タグチハウス新築工事上棟!

こんばんわ。現場監督のトクモトです。
10月に入り一気に秋になってきましたね。
現場では長袖で汗をかきながら仕事をしていた職人さんも仕事がしやすい季候になってきました。
ただ、もう10月だというのに現場には蚊がめちゃくちゃ多くいて大変です。

さて、西宮の林敬一建築設計事務所によるタグチハウスでは先日は上棟をしました。
今回は敷地の状況でレッカー車が使えず、職人による手上げでの上棟となりました。
ブログの写真は定点観測にしようか、それともまた違った物にしようかと考えていたのですが・・・
この写真を撮ろうかと考えていると
『トクチャーン!!金物取って!』
ここで写真を撮ろうかと考えていると
『トクチャーン!!ここ持って!』
次こそはここで・・・!
『トクチャーン!!こっち持って!』
・・・これこそはっ!!
『トクチャーン!!・・・』
などなどあり、全然写真が撮れませんでした。
レッカー車を使うときは材料の段取りをしている間に写真を撮るタイミングが結構あるのですが
今回は僕もフルで職人さんの手伝いをしていました。
なので上棟後の写真を撮るのが精一杯でした。
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上棟後
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上棟前
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今回はササキ大工が刻んだ屋根が使われています。
ちなみに、上棟の間に中々写真が撮れなかったのは構造金物の写真を撮るため奔走していたためでもあります。
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将来は隠れてしまう構造金物
これから大工工事が進んで行きます。
完成は12月の中頃、どんな家になっていくかが楽しみです。

byトクモト

大工の意地

ここのところ、事務所の一階にある加工場で大工の若手棟梁ササキ君が林敬一建築設計事務所によるタグチハウスの構造材を加工していました。

最近の木造建築の構造材は、プレカット加工といって工場でコンピューターに入力するとほぼ自動で機械が材料を加工して出来上がるのですが、ちょっと複雑な部分になると当社の場合材料を会社の加工場にひきとって大工の手で加工することが多いのです。

今回も屋根の合掌組、寄せ棟、垂木の落とし込み部分を手加工しています。

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なかなか屋根の勾配や高さが複雑で構造材を仮組しながら加工を進めて行くのですが、現物の寸法を計る前に下の様な図板から勾配、斜め寸法等を計算して加工しています。

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そこは大工のちょっとした意地でしょうか。
ガンバレ、棟梁。

byトミマス

RKHOUSE新築工事終盤戦

こんばんわ。現場監督のトクモトです。
もう朝晩は半袖だと寒いくらいになってきたので、自転車通勤を再開しました。
ちなみに、1ヶ月ほど前に自転車で来た時は暑すぎて朝からばててしまいちょっとの間休憩していました。
谷町九丁目の山がしんどい!

さて、林敬一建築設計事務所によるRKHOUSEでは2Fの左官工事が終わり大工工事も終盤の家具造作工事に移っています。
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左官山本組の職人がコンクリートを押さえています。
ちなみにこの忍者みたいな靴はモルタル等の上に乗っても沈まないようにはいています。
名前はよく知りませんがネットではアルミスリッパと載っていました。
ちなみに土間を仕上げるまでに大体3回ほどコテで押さえます。
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2回目を押さえた所
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打設前はこんな感じでした
土間工事が終わった後は2階のキッチン造作です。
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↓ ↓ ↓ この場所が ↓ ↓ ↓
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キッチンになりました。今回は右腕タバタ大工による造作キッチンです。
残す工事もあとわずかになってきましたが、気持ちが切れないように頑張ろうと思います!

そして次回は西宮の林敬一建築設計事務所によるタグチハウス上棟編です!
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byトクモト

ケンチク椅子の試作品

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加工場では林敬一建築設計事務所設計のタグチハウス新築工事の手加工が行われております。
その片隅で大工見習いの福田くんがゴソゴソ。。
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何やら次回のワークショップで作成予定の「ケンチク椅子」を製作しているようです!
矢部達也さんからお借りしたベニヤバージョンをお手本に杉バージョンを試作中。
ワークショップはおかげさまで定員に達してしまいましたが、完成次第更新しますので参加予定の方は見比べてみてくださいね☆
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難波パークスのurban research DOORS

難波パークスのurban research DOORS の増床改装工事を京都の森田建築設計事務所の設計、木村工務店の施工で、8月のほぼ1ヶ月間の深夜の突貫工事の末、ようやく完成し、9月1日オープンしました。

