オンライン!

こんにちは、タカノリです。
6月ということは今年ももう少しで半分。コロナ禍になってから仕事以外で外を出歩くことも少なく、会社の節目節目の行事もないのでなんだか季節感が薄く、時間の流れも抑揚なく過ぎている様に感じます。
例年であれば、木村工務店にとって6月の頭は協力業者との昭和感ある旅行がありました。
木村工務店の現場のものづくりの仲間である業者さん達と親睦を深め、普段言えない事も含め話し発散出来るいい機会であり、1年の後半に向けての節目でもありました。またこんな密な写真が撮れるようになりたいものです。

とは言え、やはり伝達事項や少し皆さん揃って顔を合わせる機会を持ちたいということで、今年はいよいよZOOMを使ってのオンラインミーティングを画策しています。
昨年から始まった、急激なテレワークやオンライン会議の流れに木村工務店もある程度は追随しており、実際にZOOMやWHEREBYといったツールを使って、お施主さんや業者の方と打ち合わせする機会もかなり増えました。やはり便利になった点も多かったり、微妙なニュアンスは伝わりづらいと感じる点もあったりと、試行錯誤の中運用しております。
協力業者の方々は、仕事で使われている率も様々。既に何度かテスト運用をしていますが、ITにアレルギーのある方もいれば、意外とすんなりこなす高齢者の方などキャラクター豊富で悩ましいです。今月末の開催に向けて着々と進んで行きたいと思います。

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by タカノリ

梅雨入り

こんにちは、タカノリです。
梅雨は6月というイメージしか頭の中になかったのですが、あまりにも早い梅雨入りに驚いています。なんでも統計を取り出してから最も早い梅雨入りだそうですね。統計は果たしていつから取っているのでしょうか、、、。
建築に携わるものとしては外部の工事がなかなか進まなくなり、辛くなる時期でもあります。早く入ったということは、早く終わることを祈るばかりですが、終わりは変わらないという噂もチラホラと。

さて、木村工務店一級建築士事務所として、設計・監理で携わっている、くるみ愛育園新築工事が着々と進んでおります。

捨てコンクリート打設から

配筋へ

そして先日、弊社の設計施工物件の構造設計にも携わっていただいている木構造建築研究所の田原さんと共に、配筋の検査をいたしました。

厳しい検査の目にもしっかり対応していただいており、同じ施工も行う会社としても、とても勉強になっております。このまま順調に進んでいきたいところなのですが、行く先には今建築業界を騒がせているウッドショックの魔の手が。
今までは普通に入手出来ていた集成材という新築の構造などに使う木材が、北米や中国の住宅景気による経済的圧迫とコロナ禍が相まってなかなか入手することが出来ず、様々な材木屋さんプレカット業者さんが今、本当に苦労されています。

弊社の設計施工では古くから付き合いのある、吉野の杉やヒノキ材をつかって、新築を施工していく計画をたてているのですが、事態があまりにも長引き、国産材の需要と供給にも逼迫すると、また色々と考えなければならない局面を迎えるかもしれず、こちらも早く終わることを祈るばかりです。

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はじまり

こんにちは、タカノリです。

木村工務店一級建築士事務所として、設計監理をしている保育園の新築工事が、いよいよ本格着工しました。今回は設計と監理のみ携わっております。まずは杭工事から。

遣り方によって出た建物位置を元に、地面に杭位置がプロットされ、柱状改良と呼ばれる地面の中に柱状のセメントを作っていく工事です。杭工事が終われば、いよいよ基礎工事に向けて進み出します。まだまだ序盤戦ですが完成へ向けて見守っていきたいと思います。

 

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by タカノリ

 

創立記念日

こんにちは。タカノリです。

本日、4月2日は会社の創立記念日。会社組織として設立後、73年目となります。
協力業者の中には100年企業もいらっしゃったりするので、そう思うとまだまだこれからですが
故きを温めて新しきを知るスタンスでこれからも持続可能な企業として存続していきたいと思います。

工事は昨年末なのですが、四條畷市T邸にトップライトを増設しました。
改修していない大屋根からの雨漏りの調査のついでに、奥様のたっての希望からキッチン上のトップライトを増やすことに。
それまでの暗さのある雰囲気もかっこよかったのですが、いざ付けてみると明るくてとても心地よい空間となりました。このトップライトは北側に面しているので光も強すぎず、やんわりとした明るさだけがキッチンを照らしてくれます。

会社の3階では、現場の合間で、サンプル室という新たなスペースを準備中、、、。
お披露目まで今しばらくお待ち下さい。

73年目の木村工務店もよろしくお願いします!

