刹那で永劫

こんばんは。現場監督兼まちのえんがわスタッフのオオムラです。
最近は雨が降ったり止んだりで、心もぐったり、病んだりです。なので、予定が組みにくく、時間が空いてるようで詰まってる状態。のんびりしながらばたばたしてます。特にこの現場監督という仕事は突然入ってくる仕事にも対応する能力が必要とされます。全体のバランスを見ながら、どこに優先順位をつけるか、素早くじっくり、繊細に大胆に、情熱的に冷静に、ギンギラギンにさりげなく判断し行動しなければならないのです。そのバランス感覚は頭で考えるより体で考えるに近いようです。
よーわからん話になったので本題に。突然舞い込む仕事をいくつか紹介。まずカントク業で会社の3F会議室改装工事。

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床は土佐ツガの無垢材。厚み15mm。
ベンチは唐松パネル。厚み30mm。
壁・天井は漆喰塗り。コーナー部は20R?30R。
机天板は吉野杉。厚み50mm。
家族で集まる穴蔵というコンセプトの縄文会議室。まちのあなぐら・・・
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コーナー部のトメ。座板・背板に勾配があるため斜めと斜めがぶつかる難所。
ベンチをつくるまえに制作したモックアップ。座り心地を実寸で確認。
後で付けられる照明と椅子はどんなのが入るか楽しみです。シェーカーチェアJー39希望です。お願いします。
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こちらはスタッフ業で、生野区のあちこちに、まちのえんがわを作るというえんがわプロジェクト会議。都市計画家も加わり難しくて面白い内容。想像すると楽しそうですが、単純で複雑な問題があるようです。これははじまったばかりで、どうなるのか、こちらも楽しみです。

今日もていねいに。byオオムラ

取材と菜園。

最近、協力業者さんの集まり、【精親会】の面々を取材して会社案内をおもしろおかしくイラストで作成してくれてるヤマサキミノリさんがいよいよ、木村工務店の社員と社内の取材にやってきました。

こんな感じで一人ずつ写真を撮り、当社のミカワさんとインタビューです。

みんな、なかなか照れくさくて冗談混じりの返答ばっかりでどうなる事やら・・・・・・

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そして、園芸部ですが・・・・

今年もバジル。

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そして、今回はゴーヤの他に、ピーマン、シシトウ、プチトマト、にチャレンジ

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まちのえんがわの横の朝顔と、向かいにはゴーヤが緑のカーテンをのばしてきました。

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そして、先週から受付前にかざられたヒマワリの花も会社の3階で育てた物です。
今年はあまり雨のない梅雨ですが一足早く【夏】気分です。

byトミマス

ぼくのまちのえんがわのしごと

こんばんは、まちのえんがわスタッフのオオムラです。
まちのえんがわのスタートは早く、朝の6時30分にシャッターを開けます。その時にはすでに、松本組さんの道路への水撒き、ヤングダイクによる加工場の掃除は終了しており、仕事の準備と詰所での打合せが始まってます。シャッターを開けた後、パソコンを立ち上げ、マイルスのBGMをかけます。そして、マキタの掃除機で掃除開始。IMG_2158
床置きの多肉ちゃん達を動かしながら掃除機をかけ、その日の気分で並び替え+編集作業。
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棚の本も動かしながら棚を拭き、並び替え+編集作業。この編集作業が難しくて面白い。目標はピシッとしながらちょっとニンマリするような編集です。あと女子にうけること。
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中が終わったら外。プランター廻りの落ち葉を拾ったり、溝の掃除をしたり、たばこの吸い殻を拾ったり・・・。松本組の親方が「チマチマやってんなぁ」と毎日褒めていくれるのですが、表現が悪くて素直に喜べません。
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約1時間ほどで掃除を終了し、後は現場に向かうので、えんがわのしごとはほとんど掃除しかしてませんが、帰ってきたら並び変えた本や多肉ちゃんがまた変えられてて、明日また変えてやろうと思いながら、夜7時くらいにシャッターを閉めます。
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本日は日曜日に売れた捻れプランター2つを配達に。売りたくないのからどんどん売れていきます。ちょっとだけせつないですが、サヨナラからはじまることがたくさんあるんだよ。

今日もていねいに
byオオムラ

オシャレ感と今後の設計。

こんばんは、設計の田中です。
連休明けで、現場もあるのですが、休みの間に、ふと思ったことを書きます。
一応、創造的な仕事をしている為
半期に一度、思い悩むことがあるのです。
最後まで読んでください。

設計をする際に、よくオシャレにしてくださいとよく
言われるのですが、オシャレってすごく漠然とした言い方ですけど
でも、最近何となく、オシャレの意味が整理されてきた様に思うのです

ゴールデンウィークに、瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
今年で2回目になります。4,5年目に直島と犬島に行って面白かったのでまた、行きました。
今回は、小豆島と豊島に姫路からフェリーで渡って1泊2日の旅となりました。
越後妻有(大地の芸術祭)にも2,3年前に行ってまして、
こちらも、かなり面白かったし十日町の蕎麦がうまかった。

