新しい抜けと新しい生活
こんにちは。
設計部のハヤカワです。
今年初のブログです。
今年もよろしくお願いします。
以前から進めておりました、東大阪市・Y邸リフォーム工事ですが、
大工さん、監督、時には施主さんにも助けられながら無事お引き渡しをしました。
↑工事中の写真です。
立派な梁が、天井裏に隠れていました。
↑今回は、その立派な梁を活かして、
できるだけ隠さず見えるようにして、計画しました。
隠さず、見える化が大切な要素。
↑左の透明の木製建具は、元々壁だったのですが、
解体して、透明の木製建具にすることで、
開放的で連続感のある空間になりました。
また、奥の窓からチラッと見える、元々存在した美しい植栽とも連続し、
このリフォーム工事でポイントとなる部分でした。
↑その新たな抜けを強調するため、
床の桧の貼り方向も、天井の桐板も
新しく抜けた方向に向けて、合わせていきました。
ズドーンと抜ける。
オノマトペで表現できる空間は、良い空間なんじゃないかと。
新たに抜けた空間に、家具や生活感が入ってくると、
さらに良くなるかなと思っております。
新しい抜けと新しい生活。
楽しみです。
では。