事務所の改修

こんばんは、設計の田中です。
お得意様であります、会社事務所の改修をさせて頂くことになり
今週、着工致しました。
前回は、トイレの改修と会議室(ミーティングルーム)をさせて頂き
今回は、研究室ブースの新設と会長室の内装替えをさせて頂いて
おります。
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研究室ブース着工しました。

と、思っておりましたら
東大阪の会社様からも同じ内容のご依頼がありました。

食堂を改修して、その場所が、ただ食事をするだけでなく
ミィーティングをしたり、朝礼をしたり、ワークショップなどの
イベントをしたり、夜に、飲み会をしたりと
会社内に、みんなが集まれる場所(コミュニケーションの場)を作る。
作ってみると、そのスペースが大いに活用され
知り合いの会社へと波及する形となり、
弊社にご依頼を頂く形となりました。
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弊社OBのY氏設計の食堂の改修
初めて見学させて頂きましたが、非常に心地よい空間になっておりました。

以前からも、工場の改修をやってきておりますが
新しい目的の場所を提案することはあまりなかった様に思います。
かつては、利益を生まない場所に、お金をかけないというのが
通常だった様に思います。

それから、トイレをきれいにする。
今まで、一番後回しにされてきた場所ですが
従業員の為、又は、お客さんの為にも
重要なセクションになってきているように感じます。
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以前に、トイレの改修をさせて頂きました。

だんだんと、会社のあり方も変わっていくように感じます。

BY タナカ

配管の難儀

こんばんは、設計の田中です。
目神山・N邸新築工事の方、配管の仕込みが終わりかけています。
最近の木造住宅は、気密シートがあったり、断熱材の容量が大きくなったり
耐震設計上、梁背も大きくなってきているので
壁や天井の懐が思うように取れなくなってきて
電気、水道、ガス配管が少ない懐を取り合う様になってきています。
今回はありませんが、換気ダクトの問題も良く出ます。
隠蔽配管といえども、無駄なくきれいに納まっていて
設備屋さんには、いつも感心させられます。
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天井
電気、水道、ガス配管が入り交じります。
特に、排水管は勾配があるので、梁下有効寸法が重要になります。
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床暖房等、給湯配管がみっちり入っています。
仕上げのプラスターボードを打つとき、配管に当てないよう気を遣います。
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パイプスペース
プランによっては、PSを何カ所か取らないと納まりません。
2箇所設けています。施工上の問題もあり、案外スペースを取ります。

建物の性能が上がるにつれ、設備設計も難しくなってきています。

BY タナカ

いろいろ大詰め。

こんばんは、設計の田中です。
工務店では、ゴールデンウィーク前、お盆前、年末は
引き渡しが集中しがちです。
今週は、守口市・H邸リフォーム工事の引き渡しがありました。
物件探しの段階から、お手伝いさせて頂きました。
また、お施主さんは、東住吉区で施工させて頂いたAOさんのお友達さんでもありました。
新築OR中古住宅だ悩まれてましたが、リフォームで正解だった様に思います。
既存の制約があるからこそ、楽しさもある様に思います。
直前、ギリギリの工事となり心配おかけしましたが
気持ちいい空間になったと思います!
いろいろお気遣いも頂きましてありがとうございました。

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堺市南区・F邸新築工事の足場が取れ、いよいよ外構工事がスタートします。
お施主さんから、目隠し塀と植裁が入った時の部屋うちと外部からの見え方を
宿題として頂きました。目下シュミレーション中です。
ラストスパートがんばります!
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私の方ですが、
一応、それなりの都会暮らしをしているのですが
暖かくなってきましたので
3帖ほどの、ベランダスペースで、
こじんまりと七輪を出してバーベキューをしました。

以上です。

BY タナカ

超地盤

こんばんは。設計担当の田中です。
目神山・N邸新築工事の方が、間もなく着工予定です。
目神山は、西宮市甲陽園の高台に位置します。
自然豊かな、すばらしい土地なのですが
建築をする為には、法規的にも現実的にも制約を受ける
土地でもあります。
現実的問題は、土地の大部分が岩盤で構成されている点です。
岩盤の形成も、大きな岩がゴロゴロという場所と一枚岩でつながった
場所がある様ですが、N邸の土地は、一枚岩(花崗岩)の様です。
造成工事をされた設計事務所の見解、
先日行った、地盤調査の結果からの判断です。
超地盤です。
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打撃を加えても、調査の杭はなかなか刺さっていきません。
5ポイント、どこで計測しても同じ結果でしたが
打撃を与えれば、少しは、削岩して刺さっていくわけですので
花崗岩は、めちゃくちゃ堅いというわけでもないのでしょうか・・・。
この調査、基礎工事や水道配管工事で掘れるかどうかを調べる目的が
大きかったのですが、水道業者の見解としても
結局掘ってみないと分からないという答えに落ち着き
なかなか、科学的解明というのは、自然相手には難しいのかと思いました。

