“熱い休日”

こんにちは!

設計のハヤカワです。

暑いですね。。

会社の席の移動があり、窓際に移動しました。とても明るくて開放的で気持ち良いですが、少し暑いです笑

 

●7月14日(土)母校の研究室の先生であり恩師の江川教授が、文部科学大臣賞を受賞し、その講演会と祝賀会が、関西大学梅田キャンパスでありました。シャチョーも来てくださり、祝賀会ではたくさんの先生、先輩、後輩、同期、研究室のプロジェクトでお世話になった方々、木村工務店と一緒に仕事をしている建築家の方などたくさんの方と会うことができました。これも江川先生きっかけから広がった縁なんだなと思うとほんと感謝ですね。。

めでたい日だったのでピンクの服を着ていきました。

 

●15日(日)は僕が大好きな建築家の『宮脇檀』の展覧会に行ってきました。神戸のまちづくり会館でやっています。(7月24日まで)

住宅作家と呼ばれることが多い建築家ですが、実は住宅街の計画もたくさんしており、街スケールからディテールまで幅広い視野を持った稀有な建築家です。

この展覧会で印象的だったドローイングです。

隣の家の庭の木を連続させて計画することで並木道を創ろうとしてるのでしょうか?道を歩いている人はリズムのよい並木道とその木漏れ日が道に落ちて気持ちよさそうです・・・。

住宅一つにしても必ず周辺環境や街並みを意識して設計されており、やはり街スケールでも考えられていることがこのドローイングから強く伝わってきました。やはり『建築』の設計を通して社会性を伴った『風景』を作っている意識、責任が設計者には大切だなと改めて強く感じました。

ぜひこの展覧会はおすすめです!

 

●16日(月)海の日は、昨日の展覧会に引き続き、宮脇さんが建物の周りの環境デザインに関わったコモンシティ星田に行ってきました。坂本一成さんが計画したコモンシティ星田ではなく、そのすぐ隣りにあります。

やはりとっても良かったです。住民の高い意識と美しいまちなみがありました。

建物は一般的なものですが、カーブした道路やカーポート、外灯、側溝、ポスト、擁壁、植栽・・・

建物を取り囲む環境によって、ばらばらのようで統一感のある美しいまちなみができていますね。

建物もそういった基盤がしっかり計画されていたら、生活の背景として良い存在になっています。

 

街の結節点にはシンボルツリーがありました。これも自分の街に愛着がもてる存在の一つかなと。

美しいゴミステーションと綺麗にたたまれたゴミのカバーネット。

この街への愛着が感じられますね。

街への愛着が意識の高さにつながっています。

こういう一人ひとりのまちへの意識が大切ですね。少し感動しました。

話し出すと無限に出てきそうなので、このあたりで笑

 

実は暑すぎて全部見学できなかったのでリベンジします。

気温も暑く、内容も熱かった休日でした。笑

 

ではまた!

byハヤカワ

建物と建物のあいだ

こんにちは!設計部のハヤカワです。

みなさん地震は大丈夫でしたでしょうか?

この時、僕は会社にいたのですが、机の下に隠れないで倒れそうになったパソコンを守ってしまいました笑

もしもの時の避難訓練をした方がいいかもしれませんね笑

 

話は変わりますが、

木村工務店の月曜日の朝は、いつも掃除の時間があります。

この掃除の時間は個人的にとても好きな時間です。会社の中だけでなく、会社の周辺やみちを掃除をすることで、ほんの少しでも美しいまちなみを創ることに貢献している気がしているからです。

『掃除をしている姿』も大切です。

↑会社の前を元気に掃除をする総務部のコバヤシさん

 

僕は建築物の設計をしていますが、同時に敷地を超えた“まちなみ”を創っています。

とくに建築の配置や外構、ファサード(建物の正面部分)は住んでいる人だけのものではなく、たくさんの人が暮らす“まちなみ”を創る大きな要素だと感じています。

なので内部空間の設計と同じく、外部空間の設計もとても大切です。

 

僕の大好きな近代建築の3大巨匠の1人『フランク・ロイド・ライト』は、

【空間とは素材と素材のあいだである】と言ったそうです。

建築の設計を通して敷地を超えた“建物と建物のあいだの空間”も少しでもよいものを考えていき、まちなみに貢献できたらと思います。

そんな意識を持った建物が少しでも増えていけば今の混沌としたまちなみも変わっていくのではないでしょうか?

 

 

ではまた!

byハヤカワ

地震の影響

こんばんは。設計担当の田中です。
昨日の、地震はほんとにすごかったですね。
ちょうど今日も、耐震改修のご依頼を受けている
淀川区のお寺さん(正通院様)のところへ
現地調査に伺ってきたところでした。

構造設計を請け負っておられる
木構造建築研究所 田原さんも心配されていました。



漆喰壁にクラックが入ったり、剥がれたりしていました。

耐震改修の重要性を住職さんと共に感じた一日でした。

tanakabyタナカ

はじめまして!

