GX志向型住宅
こんにちは、設計のササオです。
2024年11月末に、国土交通省及び環境省から、「ZEH水準を大きく上回る住宅(GX志向型住宅)」の新築や、子育て世帯等を対象とする長期優良住宅やZEH水準住宅の新築を支援する新たな補助制度を創設し、賃貸住宅も含めて幅広く支援することが発表されました。(詳細や、時期は2月末あたりに発表予定)
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弊社新築は現在ZEH水準・長期優良住宅基準はほぼ標準になっております。
GX志向型住宅は
断熱等性能等級「6以上」→大阪府(省エネ地域区分6)では外皮平均熱貫流率(UA値)0.46以下
一次エネルギー消費量削減率「35%以上」
以上が要件となります。
「ENERGY ZOO]という木造住宅用温熱・省エネシュミレーションシステムを使用し、
断熱材や窓の仕様を入替ながら、現在の新築住宅をどこを変えたらGX志向型住宅になるのか検討中です。
付加断熱をした際の施工方法や、金額の問題など、バランスを探っております。
高断熱住宅になると、避けて通れないのが気密工事と、換気システムです。
今回、豊中市K邸新築工事では、気密検査をするため気密工事も慎重に、
また、全館空調換気システムを導入しております。
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小屋裏はまるで大蛇の住みか。断熱材を纏ったダクトの存在感がすごい。
これで床下を含め家全体を熱交換換気し、
また冷暖房の風も緩やかに家全体(玄関・洗面・トイレも)に行き渡らせます。
真夏・真冬の状態が楽しみです。
さて、プライベートでの小さな悩み。
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長女(6歳)が一人でトイレに行くようになったのですが、水を流すボタンや場所が見つけられず、結局悩んで何もしないまま出てきてしまうことが多々発生してます。
確かに、水の流すボタンの表記は様々で、大人でも探すことが多い。
平仮名しか読めない年だと「流す」「大・小」も分からない。
ボタンだと思って推していたものがセンサーだった等々。
我が家の場合、子供が困っていますが、インバウンドが増える一方なので、
海外の方でも起こる事案だと思います。
デザイン性も大事ですが、ユニバーサルデザインという観点ではもう少し統一してほしいと思います。