ところで建築は地盤が命です。とは、私の見解です。
いくら耐震性能を上げても、地盤が悪ければ無意味となります。
うちの家も、地盤が悪いといって、過剰な地盤改良をしましたが
周辺地盤が悪いので大きなトラックが通ると建物は揺れます。
構造設計の方も地盤改良業者さんも自然に対する見解を持って欲しい
とよく思うことがあります。

超地盤、目神山 最高の土地に思えます。

確認申請が下りるまで、まだまだ道のりがありますが
よろしくお願い致します。

BY タナカ

ランニングとモデリング

こんばんは、設計営業担当の田中です。

継続は力なりのINGというよりは
差し迫った感からくる
ねばならい衝動、INGであります。

ランニングの方は、運動不足解消の為
工務店といえば、現場を走り回っているイメージですが
それは、現場監督だけの話
我々、設計部は、かつてより
鉛筆より重いものを持ったことがないとか
職人から馬鹿にされています
最近は、鉛筆すら持たないので、運動環境は
以前にも増して、悪化しているといえます。

現場との違いは、打ち合わせの試練
打ち合わせの方は、2時間?3時間程度の長丁場
これでは
正直、40歳過ぎて、根気が続きません。

そこで、走り出すことにしたのです。
住まいの方が、大川沿いに移ったこともあって
北は毛馬こうもん(淀川)南は大阪城、西は中之島と
信号無しで5キロ、10キロ、15キロと体調に合わせて
走っています。

モデリングの方は
手で作る模型でなくCGによるものです。
時代の要請、施主さんからの要望を痛いほど受けて
2回目の重い腰を上げたのです。
我々世代は、学生のころは基本ドラフターで
社会人になって初めてのボーナスから30万ぐらい出して
Macを購入、イラストレーターを使い出した頃です。
以降20年ぐらいはCADで図面を書いているのです。
いくらCADができてもCGは全く書けない
悲しいかな
2次元CADと3次元CADとの間に技術的つながりが
まったくないのです・・・。
例えると、スキーをいくら練習してもスノーボードはできない
と同じことなのです。
そこに最近、救世主的に
近代的な建築教育を受けて戻ってきました貴徳氏(社長の息子)の
存在があったのです。
目下、指導を受け頑張っている次第であります。

作業画面
スクリーンショット (3)
作業画面はこんな感じ
内観1内観2
モデル外観
レンダリングするとこんな感じ

ランニングもモデリングも根気勝負!
3キロ、5キロと進むうちに15キロまで走れるようになるのです。
モデリングも全く融通が利かなかったのに積み重ねていくうちに
立ち上げていくことができるようになるのです。

いつまで続くことやら・・・。

BY タナカ

業者支払日

こんばんは。総務部のコバヤシです。
立冬も過ぎ 朝晩の冷え込みは日に日に厳しくなっていき日中との気温差が大きくなるので、体調管理にお気をつけ下さい。
さて今日は取引業者の支払日について紹介します!
木村工務店には支払日が2回ありまして一つは毎月末の職人さんの工賃支払日、そしてもう一つが外注・材料費の支払日で毎月10日にあります。
一般の企業と業種で最近の支払というのは代金振込が多いのですが、建築業界では昔からの習慣もあり今でも業者社長さんや番頭さんが当社に集金に来られます。
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なぜかというと事務所に集金に来たついでに次の仕事に結びつく情報や見積物件がないか設計者や積算担当者から聞くことができるからです。これは営業活動の一環でもあります。
そして現場監督とは打合せもできます。
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話は変わりますが昨日に設計のササオさんの実家の青森からりんごが届いたので社員でおいしくいただきました。
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そして園芸部の話題をひとつ
現場監督のシノダ氏が種をまいたパクチーですが元気に3階庭園で芽吹き育っております。
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この後は収穫して何に使われるのかな・・・?

