ソトと繋がる
こんにちは、専務です。
11月に入っていよいよ肌寒くなってきましたね。前回のブログ担当だった10月10日はまだ半袖で暑かった記憶があるし、秋がなくなったと口々に言われていますが、長袖シャツ1枚の季節が本当に少ないですよね。秋が少ないと森の実りが減ると良く言われていますが、昨今の熊の出没なんかもやっぱり関係しているのでしょうか。
建築的にも、秋や春がないということは、窓を開け放して外とつながって開放的に!みたいな期間が、ほんの2、3週しかないってことで、住宅のあり方がどんどん閉鎖的になっていくのもなんだかなぁとは思いつつ。これは気候変動によるものなのか、私達人間が空調された空間にあまりにも慣れすぎて、外気と一体化した室内が違和感を感じる様な身体に変容していってしまっているのか、はたまた、、、。

先日小路東A邸新築工事の引き渡しにお伺いしましたが、それでもやっぱり、外と中が繋がる空間っていう感覚は気持ちいいなと思います。視覚的にも身体感覚が拡張される感じ。

例え開け放して使う期間が少なくても、外の空気を取り込むというのは、気温や湿度のことだけではないのかなと思います。そういう意味では、木村工務店、デッキを作りたがりがち。郊外の平屋でも、街中の狭小住宅でも、ウチとソトの繋がり=心の広がりという物差しをもって設計施工していきたいですね。


さて、今週末はまちのえんがわGALLERY&BARが開催されます。
まちのえんがわは所謂木村工務店におけるデッキ空間。
今回は昨年に引き続き現代アーティスト平地エリさんによる展示に加えて、舞踊家デカルコ・マリィさんによるライブも開催予定です。外の空気が取り込まれて木村工務店の加工場がどの様に変容するのでしょうか。楽しみです。


byタカノリ




















