5年前の工事も弊社で施工したのですが、店舗と言っても、床は木童の土佐栂、壁は左官による漆喰塗り、現場溶接のスチールの天井飾り、大谷石を積んだカウンター、古材を手加工したディスプレィやテーブル、スチールの製作加工の飾り天井やディスプレイ等々、いわゆる「手仕事」です。

↓ お盆休暇中に木村工務店の加工場で古材を加工する大工DSC05852DSC05863DSC05872DSC05910DSC05912DSC05920DSC05916

↓ 施工中の現場写真です。
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↓オープン前日のディスプレー中の写真です。DSC06750DSC06756DSC06760DSC06769DSC06768DSC06762DSC06776DSC06784DSC06790DSC06796DSC06787DSC06782

大工、左官、塗装、石屋、鉄骨金物、などなど木村工務店と長く付き合いのある専門工事の職人さん達の絶大なる協力によって完成しました。感謝です。
by シャチョウ

木拾い

今日は、総務のミカワさんが、9月30日に行われる、(ケンチク椅子のすすめ・建築家と大工ワークショップ)で使用する材料について、「数量とか価格を教えて欲しい」とやって来ました。
参加される方に作ってもらおうと考えている図面があるので、そこから木拾い(きびろい)を指導しました。

私、 「合板は24?のサブロクで、杉材はニイチとサンイチのジョウとニケンで使って・・・・・・」
ミカワ、「・・・・・???????」

こんな具合です。

ちなみに、サブロクは、3尺×6尺の大きさで、ニイチ、サンイチは、それぞれ2寸×1寸、3寸×1寸でジョウは約3mニケンは約4mのことです。
そういえば、建築業界独特の言い回しで一般の人にはなかなか伝わらないことはいっぱい有るようです。

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図面とにらめっこで頑張るミカワ女史。

byトミマス

加工場でハイブリッドな手加工

(上町研究所)奈良・S邸新築工事の構造材はプレカット加工ですが、一部、梁の高さが600mmと800mmがあって、プレカット加工の機械に入らないので、木村工務店の加工場で手加工をすることになりました。こういう少ない量で、難しい手加工があると、大工さんは、なんだかとっても嬉しそうです。生き生きと仕事してます。
↓ お施主さんと設計事務所のサダカタさんが加工の見学にやってきました。
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↑大工さんは墨付け中です。
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↑ また、新たな材料が搬入されてきました。
↓ 6人ぐら集まって、手で持ち上げて、搬入してます。
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↑ 加工場には、簡単なリフトがあるので、ひとりでも楽々持ち上げて作業が出来ます。
↓ 大工さん、ドリルで穴を彫ってます。
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↑ こちらでは、垂木の手加工です。
↓材木屋さんと大工さんと現場監督が、職人事務所に集まって論議中です。DSC04569
ものづくりのメンバーが集まって議論する事や、会社内や周辺に、大工さんの手加工の鑿と金槌の音が響いたりする様子は、ものづくりの過程でしか味わえない独特の感覚で、楽しくてワクワクする時間のひとつです。

byシャチョウ

もうすぐ建て方

どうも現場監督のフルカワです。
(上町研究所)奈良・S邸新築工事の建て方がもうすぐです。
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基礎も出来上がり、建て方後に内部もコンクリートを打設
するので、配管と埋め戻しをしました。
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会社の加工場では、プレカットでは出来ない構造材と垂木
の加工をしています。
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今週に建て方予定なのですが、天気が曖昧・・・。
どうか天気の神様、機嫌をなおして!!
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頑張れ文野組右腕ワンダー☆

ちなみに息子が2歳になりました。
早いもんです。

byフルカワ

長ホゾ込み栓

木造建築の構造材の継手で、柱と梁(はり)桁(けた)を接合する方法として【長ホゾ込み栓】という方法があります。

下の写真で上が【柱の長ホゾ】真ん中が【梁のホゾ穴】でホゾをホゾ穴に差し込み抜けないように堅木で梁と柱のホゾを貫通して【栓】を打ち込みます。
このとき【栓】を打ち込む穴をわざと少しずらしてお互いが引き寄せ合うようにするらしいです。

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また、加工場で柱のホゾを大量に加工するときこんな機械を使います。

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柱をセット→4枚のノコギリの刃が同時にジャーン→出来上がり

効率よく仕事をするためには、やっぱり道具も大事ですね。

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緑のカーテン計画進行中!

byトミマス

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