はじめまして!4月から木村工務店の設計部に入社しましたハヤカワです。

初のブログなので、なにを書いたらいいかわからないのですがとりあえず自己紹介をします!

出身は兵庫県川西市の閑静な住宅街から少し離れた山の麓に住んでいます。山や池に囲まれた小さな集落といった感じでしょうか?僕の家の前の道路は、袋小路になっているため餅つき大会やBBQなど季節ごとにイベントがあり、面白い場所です。木村工務店でも「まちのえんがわ」という場所があり、イベントを行ったり、だれでもふらっと立ち寄れる居場所があります。

僕もこの場所が好きで時々お昼ごはんはここで食べたりしてます!(最近暑くなってきましたが。。)

入社してまだ一か月ですが、リフォームをするための実測や写真撮影のお手伝いなど色んな現場を見学させていただいています。また、ある建物の新築orリフォームの提案も考えたりあっという間の一ヶ月でした。

建築ができた時に、お施主様はもちろんのこと、建築に関わった方、周辺環境、街、みなさんに喜んでもらえるような建築を設計するのが目標です。まだまだ目標には程遠いですが、頑張っていきたいと思います。

みなさま、これからもよろしくお願いいたします!

byハヤカワ

キッチンの比較

こんばんは、設計のササオです。

最近は、実施設計段階が3物件あり、そのうち2物件はキッチンの検討が多く、
色んなメーカーを見比べては、見積もりを取り、比較し、大変勉強になっております。

定番のTOTO、lixil、パナソニックから、
ステンレスキャビネットで応用の利くナスラック、
無垢材やシンプルなデザインでウッドワン、
シンプルなデザインと機能のサンワカンパニー、
オーダーキッチンのモーリーショップ、キッチンハウス・・・
今までで一番キッチンカタログを見て、問い合わせしています。
もちろん完全オリジナルの家具屋と大工さんによる造作キッチンも計画中です。

ご要望と、対応できるメーカー、そして金額、
色んな方面からの検討です。

思えば、私の生活も、帰宅間近になると、
今冷蔵庫にある食材を思い浮かべ、旦那様の帰る時間を予想し、料理できる時間を逆算、
旦那に「どんな口?」と確認した上で、買い足す食材を考え、電車で段取りをする。
スーパーで買い物をし、帰宅したら料理開始。食べ終えたら、翌日の朝食とお昼の準備・・・
と考えると、帰宅してから座る時間は食べる時間の15分くらいで、その他はほとんどキッチンに立っております。

高さの問題や、収納、手入れのしやすさ、もちろんデザイン。
主婦の皆さんは、本当にキッチンに立つ時間が長い分、
今までストレスに感じていたいた部分を解消し、
大好きな場所になってもらえるよう、力を注ぎたいと思います。

sasaobyササオ

老舗に学ぶ。

こんばんは。設計担当の田中です。
私事ですが、先日、都島区にあります太閤園の淀川亭にて
子供の1歳のお祝いをしました。
100年以上の歴史を歩む、淀川亭は、
新しいデザインは施されず、あくまでも
原型を忠実に守る形で補修されているのが素晴らしいです。
太閤園の前は、毎日車で通りすぎているので
朝晩と様子を見ています。
毎日、夜は、いつも駐車場がいっぱいで
すごく繁盛している感じです。
昼は、結構安いのでオススメです。

さて太閤園ですが、
基本的には、ホテルと同じサービスですが
宿泊機能がないことが、大きな特徴です。

宿泊施設だと耐震基準、消防検査など、たくさんの要件を
満たさないと運営ができず
純和風の建築当時の設えを大部分崩さないといけなくなります。
しかし、太閤園は料亭の域を超えませんので
厳しい耐震基準を満たさずとも、原型のまま運営ができているのです。

これらは、あくまでも私の分析ですが、
これらが、うまくいっている理由です。当たっていると思います。

淀川亭のお味とサービスの方ですが
施設もサービスも画一化された木曽路との違いを感じつつ
歴史ある和室とお庭の風景を拝みながら
久々に本当の大阪の味を味わうことができました。
古い建物をリノベーションして運営している施設とも違う
何か、このあたりの感覚が、学ぶべき部分であった感じがします。

バブル崩壊後、料亭は完全に姿を消しましたが
ここにきてまた、人が楽しく集まって落ち着いて食事のできる
いい意味での、料亭接待が復活するのではないかと思います。

tanakabyタナカ

軽トラ、止まる。

こんばんは。設計担当の田中です。
阪神高速、東大阪線を走行中、軽トラの菜々美ちゃんが
力尽きて、突然止まってしまいました。
環状線への分岐前の追い越し車線だった為
非常に、怖かったです。