ありがとうございます。今日はこのあたりで・・・

by コバヤシ

古材検品

1ヶ月半ぶりにこんばんは。設計の田中です。
久しぶりなのでブログの書き方を忘れてしまいそうです。
その間、7年使ったパソコンも過労でつぶれてしまい
10年選手のパソコンで、ゆっくりと仕事を進めています。
なんだか少し緊張気味でございます。

本日、東大阪市長堂・T邸リフォーム工事さんの件で
島村葭商店さんに伺いました。

こちらは滋賀県の高島市
近くに針江地区という、名水のあふれる水路がある
非常にきれいな町です。
以前、観光で来たときに水路の水を未だに、生活水と利用されている
風景を見せて頂き、感動した覚えがあります。

こちらの工房での古材は、すでに、DOORS(アーバンリサーチさん)
の店舗や一龍さん(焼肉店)で使わせて頂きました。

現場では、ケヤキの梁を見せて頂きました。
ケヤキ材は、和室の床の間の単板貼りでしか使ったことがなかったので
無垢のケヤキの木目の美しさや、色味に圧倒しました。
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古材については、正直勉強不足ですので、これから学んでいきたい所です。
今回、弊社、社員大工の別所氏もいっしょに同行しましたので
助かりました。
なんとなく魚をおろす様なイメージで1本の梁から柱を取るのですが
木の流れや節、古材ですので、釘やほぞが有るため、
どう加工していくのか不思議です。
この材料が、どう料理されていくのか非常に楽しみです。

写真をもう少し掲載したいところですが
画像の取り込みの際、パソコンが落ちそうなので
このぐらいの所で申し訳ありません。

今回は、御施主さんといっしょに立ち会えましたので
非常に良かったです。
ありがとうございました。
お疲れ様でした。

BY タナカ

天神様

こんばんは、設計のササヲです。
明日の打合せに向けて、普段よりも細部を作り込んだ模型を作成しております。
収納力を検討するため、LDKの家具をできるだけ表現しております。
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写真の段階はまだ途中ですが。。。頑張ります!

話は変わって、今週末は天神祭です。
大川沿いに住む私にとっては、夏の一番の楽しみです。
自宅を開放しておりますので、来たい方は来て下さい。
ただ、40平米のマンションですので、少人数でお願いします。
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鉄骨階段のデザインを木製階段で

こんばんは、設計担当の田中です。

本日は、堺市西区・H邸新築工事の定例打ち合わせがありました。

ちょうど、1階から2階の階段手摺りの加工が終わりかける
タイミングでした。
階段の設計は、住宅の設計の中でも一番難しいところです。

今回は、すべて無垢の木製材料で作りたかったので
階段材及び、ササラは、ホワイトアッシュという材料
を使いました。
アッシュ材は、重厚で、ギターやベースの材料にも使われています。
ですので変形など狂いも少ない素材といえます。
1枚ものはさすがにないので、2枚を接ぎ合わせているのですが。

正直、階段材は木製で手摺りはスチールで作るつもりでいましたが
お施主さんの木製階段への意向もありましたので

鉄骨階段と同じ納まりで木製で作るということをテーマとして
今回、手摺りは木製で、鉄骨のフラットバー手摺りと同じ納まりで
ササラに直接組み付けてもらう形で挑戦しました。

本来、スチールであれば9ミリで作れるものが木製では40ミリ必要で
ごつくはなったのですが、個人的には満足しています。

大工さんには、かなり苦労をかけてしまいましたが
個人的には、かなり気に入った出来映えとなりました。
ありがとうございました。

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BY タナカ

現地調査にGoogleストリートビュー

こんばんは、設計を担当しております、田中です。

余談ですが
昨日、吹田市での打ち合わせの後、新御堂を通って帰ってきました。
ここは、南森町の方に向かう道、淀屋橋の方に向かう道に分かれて
いつも渋滞します。
ただ、ここは非常に高い位置から、ジェットコースターに乗っている気分で
街の景色が見えるので、いつも楽しみに眺めています。

一番の楽しみの景色
何十年も前から、未完成で建っていたお初天神のゴースト商業ビルが
解体されてるではないですか!
調べると、4月頃から解体が始まっていたみたいですが
渋滞中だったので、思わずiPhoneのシャッターを切ってしまいました。

アーチの窓のある、芸術的建築物とも言える作品だったのですが・・・。

何となく寂しい気持ちになります。

 解体ビル
Googleマップ
 幽霊ビル
私の車窓から

ところで今は、現地調査に行かなくても、Googleストリートビューで現地確認が
できます。
しかも、現地で確認するより、人目を気にせず落ち着いてチェックできる
というなんだか、変な感じです。

また逆に、解体前が元々、どういう状態だったのかを把握するのにも
Googleストリートビューは活躍します。

Googleストリートビューは、今は、なくてはならないツールとなりました。
お客様から連絡頂いて、前もって場所を確認する際、建物の状態も確認
することができます。
雪田に
Googleマップ 
雪谷 現状
現地撮影
家が建ってるときと、解体後では、風景ががらっと変わります。

Googleマップは、毎年更新されていきますが
アーカイブ版も見れる様にしていって欲しいです。

by タナカ

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