シロアリ駆除及び、調査の立ち合い

こんばんは。営業設計担当の田中です。
先日、シロアリ駆除の立ち合いを行いました。

デッキの一部が、シロアリに喰われてしまい、朽ちてしまった為
駆除を行いました。
駆除は、デッキ下の土の部分に薬剤を噴霧及び混入しし、その後、外部基礎の立ち上がり部分にも薬剤を噴霧していきます。
原理としては、土の中にいるシロアリの体に薬剤が触れることで、その成分を巣に持ち帰り
巣ごと死滅させてしまうという仕組みだ。
シロアリが活動している期間でないと、駆除効果が出にくいため10月いっぱいぐらいを目途に
行った方がベターの様だ。

宅内調査を点検口から潜って行う予定でしたが、床下の懐が足りなく、潜ることができませんでした。
そこで、オーストラリアの精密機器メーカー。Termatrac(ターマトラック)の
マイクロ波を利用したシロアリ等の害虫の発見器により見ていくことになった。木部であれば最大10cm程度まで測定可能の為、柱や土台の上に、この機械を置いて測定。
もし、木部内にシロアリがいれば、反応し波形で有無が分かる。
害虫駆除をお願いしている、阪神ターマイトラボの水谷さんによれば
この機械により、かなりの確率でシロアリの発見ができるそうだ。
その他、シロアリは蟻道を作って移動していくので、蟻道の発見により
有無を調査するのが一般的だが、たまに、外部からは全く分からずに見落としてしまうことが
あるそうで、そんな時も、この機械が役立つそうだ。


異常気象が続く昨今、害虫駆除の相談件数が増えてきています。
建築する際も、前もっての対策が必要になってくる様に思います。

tanakaBY タナカ