追突が怖かったので、とにかく避難
道路公団へ電話しようと電話ボックスを探すが、対面の為、渡ることができない。
何とか、電話をかけて、パトロール車両を待つ。
そしたら、なぜか、警察の車が到着

運転手のいない軽トラが乗り捨てられているとの通報があったらしく
一騒ぎが警察館内では合ったそうです。

その後、何とか、分離帯まで誘導してもらう

その後、公団のパトロール車が到着

その後、JAFのレッカー車が到着
牽引して会社まで連れて行って頂きました。

会社に到着。
安全管理者でもある、総務部長に報告しました。
みなさん、ほんとに親切で、ありがたかったです。

とここから、別の軽トラに乗り換えて
2時間遅れで、豊中の現場に向かいました。
この軽トラも10万キロ超えだったので大丈夫か少し心配になりました。

現場からの景色。
午後4時到着予定が午後6時前になってしまいました。
遅くなって申し訳ありませんでした。

帰り道、夜の高速で同じように止まったら、
間違いなく追突されただろうと恐ろしくなってしまいました。

今回は、故障で止まったので、運が悪かったと思わざる得ません。
こういう仕事では、しょうが無いことだと感じつつ
注意していこうと思います。

tanakabyタナカ

和洋折衷

こんばんは、設計のササオです。
先日の節分では、恵方巻を切って美味しく食べました。
大好きな太巻きを無言で一気食いなんてできません。
これが恵方巻に馴染みのない東北人の考えです。

それにしても今年の冬は本当に厳しい寒さで、大阪に来て7年経ちますが、一番寒く感じます。
そんな寒い季節に、たまたま和室をリビング利用する計画が2軒あり、
その2軒とも畳の部屋に床暖を入れたいというご要望がありました。
畳の床暖は体験したことがないため、どんな感覚なのか楽しみです。


寝屋川市K邸リフォーム工事の和室リビングの計画です。
テレビ台とソファー部分の床はフローリング。
奥様の畳にソファーは置きたくない、床暖を入れたいという意見と、ご主人の畳は残したい、
という折衷案です。
もともと奥まった位置で、少し暗いため、戸襖のあった部分はFixと框戸で玄関からの光を取り入れます。

気持ち良い空間になりますように。

sasaobyササオ

古民家

皆言っておりますが、本当に寒い日が続きますね。

そんな中本日は四条畷市・T邸リフォーム工事に行くと、

二階の建物越しにちらっと見えた奥の新築の平屋が、手前のヤシの木と相まって

まるで沖縄のヴィラの様で、少し寒さが和らぎました。

所変わって八尾では茶吉庵という古民家再生プロジェクトが進行しております。

江戸時代には河内木綿の木綿問屋だった古き由緒正しき建物の改修。

ボランティアや学生によるDIYがあったり、

色んな人の力が合わさって進行しているプロジェクトなので、

弊社もそれにお力添えできればと思います。

オーナーは形から入るタイプなんですと笑いながら仰っていましたが、

かなり渋い暖簾がすでに出来上がっておりました。

ちなみにこのどちらも茅葺屋根をもつ家の改修工事。

古い建物を壊さず、後世に残していこうという

お施主さんの心意気は本当に素敵です。

takanoribyタカノリ

和室の改修と仮設工事

こんばんは。設計担当の田中です。

6年前に施工させて頂いた、八尾市O邸リフォーム工事の第二期工事をさせて頂いております。
元々、設計事務所さんで設計して建築された物件なので、各所、綺麗に納まっているので
特に、和室のリフォームになりますと非常に気を遣います。

◎左がビフォー、右が今回の改修です。
垂壁、床柱、鴨居、長押、床框等、すべての造作物を解体撤去し
押入収納にする工事です。
また畳床も下げてリビングとバリアフリーにするため
床組みから変更しています。
元々の真壁納まりの化粧部分を残しながら造作していくのは、結構たいへんな工事なのです。


◎左がビフォー、右が仮設養生後です。
和室の周囲を養生して、作業スペースを確保しました。
住みながらの改修の場合、一番重要なのが、養生です。
和室の扉を閉め切って作業すれば、いけそうなものですが
道具を置いたり、建具廻りの作業をするのに余分スペースが必要なのです。
これのおかげで、お施主さんは音やホコリの問題を受けずに済みます。
こういった工事を仮設工事といいます。
余分な費用に思えるかもしれませんが
いい仕事をするためには必要な項目なのです。

元々の、和室の設えを壊さない様に、うまく改修したいところです。

tanakabyタナカ

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