竣工写真 2物件

こんばんは、設計のヤマガタです。
去年の11月と、年末にお引き渡しさせていただきました
リフォームの、竣工写真を撮影させていただきました。
何度か現場ブログで登場していますが、ここで改めて。

[生野西・K邸リフォーム工事]

元酒屋さんの、1F店舗部分を居住スペースに改修。
外観も合わせて改修しました。
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介護目的でのリフォームでもある為、トイレの扉は1.2mの大きな引き戸。
内装はシンプルに。

[生野区・(株)生田 工房改修工事]
手作りランドセルの生田さんの、工房移設に伴う改装工事。
工房の見学ができるよう、お客さんが入りやすい設えにしています。
 
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入口横にはベンチを設けています。
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ガランとした、できたての時より、機械や材料が入った今の方が
魅力的です。今が追い込み時期だそうで、活気にあふれています。
ミシンや金槌の音が心地よく響きます。

どちらもお忙しいところ、撮影にご協力いただき
ありがとうございました。

byヤマガタ

サラ飯(木村工務店 事務所編)

今年もよろしくお願い致します。
設計と営業担当の田中です。

今年から、交渉の末、お弁当というものを作って頂ける
ことになり、たいへん喜んでいる次第であります。
小学校依頼30年ぶり(※公立でしたが地元河内長野市では、
給食が普及していない地域8%に入っており・・・)
とまあ、そんなことはさておきです。

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こんな感じです!

そもそもきっかけは、弊社の近所に、第一食堂という大衆食堂
があったのですが、昨年の10月頃、事情により突如閉店したことが
始まりでした。
どんぶりからうどん、そば麺類、一品まで何でも揃う
最近少なくなった、街の食堂で
社員だけでなく、職人まで、いつも木村工務店が店内の半数を埋め尽くす
ほどの木村食堂とも言えるお店だったのです。
閉店後、我々、非弁当組は、給食難民となって
食料求めて、コンビニを中心にさまよい歩くこととなったのです。
毎日、何を食べるか考えないといけない
コンビニ弁当は、飽きるし、時間がかかる
一番かわいそうなのは、大先輩のMさんです。
昼寝の時間15分が奪われ、体調を崩されています。

弁当になって、何が変わるか
1番は、たくさんの時間が生まれたことです。
移動前のたった10分でも、食べて現場に行ける。
それと、以外にも感ずるのは
別に、そこまで貧乏ではありませんが
お茶や珈琲を、毎日コンビニで買うという
煩わしさからの解放です。
コンビニは便利ですが、実は、非常に煩わしい存在でもあったのです
脱コンビニ!
これは、12年前にたばこを止めた時の感覚に似ています。

さてさて、木村工務店(事務所編)サラ飯のご紹介です!!!
何はさておき、お昼休みは、もっとも大切な現場なのであります。
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みなさん、こんな感じ、
あまり、和気あいあいとではなく、プライベートな時間を
楽しむ感じです。そして食べたら昼寝。
長時間勤務の為、体を休めることは重要です。
ところで、弁当化率は、私が加わったことで、約87%になりました
実際は92%のはずっだったのですが
TOKU本氏が、年末より、一人暮らしを始められ
数字を下げてしまっているのが残念です。

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今年より、正式に、配属になりましたS氏の弁当です。
女性陣二人のみが
弁当を作って、毎朝会社に、8時に出社しております。
本当に凄いと思います。
私の嫁さんもそうなのですが・・・。

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土曜日用のメニューです。
土曜は、作り手の方も、会社がお休みということで
私が、ご飯だけ詰めて出社致します。
こちらは、それに対応した備蓄食材ということになります。

最後に、今年の私の現場ブログでは、私自身、引っ越したこともあり
『家の使い方、それぞれ』ということで
我が家も含めて
どうやって、収納やリビングを使ってらっしゃるか
家の楽しみ方などを
お施主さん宅訪問の度に、お聞きして、掲載していこうと考えています。

