眺める大工

こんばんは。現場監督のタツタです。
東大阪IW邸新築工事の足場がようやくとれました。
2Fのバルコニーの格子が最後の仕事です。
スチールの支柱取付中の横井金物のコイソさんとニシハラさん。
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外壁が仕上がってるので、気を付けながらの溶接作業。
格子をチャクチャクと取り付ける大工のハマちゃん
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足場がとれてバルコニーから景色を眺めるハマちゃん(左)と
棟梁のタニオカさん(右)
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内部と外構がいよいよ大詰めです。もう一息、気合いを入れて
がんばります。
byタツタ

テーブル入れ替え工事

こんばんわ。設計担当のカワモトです。
5年程前に竣工・お引渡しを行った尼崎市・S邸新築工事のダイニングテーブルの入れ替え工事の現場に立ち会いました。
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↑竣工時の時の写真
テーブルはホワイトアッシュの材料でした。
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↑大工さんが取り付け作業中
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↑取り付け完了
一度テーブルを取り外し、新たな無垢の一枚板をテーブルとして取り付けました。テーブルの板は施主様がご用意されました。搬入、取付には大変苦労しました。少し大きいと思っていましたが、取付すると違和感なく取り付けでき、一安心でした。

現場とは違うのですが、日曜日と月曜日に精親会旅行に行ってきました。
今回は2日目にシーカヤックを行いました。初めて体験です。
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海に行ったのですが波も穏やかで曇っていた為日差しもきつくなく、気持ち良かったです。
byカワモト

右腕タバタとあちらこちら

こんばんわ現場監督のツジモトです。
最近、佐々木組の右腕ダバタ氏とよくコンビで仕事をしています。
東大阪・T邸リフォーム工事では
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トイレの改修で古い建具と新しい既製品とがマッチしていい感じです。
さすがタバタ ディティール
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トイレ外観 杉皮を貼っています。


今日は林敬一建築設計事務所によるH家での壁の補正工事をしてきました。
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既存RC壁に木地を建てて断熱材を充填しています。
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ラワンベニヤを貼って下駄箱を復旧して完成です。

いつもいつもご苦労様です。
byツジモト

調剤薬局の設計および監理

こんばんは、設計のヤマガタです。
弊社は工務店なので、建築工事が主な業務なのですが、
今回は「設計、監理」のお仕事のご紹介です。

駅前の元居酒屋さんの建物を、調剤薬局に改装する計画です。
とにかく駅の階段の目の前にある建物なので、企業の旗艦店として
外観、内装を意匠することが目的でした。

ドラッグストアといえば、とにかく商品をいかに陳列し、白く明るく、ですが
このお店は真逆の「落ち着いた」「自然素材の」空間です。

そしてとにかくスピード勝負。「さあ設計を始めましょう」から
「オープン」までなんと3ヶ月!奇跡は起こると信じて走りました。

↓着工前の様子。元居酒屋さんの名残が見られます。
元の写真
↓目の回る設計期間を経て、最終の外観イメージスケッチがこれ。
ガラススクリーン、階段、棚越しに、店舗の中を見せる計画です。
外壁の改修範囲をスチール照明ボックスで囲んで、キリをつけています。
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↓内観スケッチです。
床に無垢のフローリング、棚やカウンターにも無垢材を使用し、落ち着きのある
空間を目指しました。
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↓そして奇跡は起こります。
施工業者さんの、夜間、休日をかえりみない努力のおかげで、
なんとか形にしていただきました。 
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↓現場での打合せで、いろんな変更を加えましたが、内観イメージは計画通り。
壁面の棚に商品や、掲示版、TV等をならべます。
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↓これは待合のベンチです。
このベンチの中は、キッズスペースになっています。
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まだ手直し工事や、備品関係の設置などが残っていて、
これらの詰めが大変です。
その後、店舗のお引っ越しがあり、こちらも相当大変だと思います。

もう少し、あと少し!

by ヤマガタ

「試行錯誤を重ねる」

こんばんは。総務部のコバヤシです。
5月上旬は寒気が居座ったこともあり、気温が上昇しなくて肌寒く感じていた
のに最近は気温がどんどん上がり真夏日を記録するなど体調管理が大変ですね。
今日は今月初めに訪問した東大阪市足代U邸リフォーム工事の現場を午後から
見に行ってきました。
現場にはベッショとヒラボシの2人が1階で作業をしていました。
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↑1階洗面脱衣室に断熱材フェノバボードを入れた状態
からのコンパネの下地の床をこれから貼るのですが・・・
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そのコンパネの加工は大変です。
寸法を測り給水管の部分を取り排水管の部分を穴を開け抜き取って・・・
懸命に作業をするヒラボシ大工!
この後、写真はありませんが排水管の部分がコンパネの穴に上手く入らなかったり寸法が長くて上手く土台の面に収まらなかったりして、なかなか床が貼れず悪戦苦闘していました。
そして、数十分を費やしてようやく床を貼ることができました。
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こうした作業で「試行錯誤を繰り返して経験を重ねて仕事を覚えていくのだなぁ」っと、じっと作業を見ていました。
がんばれ、大ちゃん!(ヒラボシくんの愛称です)
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そのかたわらで黙々と段取りよく余裕で作業を進めるベッショ大工には
貫禄があります!そしてかっこええです!
私にはこんなかっこよさはありません・・・でもがんばりますよ!