私は41歳ですが、学生時代は90年代の建築や芸術の時代に触れていて
安藤忠雄さん、高松伸さんの建築の全盛期でいわゆるポストモダンといわれる
手法で形だけを追いかける建築の時代で、奇抜な形の建物がたくさん建った時代です。
当時は、そういった建築家の打ち放しのオシャレなカフェでデートをするのが憧れの時代でした。
というのも、東京ラブストーリーなどに代表される
トレンディードラマが人気を集め、必ず、そういう空間シーンが舞台となったからです。
いかに憧れのトレンディードラマのモデルに近づけるかが
当時のオシャレの定義だったのです。
そんな我々、団塊Jr世代と違って、今の大学生含めた20代前後の若者は
どんな子もオシャレに見えます。
憧れのライフスタイルというものを地で行ってる感じです。
トレンディードラマの影響を受けていません。

島に行きまして(前回もそうでしたが)
どうしてこんな僻地の島に、こんなに若いオシャレな男女がいるの?
洗練された豊島美術館と棚田の風景
近未来空間から見上げる田舎の空は新鮮でした。
芸術と建築がこれほどまでに、融合された空間を体験したのは初めてでした。
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我々の時代は、パッケージされた空間(箱)を楽しんで
オシャレと言える期間だけ利用して、賞味期限が過ぎたら
また違う箱に乗り換える、そんな風な楽しみ方しかなかったのに
今は、瀬戸内海の島々全体が、オシャレスポットとして年々、進化して
地域の人々ともつながって、若いオシャレな都会の男女もいっぱい
集まってきて、いろんな営みが生み出されている感じがしました。
継続して訪れるのが本当に楽しみです。
小豆島在の地の農家のお父さんらと普通にしゃべる機会なんて
まず、ないですからね。
逆に、成長の止まったポストモダン建築物(大半が京都)がどんどん取り壊され
なくなってしまっているのです。悲しい・・・。

弊社の【まちのえんがわ】についても
おそらく、そういうポジション(瀬戸内海の芸術村の様)になって
いけたらいいという想いが社長の頭にはあるのではないかと
一従業員の私は思うのです・・・。
地元→まちのえんがわ←遠くの人=生まれ続ける

オシャレ認識の変化のまとめ
団塊Jr世代→形、見た目、トレンディードラマの世界
今の若い子→オシャレは形ではない!
地でいくライフスタイル(個性と編集)だ。

弊社設計部としましても
こちらから答えを出すのでなく、お施主さんのライフスタイルを
いかに受け入れて、オシャレなものにするかに情熱を注ぐ様に
したいと思っているのです。
トレンディードラマの世界を決して作ってはいけないのです。

これでオシャレの話は終わりです。

補足として、
ライフスタイルを語り出すと、編集の時代という流れを感じざる得ません。

編集については、今に始まったわけではなく
TUTAYAを運営されるカルチャーコンビニエンスクラブの増田宗昭社長が本で書いてられたのですが
70年代のLPレコードは、アーチストがA面の1曲目はこれ、B面の1曲目は・・・とアルバム1枚を作品として
世に出して、リスナーはアーチストの選曲通りに視聴して楽しんでいた。
ところが、カセットテープができてリスナーが自ら編集して自分好みの一枚を作ることが出来るようになった
このあたりが、編集の始まりではないかと書いてはりました。
すごく分かりやすい話だと思いました。

住宅でも、どちらかと言うと選曲(間取りや空間構成)までしてもらった家に住みたい
いやいや、選曲(プランや素材や設備器機のチョイス)も自分でやった家に住みたい
弊社では、圧倒的に後者のお施主さんが多くなっているのです。
建築の場合はIT情報技術が、そうさせてきている様に思います。

前者のお施主様は、建築家の先生にお願いしまして
私ども社内設計者は、後者の方を、応援する形で、まとめあげていくことが重要な役割になっているのです。

それにしても、トレンディードラマの世界がいかにすごかったか、今になって思います。

ありがとうございました。悩みは解けました
明日から、がんばります!

By タナカ

新しく始まります。

四月になって暖かくなり、町でもフレッシュマンが目に付くようになりました、現場の方も(矢部達也建築設計事務所)西宮・A邸改装工事が着工となり現場を見てまいりました。

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今回は建物内部の内装リフォームと外部の屋根と外壁のリニューアルの工事ですので建物全面を足場で囲います。

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内部解体はリフォームですので大きな機械等を使うわけにはいかず人力で作業をする(テバラシ)方法になります。
リフォームの解体工事の初日は電気や給排水の設備の配管・配線や下地材の取付方など事前調査ではわからなった事が小さな問題としてゴロゴロ出てきます。
でも、そういったことを一つずつ打ち合せしながら進めて行くのも物づくりにおいては結構面白いところです。

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暖かくなったといえば、えんがわ園芸部もそろそろ活動再開です。

byトミマス

「板金ワークショップ」にむけて。。

皆さま明けましておめでとうございます。総務の参川です。
本年も引きつづき「女らしく」をモットーに精進して参りますので
どうぞよろしくお願いいたします。

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2/17(日)開催予定、まちのえんがわ提供の「左官ワークショップ」
今日はまちのえんがわブログを更新してみました!
「えんがわ打ち合わせ-板金ワークショップ-」ご興味あればご覧ください。

by。みかわ

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