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by タカノリ

機械

設計部のタカノリです。

やっと暖かくなってきました。春までもうすぐといったところでしょうか。

前回のブログからちょうど1ヶ月。加工場での手刻みもいよいよ終盤戦になってきました。

↑梁と梁を接合するホゾ穴を加工しています。手刻みとはいいますが、ノコギリやノミ、カンナばかりを使っている訳では勿論なく、色んな機械を巧みに使いながら加工していく様は見ていて面白いです。

先日吉野の材木屋さんに行くと、かなりハイテクな加工機が置いてありました。

調べてみると、NCルータと呼ばれる木材をくり抜く機械のかなり大型のもの。かつこれはCNCというコンピューターによる数値制御ができる機械らしく、加工軸が6軸ということで、縦横斜め以外に3つの傾きで刃を設定して加工できるので、かなり複雑なくり抜き加工が出来るとのこと。

わりと新しいもの好きなので、何か使えることがないか考え中。

世の中の進化になんとかくらいついていきたいものです。

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by タカノリ

 

手刻み

設計部のタカノリです。

看板板ってご存知でしょうか?
建築に携わり、工務店で務めて5年目になる私も、恥ずかしながら実物は初めてみました。

現在の在来木造住宅はプレカット工場による材料加工されたものが現場に搬入され、大工によって組み上げられていくことが殆どですが、嘗てはプレカットというものはなく、棟梁が設計図を元に大工が加工のための図を書き、1本1本材料に墨を付け、刻んでいました。

今、加工場では若手社員大工2人が別處棟梁のもと、墨付けに励んでいます。

粛々と進めていく姿は、少し緊張感もあって見ていてワクワクします。まだ序盤戦、手刻みが始まると加工場にも一気に活気が出てくるので楽しみです。
またとない機会、建て方まで見守っていきたいと思います。

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デジタルとアナログの狭間

設計部のタカノリです。
新年初めてのブログとなりました。
年明け早々から緊急事態宣言も発令され、前回ほどの動揺はないものの気配りは忘れず粛々と始めて行きたいと思います。

昨年末になりますが、幾度か雑誌やテレビで紹介されている四條畷市T邸リフォームが、
チルチンびと」に掲載されました。

絵本作家である谷口さんのセンスが光りまくっている素敵な住宅です。設計部のハヤカワ氏が色付けをしてくれた上空から見たサンタが特徴のPOPな図面も見所となっております。

雑誌掲載紹介がもう一つ。
タナカ部長とタツタ監督が担当した東大阪H邸リフォームが今月発売のSUUMOリフォーム全国版の巻頭特集で取材頂き、紹介されています。
なんと、このSUUMOリフォームの雑誌はこの号が最終号となるそうです。関西版のSUUMOリフォームは、定期的に掲載して頂き、かなり前から弊社もお世話になっていたのですが、23年間続いた雑誌がついに廃刊となって今後は全てネットへ移行するとのことで、時代の流れを感じます。電子書籍やネットの台頭で雑誌がなくなると言われだしたのは10年程前からだと思いますが、10年経ちその頃はまだ整備されていなかった色んなプラットフォームが整い、どんどん淘汰が激しくなっていっているのでしょうか。
雑誌というモノになる良さもあるのになぁと少し寂しい気持ちになりますが、かく言う自分も半分以上は楽天ブックスなどのアプリで雑誌を読んでしまっております。
今回は保存版とのことなので、是非書店でお手に取りください。

 