by コバヤシ

木配り

尼崎市・M邸新築工事の木材が、吉野の阪口製材から加工場に納材されて、お施主さんにもお越し頂き、木配りをおこないました。

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↑ ↓ 天然乾燥の吉野杉材は、うっすらとしたピンク色で艶があって美しい。

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後日、わざわざ吉野から阪口製材の阪口さんが大阪の加工場までやって来て、あらためて検品してくれて、2本の木材を交換してくれる事になりました。このあたりのアフターケアーは流石ですね・・・・。

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↑ 天然乾燥の吉野杉の小口

手加工が始まると、加工場に杉材を刻む「コン!コン!コン!」という心地良い音が響きわたります。それが、まるでお祭りのように感じられて、楽しみのひとつなんですね・・・。 by シャチョウ

照明

どうも、最近自分の非力さに嘆くばかりの現場監督フルカワです。
踏ん張ります。

今まで色々な物件を担当してきましたが、いつも思うのが照明って色々あるんやなぁってこと。

下の写真は、(上町研究所)奈良・S邸新築の物件。

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次の写真は、(ninkipen! 一級建築士事務所)生駒・N邸新築の物件。
電球の数は60球になるとか!?

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最後は、弊社設計部ヤマガタと施主さんとのコラボ。
施主さんの持ち物に一工夫。

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いつも引き渡し前に養生を取って照明を付けると、
「こんな感じになるんやぁ・・・。」
と、ちょっとした感動をします。

 

娘が産まれてから、僕以外の家族は実家に帰省しているのですが、たまに会いに行って娘をかわいがると息子が嫉妬しているのがわかります。
やはり子供なりに色んな感情が芽生えるのでしょう。
そんな息子をますます好きになるデレデレ親父になってます。

会いに行く度に、

「父ちゃんだいしゅき!」

と言ってくれます。

父ちゃんもだいしゅきです。

byフルカワ

墨だし開始!

こんにちは。総務のミカワです。
木村工務店に来て4回目の春が早くも過ぎ去ろうとしております。

さて、春といえばステップアップの時期ですね。
というわけで私は本日から材木の墨付けを始めました。

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ちゃんと棟梁の佐々木大工に指導してもらいましたよー。
加工場で尼崎市・M邸新築工事の墨付け最中だったのです。

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IMG_1680一度ひと通りの流れを見せてもらったにも関わらず、差し金のどこを持ってどう指したらたら良いのかも分からない始末。。 材木の前でくるくる廻ってしまいました。
佐々木大工も苦笑いです。

仕事を「見て覚える」職人さんは改めて凄い存在だと身をもって実感しました。
また、遊びでもちゃんと教えてもらえたのは凄く貴重な体験じゃ無かろうかと、
いま記事を書きながらソワソワしております。

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↑鉛筆では線が見えづらいので墨を竹に含ませて万年筆のように使っていました
↓木板に写した柱通りを見ながら墨付け。風で飛ばないように木板を使うそうIMG_1670IMG_1672

また佐々木大工は家を建てる際に寸(すん)単位で考えるそうです。
m(メートル)だと分からなくなるそう。。
職業によって馴染みの単位が違うのも面白い発見でした。

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ものの10分・15分ほどのやりとりでしたが
聞き慣れない単語が飛び交い
使い慣れない道具を使い
色んな刺激を受けました。

大工さんって面白い!!

by。みかわ

悩み・・

八尾市・YT邸リフォーム工事では設計部長のタナカ氏と
大工のノブヤマ氏が仲良く打合せをしています。
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で、どこの話をしてるかと言うと・・・
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この窓です。横にも窓があるんですが、大きさが違うのでどのように見せるのか
悩んでいます。
こんな感じで現場監督も含め、みんなで良い案を出し合い
決めていきます。
Byタツタ

オシャレ感と今後の設計。

こんばんは、設計の田中です。
連休明けで、現場もあるのですが、休みの間に、ふと思ったことを書きます。
一応、創造的な仕事をしている為
半期に一度、思い悩むことがあるのです。
最後まで読んでください。