それでは、重ね重ねになりますが
今年もよろしくお願い致します。
By タナカ

1年越しの竣工写真

あけましておめでとうございます。
設計のヤマガタです。
昨日は年始の行事等のみで、本日より本格始動です。
今年もどうぞ宜しくお願いします。

やはり話題は年末の話になるのですが、
2013年12月にお引き渡しをしました西宮・I邸マンションリフォーム工事
竣工写真を、昨年の年末(1年越し)に撮影させていただきました。
これからHPに掲載していくことになるのですが、先に一部ご紹介します。

ish_01[玄関]ほぼ タイル貼りの床
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[LDK]もともとはリビング+和室でした。
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[キッチン]背面収納も含めて、モーリショップの造作キッチン
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[リビング]TVの壁は一部収納になっています。
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[ワークスペース] [水廻り]トイレは脱衣室内に設置。

1年経ってもできたて同様にお使いで、ショールームみたい。
Iさんだからこそ使いこなせる、という部分もあります。

年末のお忙しい中、撮影にご協力いただきありがとうございました。

byヤマガタ

年末にむけて

こんばんは、設計の田中です。
職人さん不足で、最後のダメ工事、残工事がなかなか締めくくれず
ご迷惑をおかけしています。
私も、朝型でいこうと決め、朝6時半には出社する生活を
2ヶ月続けましたが、結局、なかなか帰れず
勤務時間ばかり増えて、段取が悪い状況が続いています。
反省しないといけませんね。
ただ、年のせいか、朝型に変えたこと自体は、あまり苦に
なっていません。
一番乗りで30分くらい、静かな事務所で働けるので
効率はいいです。

夙川・N邸リフォーム工事の?期工事を引き渡しました。
アルミサッシを木製建具に変えました。
雰囲気はぐっと良くなり、お施主さんは、もう片側も木製建具に変えたい
とおっしゃっています。
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いろいろ、ご迷惑をかけますが
もうひとがんばりしますので、よろしくお願い致します。

by タナカ

長い道のり

こんばんは、設計のヤマガタです。
東大阪市俊徳町・H邸新築工事の地鎮祭を行いました。

思い起こせば、ここまで長い道のりでした。
スタートは2013年の5月。一時中断を経て再度2014年の
5月に計画を再開。ようやくの地鎮祭です。
本当におめでとうございます。

Hさんご夫妻、お姉さんのご家族、お母さんの3世帯住宅となります。
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設計期間も長かったですが、まだまだ現場でも確認、決定事項が出てきます。
ひといき入れて、再度Hさん、Mさん、監督のタツタと頑張って造っていきます。

by ヤマガタ

住みながらのリフォーム

こんばんは、設計担当の田中です。
今は、年末にかけて、見積や来年に向けた実施設計ばかりに追われて
あまり現場にも行けておらず
見積提出の方も、ずっと遅れ気味となっており、
大変申し訳なく思っております。

いつも申し訳なく思うことが仮住まいについてです。
リフォーム及び、新築の際、必ず、仮住まいが必要になります。
工事のために引っ越しまでして仮住まいというのは
なかなか、たいへんなことです。
とはいえ、住みながらのリフォームは、もっと大変です。

しかしながら、こういうことが起こります。

◎リフォームというと水廻り(キッチン等)の取り替えなどが多いですが
お施主さんからは、先にキッチンを先行して設置して先に使える様にとの
ご要望があります。
キッチンは、すべて大工工事、内装工事が完成して、一番最後の
設置となります。
LDK全体の改修であったとすると、1ヶ月間、外食をしなければ
ならなくなります。
さすがにトイレについては、工程を考えて、一番最後に
午前中、内装工事、午後から撤去、新設という様に1日で終わらせる様
にします。

◎工事中、改修するエリア(例えばLDK)だけが使えないと思われる
場合があります。
しかし、実際の工事では、改修する部屋までの通路の確保を
しないといけません。玄関からしか出入りできない場合は、確実に
お住まいの方と動線がかち合ってしまいます。
これも、結構なストレスとなります。

