!

By タナカ

竣工写真撮影です。

こんばんは。設計のヤマガタです。
今日は1月にお引き渡しをしました、生野区田島T邸リフォーム工事
竣工写真撮影をさせていただきました。
早いもので、お引き渡しからもう7ヶ月。
設計、施工共に駆け足でしたが、家具もばっちり納まって、
すごくキレイにお住まいです。

↓撮影は多田ユウコさんです。いつものように、ユラリと撮影です。
どんな写真になっているか、楽しみです。
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↓なんと撮影当日の朝から、家の真ん前で水道管工事が行われていました・・・。
「今日だけ」とのこと。あぁ。
  看板や、カラーコーンを移動させていただきながら、何とか撮影。
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↓アルミ製の既製門扉に、杉板を貼って板戸っぽくしてみました。
開閉もしやすく、個人的に結構お気に入りです。
   植栽のアーチと相まって、いい感じです。
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竣工写真は、弊社ホームページに載っけることになると思います。
また見てください。

by ヤマガタ

事務所のリニューアル

こんばんは。設計の田中です。
東成区の方で、事務所のリニューアルをさせて頂き、
ほぼ完成に至りました。
会社から自転車で5分ぐらいのところですので、通いやすい現場で助かりました。

ほとんど、模型の通りできましたが
打ち合わせ室の棚を変更しました。ちょっとひつこかったので

ほとんど家具工事で行ったのですが
完成した、家具が運ばれてきて、一瞬、大丈夫かなと思いました。
図面や模型での検討より、実際大きく感じたからです。

施工してみると、そうでもなくてよかったです。
コンパクトに結構ビシッと納まったので、個人的には満足しています。

◎模型
A B

◎完成写真
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1 4

長らく、ご協力頂きましてありがとうございました!!

BY タナカ

アベノミクスで事務所改修依頼?

こんばんは。設計と営業担当の田中です。

現場ブログの前に、少し思うこと

工務店において、お客さんから見て担当者は
現場監督も設計も見積も特別な区別はないように思います。
社員それぞれが営業担当者であると見て頂いていると思います。

・現場監督は、現場での実際の物造りや工程などを、現実的な工事説明によって説明対応をします。
・設計担当者は、図面を使って、お客さんの要望を図面にまとめ説明対応します。
・見積担当者は、見積を使って、図面を工事項目と金額に置き換えて説明対応します。

なんでこんなことを書くのかといいますと
工務店には、いろんな注文が入ります。
物干しの設置依頼から住宅の新築まで、
例えば物干しの設置依頼に設計図を書く必要があるのかというと
現場で取り付け位置をお伺いしながら決めた方が確実なわけです。
全面リフォームの依頼を受けて、現場で、こうしようああしようと決めるのは難しいです
やっぱり、まずは図面を書いて対応しないとまずいわけです。

現場的解決、設計的解決、見積的解決
工事の内容で、それぞれの専門分野で適した担当者こそが
その時点での、工務店の営業マン!と言えるわけです。

営業マンというと、普通、物を売る仕事というイメージですが
工務店では、物を売るわけではないので、非常にダサイ言い方になりますが、相談アドバイザー
みたいなニュアンスになるのでしょうか。

工務店っていったい何してる所?
お父さんって会社で何してるの?って子供に聞かれる社員もいますが
私自身も他業種からの転職組ですが、すごいシンプルな仕事をしているのですが
なかなかうまく説明できない業態なのです。

さてさて、現場ブログに移りまして
現在、2つの会社の事務所の改修を担当させて頂いております。

少し、景気は上向いてきているのでしょうか。
アベノミクスの波及なのでしょうか?
ご依頼くださいまして、本当に感謝致します。
ありがとうございます。

両物件共に、共通するのは、棚を設置するということ
壁と同化させた棚は、ただの棚ですが、そこに商品を陳列したときには
棚の壁面が会社の顔として浮き上がってくると思うのです。

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手前側にも、棚を追加することになりました。

ありがとうございます。

BY タナカ

お引き渡し直前

こんにちは。設計のヤマガタです。
東大阪市・IW邸新築工事のお引き渡しが間近です。

この日はお引き渡し前に「施主検査」を行っていただきました。
あとは手直し、美装となります。

↓2Fの木製建具を開け放ってくつろげます。
くつろぎが良く似合うお施主さんと、監督のタツタさん。
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↓キッチンも手作り。前の棚には一升瓶をならべます。
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↓2Fのテラス。デッキとベンチ、そしてペンダント照明。
ペンダント照明を付けると、外部なのにグッと室内感が出ます。
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↓子ども室からは、前の緑道のケヤキの大木が良い感じで見えています。
お風呂、洗面はヒノキの壁、天井。丸いのは船舶窓です。↓
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↓2世帯住宅の1Fは、お父さん宅です。
1Fはチークの床材、白い天井、濃い木目の家具としています。
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あー、いよいよお引き渡しです。
計画から1年以上が経ち、すっかりライフワークとなっていたので、
「ホッとする」「寂しい」「嬉しい」の気持ちがないまぜとなり、
何とも言えない、複雑な気持ちです。

お引っ越しされてからもまた遊びに行きたい。
また外構の工事が少し残ってますので、お引き渡し後も引き続き
宜しくお願いします。

by ヤマガタ

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