今後、どんどん雑誌や本が淘汰されていくと、数十年後には本棚がある家は骨董マニア的な立ち位置になってしまうのでしょうか。たしかに本には背表紙が放つ魅力みたいなものもあり、棚に並べることも一つの価値だったりもします。時折アナログレコードを買うのですが、中古ではなく最新リリースのレコードを買うと、レコード盤と一緒に音源のダウンロードコードが付いてきたりします。アナログは少し流行ではあるのですが、とは言えレコードプレーヤーを持っているもはや大多数ではない人向けのもので、かと言ってデジタルの便利さは必要で、、、、。
今は電子書籍と本は別々に販売されていますが、本を買う人がどんどん減っていくとそのうちデジタルコピーのQRコードが背表紙の裏に付くようになるかもしれません。想像するとそれはそれで便利そうなので実現して欲しいですが。モノの有り様が変わると、住まいの有り様も変化していくのかもしれません。

それでは、今年もよろしくお願いします!

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温故知新

冬生まれですが、寒いのは本当に苦手な設計部のタカノリです。

今週月曜日から一気に寒さが本格化してきた気がします。
いよいよ年末、今年は例年のように忘年することもできず一生の中でも本当に特殊な一年なんだと感じますが、それでもまた新しい年が来るので、この師走の忙しさを乗り切り、迎える準備をしたいと思います。

三宅町M邸がいよいよお引渡し間近です。

古民家リフォームは元の建築のもつ力強さと新しい価値観の生活様式をいかに融合できるかというのが肝なんだと近頃深々と考えています。古さに馴染ませることと、新しさを挿入することの選択は本当に紙一重で、いつも悩みながら進めています。
古民家は本当に勉強になることも多く、建具に囲まれた高天井の玄関は現代の住宅建築の発想の中ではなかなか実現も体験も出来ない空間で、恐らくその時は必然性を持って作られたんだと思いますが、昔の人は豊かな発想を持っていたんだなと感心しました。

おそらくこれが今年最後のブログ。
来年は明るい一年になりますように。
よいお年を!

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墨出し

こんにちは。設計部のタカノリです。

富田林市O泌尿器科リフォーム工事が着工し、本日は墨出しの確認をしました。

既存のコンクリートの床に、施工会社のみとハウジングさんが丁寧に間仕切りの位置を出してくれていました。ちなみにこちらは木村工務店が設計事務所として携わっている案件で、施工は地元の業者さんに依頼しております。

診療所の計画は、医療機器や設備関係が特に複雑で、建築の人間だけではわからないことが多いため、お施主様の他に色んな機器メーカーの方も立ち会い、大人が沢山いる墨出し現場でした。使いやすさを考えた若干の変更はあったものの、大きな変更はなく無事終了。まずは一安心です。

既存の外観を剥がすと元は焼肉屋さんだった看板の後が現れました。解体はこの建物の履歴が顕になっていく瞬間です。次の外観は↓こんな形に。

来年の開院を目指して一歩ずつ進んでいきたいと思います。

 

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こんにちは。設計部のタカノリです。

奈良県M邸リフォーム工事が着々と進んでおります。

本日も現場監督のY元くんからあそこの納まりどうしますか?ここはどうしますか?
と、現場で日々問い詰められています。

古民家のリフォームは取り合いなど現場でしかわからないことも多く、うーん、、むー、、と歯切れの悪い返事をしながら、監督と大工の助けを借りて着々と各部の納まりが決まっていきます。
引き渡し予定日まであと1ヶ月半。気を引き締めて頑張ります。

ワークショップの告知を。
企画段階から関わっている、水圧転写のワークショップが来月11月15日に開催されます。水圧転写はフィルムに印刷された柄を立体物に転写出来る技術です。車のパーツや玩具などに使われている技術で、普通は大きい工場でかなりのロット数がないと出来ないのですが、今回ワークショップを主催して頂くBIGONESさんはそれを小ロットで出来る特許技術を開発した生野区の凄腕ものづくり企業です。
今回はラワン合板に柄を転写してキャンプにも持っていける小さいテーブルを作ります。

何より、水面に浮いた柄に向かって板を沈め転写する瞬間は、素人には独特の緊張感もあり楽しいので是非体験してみてください。
↓まちのえんがわスタッフ青木女史の水圧転写風景

詳細はまちのえんがわのブログにて。

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