◎ペットの問題です。
そもそも、仮住まい先で、ペットを連れていけない理由で
住みながらという選択の方もおられます。
今の現場では、3匹の猫ちゃんがいるのですが、
工事中ずっと部屋に閉じ込めておかないといけません。
デリケートですのでお施主さん以上に、心配になることがあります。
以前一度、猫ちゃん用の仮設小屋を作って、作業をしたこともあります。
2軒に1軒はペットを飼っている時代ですので、忘れてはならない
条件になります。

◎音と臭い
最初の2.3日は、職人さんの作業する音が、興味もあって我慢できます。
しかし2週間目ぐらいから、耐えれなくなります。
日中は、適度に外出頂き、何とか、つないでいきます。
すごい静かなお施主さんが、爆発してしまうことを経験したことが
あります。
それは、最終仕上げの、塗装の臭いでした。
しかたがないとは言え、申し訳ないことをしました。

その他、職人さんの出入りの気遣い
職人さん同士の、しゃべり声
職人さんも人ですから、調子を出すために鼻歌を歌いながら
時には、ぼやきながら作業することもあります。
多少はお許し頂きたく思います...。

現場で作る物作りは、想像以上に
たいへんな面もあります。
しかしながら、徐々に出来ていくのを見れるので
毎日が楽しみです。

今も、住みながらの現場では、いろいろ不便おかけしますが
もうしばらくご辛抱の程、よろしくお願い致します。

BY タナカ

模型作成報告

こんばんは。設計担当の田中です。
現在、四条畷市・T邸新築工事の、実施設計を進めております。
模型製作の方も、同時進行で行っているのですが
といっても、私一人では、手が一つしかありませんので
同時作業はできませんので
模型の方は、弊社設計部員として、新しく仲間に加わって頂いた
笹尾氏に、手がけて頂いております。
私の方が、変わって進捗をお伝え致します。

この建物は、広い庭のある、四条畷の住宅地に計画しております。
内部空間は、当初、モチーフとして
お施主さんの要望としてあがりました
イームズハウス(家具デザイナー:イームズの自邸)
を参考にしました。

外観については、ルイスカーンのエシェリック邸を
参考としました。

一から想像して考えるのもいいのですが
往年の建築家の作品から
お施主さんと共に、その良さを学んで、取り込んでいく作業も
なかなか面白い設計プロセスであると思います。

それも、ディテールを盗むというよりも
イメージや雰囲気をコピーさせて頂く感じです。
ディテールは、日本の風土や法規に合わせた納まりでその雰囲気を
再現する為の検討ということとなり
恐らく、そこに設計者としての仕事が眠っているのだと思います。

ということで、先にこんなにりっぱな模型ができてしまいますと
その設計というのは、かなり難しく、プレッシャーでいっぱいになってくるのです。

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弊社、社長も、お盆休みに見学に行かれました。

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左:前回案、右:現在、変更作成中のプラン。
微妙な、違いに見えますが、内部プランが変わったので、修正というわけにはいかず
一から作って頂いています。なかなか、たいへんなことを頼んでしまいました。

実際の設計では木製枠及び、板貼りの雰囲気を、いかに再現できるか、
難しいところです・・・。

By タナカ

ランドセル工房の改修工事が始まりました。

こんばんは、設計のヤマガタです。
この夏、基本設計、実施設計を行っていました(株)生田さんの工房改修工事が着工しました。
元工場の1F部分を、作業風景をお客さんにお見せできる、ショールーム型の
工房に改修します。
現在計画に合わせて解体を行い、いよいよ大工さんの登場という段階です。
 140728_(株)生田_工房ファサードスケッチ(現況)
↑改修前の写真
140728_(株)生田_工房ファサードスケッチ(PLAN?)
↑改修後のイメージスケッチ
初期のスケッチで、実施では少し変更を加えています。
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↑お店の入口まわりの模型です。
お客さんに入ってもらいやすくするために、木+ガラスの入口まわり、
ベンチを計画。
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↑内部の模型 見せる+作業しやすい空間づくりです。
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↑解体終了。