設計をする際に、よくオシャレにしてくださいとよく
言われるのですが、オシャレってすごく漠然とした言い方ですけど
でも、最近何となく、オシャレの意味が整理されてきた様に思うのです

ゴールデンウィークに、瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。
今年で2回目になります。4,5年目に直島と犬島に行って面白かったのでまた、行きました。
今回は、小豆島と豊島に姫路からフェリーで渡って1泊2日の旅となりました。
越後妻有(大地の芸術祭)にも2,3年前に行ってまして、
こちらも、かなり面白かったし十日町の蕎麦がうまかった。

私は41歳ですが、学生時代は90年代の建築や芸術の時代に触れていて
安藤忠雄さん、高松伸さんの建築の全盛期でいわゆるポストモダンといわれる
手法で形だけを追いかける建築の時代で、奇抜な形の建物がたくさん建った時代です。
当時は、そういった建築家の打ち放しのオシャレなカフェでデートをするのが憧れの時代でした。
というのも、東京ラブストーリーなどに代表される
トレンディードラマが人気を集め、必ず、そういう空間シーンが舞台となったからです。
いかに憧れのトレンディードラマのモデルに近づけるかが
当時のオシャレの定義だったのです。
そんな我々、団塊Jr世代と違って、今の大学生含めた20代前後の若者は
どんな子もオシャレに見えます。
憧れのライフスタイルというものを地で行ってる感じです。
トレンディードラマの影響を受けていません。

島に行きまして(前回もそうでしたが)
どうしてこんな僻地の島に、こんなに若いオシャレな男女がいるの?
洗練された豊島美術館と棚田の風景
近未来空間から見上げる田舎の空は新鮮でした。
芸術と建築がこれほどまでに、融合された空間を体験したのは初めてでした。
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我々の時代は、パッケージされた空間(箱)を楽しんで
オシャレと言える期間だけ利用して、賞味期限が過ぎたら
また違う箱に乗り換える、そんな風な楽しみ方しかなかったのに
今は、瀬戸内海の島々全体が、オシャレスポットとして年々、進化して
地域の人々ともつながって、若いオシャレな都会の男女もいっぱい
集まってきて、いろんな営みが生み出されている感じがしました。
継続して訪れるのが本当に楽しみです。
小豆島在の地の農家のお父さんらと普通にしゃべる機会なんて
まず、ないですからね。
逆に、成長の止まったポストモダン建築物(大半が京都)がどんどん取り壊され
なくなってしまっているのです。悲しい・・・。

弊社の【まちのえんがわ】についても
おそらく、そういうポジション(瀬戸内海の芸術村の様)になって
いけたらいいという想いが社長の頭にはあるのではないかと
一従業員の私は思うのです・・・。
地元→まちのえんがわ←遠くの人=生まれ続ける

オシャレ認識の変化のまとめ
団塊Jr世代→形、見た目、トレンディードラマの世界
今の若い子→オシャレは形ではない!
地でいくライフスタイル(個性と編集)だ。

弊社設計部としましても
こちらから答えを出すのでなく、お施主さんのライフスタイルを
いかに受け入れて、オシャレなものにするかに情熱を注ぐ様に
したいと思っているのです。
トレンディードラマの世界を決して作ってはいけないのです。

これでオシャレの話は終わりです。

補足として、
ライフスタイルを語り出すと、編集の時代という流れを感じざる得ません。

編集については、今に始まったわけではなく
TUTAYAを運営されるカルチャーコンビニエンスクラブの増田宗昭社長が本で書いてられたのですが
70年代のLPレコードは、アーチストがA面の1曲目はこれ、B面の1曲目は・・・とアルバム1枚を作品として
世に出して、リスナーはアーチストの選曲通りに視聴して楽しんでいた。
ところが、カセットテープができてリスナーが自ら編集して自分好みの一枚を作ることが出来るようになった
このあたりが、編集の始まりではないかと書いてはりました。
すごく分かりやすい話だと思いました。

住宅でも、どちらかと言うと選曲(間取りや空間構成)までしてもらった家に住みたい
いやいや、選曲(プランや素材や設備器機のチョイス)も自分でやった家に住みたい
弊社では、圧倒的に後者のお施主さんが多くなっているのです。
建築の場合はIT情報技術が、そうさせてきている様に思います。

前者のお施主様は、建築家の先生にお願いしまして
私ども社内設計者は、後者の方を、応援する形で、まとめあげていくことが重要な役割になっているのです。

それにしても、トレンディードラマの世界がいかにすごかったか、今になって思います。

ありがとうございました。悩みは解けました
明日から、がんばります!

By タナカ

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