これから細かい部分の詰めの作業を、お施主さん+カントク+大工+設計で
進めて行きます。

byヤマガタ

三角形のプラン

こんばんは、設計の田中です。

阿倍野区で施工させて頂いていました工場及び、事務所のトイレの
改修工事が間もなく終了しようとしております。
こちらの会社では、ちょうど、1、2、3階それぞれのトイレが、
3角コーナー部分の同位置にあるため
上部から施工していき、ようやく最後の1Fにたどり着いたという
感じです。
長期に渡り、社員の方々様には、たいへんご迷惑おかけしました。

ところで、3角形状の場合、どのようにプランをしてもデッド
スペースが生まれ、メリットを見いだすことが難しい様に思います。
強いて言えば、床面積以上に広がりを感じることぐらいでしょうか。
また、角度がある分、10センチ配置がかわれば、実際は15センチ
ぐらい縮まる様なことになります。

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IMG_8575IMG_8576 
小便器間に合わず、申し訳ありません・・・。

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別物件ですが、T邸の3角コーナー部分は、
三角形の為、ユニットバスが入らなかったので
床、壁、天井を、総FRP防水仕様の在来浴室仕様としました。

街を見渡すと、特に、大阪市内では、3角形状でも、無駄なく
敷地いっぱいに建ててる家を見うけますが、私は、結構好きで、
どんなプランになっているか、想像しながら見ています。

by タナカ

土地探しに同行

こんばんは。設計担当の田中です。
お客さんの土地探しに同行して、奈良県北葛城郡の方面へ行ってきました。

大阪市内と違い、100坪以上の古屋付住宅でも、1500万円前後で購入可能
ということで広々とした土地で、考え方ひとつで、豊かなライフスタイルを
得ることができるように感じます。

郊外の住宅地の土地探しは何度か行きましたが
だいたい40年ぐらいの経た分譲地が、多いです。

これは、高度成長期の頃、たくさん建築された背景があるためです。
私も42歳、ベビーブームのど真ん中に生まれ、その当時、たくさんの住宅
が建てられたのです。

そういう時代の建物ですので、どうしても良し悪しがあります。
また、町自体の特徴として、高齢化しているのが顕著に分かります。

土地探しの鉄則(私なりのですが)
その1、空気感を読んでください。
土地探しは、何よりも、立地です。交通の便、周辺環境、学区の問題、
いろいろ押さえないといけない条件はあると思うのですが
説明は難しいですが、何となく自分たちにフィットした町の雰囲気と
いうものが必ずあります。いろんな条件を総合して『空気感』という形
で必ずピンと表れます。その時こそ、行動に移す時です。

その2、建物そのものを受け入れてください。
全面改装すれば、自分たちの好きなようにガラッと変えることができると
思いがちですが外観イメージはほとんど変わらないし、
建物のボリュームも変わりません。
その土地に建っている建物と環境との関係は、変えることができないのです。
よくあるのが、ないものねだりです。
駐車場を広くしたい、屋根を切り妻からフラット屋根にしたい。
2階をもっと大きく増築したいなど・・・。
弊社のリフォーム(リノベーション)は
新築と同じ住み心地、もしくは、それ以上にリフォームすることを目標としています。
ですので、建物自体は、受け入れ、中身を豊かな空間に変えていくことを
目指したいと思います。

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森の中に居るような、広い庭と、そこから望む景色は最高でした。
この、第一印象のすばらしさは大事だと思います。
でも、交通の便、バリアフリーなど問題に感じ出すと、気持ちはどんどんブレ始めます。
ないものねだりなのか、実直に考え出したのか・・・。
土地探しは、葛藤の繰り返しだと思います。

BY タナカ

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