ディティール

こんにちは、専務です。
なんだか突然寒くなって参りました。
世間的な三連休は生憎の雨でしたが、
最終日の体育の日だけ休めたのでギリギリの雨を避けてケーブルカーに乗って六甲山へ。
丁度、六甲ミーツアートなる芸術祭が開催中で、無料の展示がある1時間程のトレッキングルートがあったので、秋の散歩がてらに歩いてきました。日本最古のゴルフ場らしい神戸ゴルフ倶楽部の強烈なアップダウンのコースに驚きながらも、間を抜けて散策しているとヴォーリス六甲山荘があり、丁度開館時間だったため寄り道してみることに。ヴォーリズ建築っていうと関西のキリスト教系大学とか、大丸とか所謂洋風な装飾的イメージが強くてすごく興味があった訳ではなかったのですが、ふと立ち寄ってみると意外と素朴なデザインで夏の別荘としての生活感が細かく考えられていて驚きました。
ある意味装飾的なのは梁や柱が全て名栗仕上げになっていたこと。
他にも、女中部屋に壁仕込みのアイロン台があったり、
このギミックを作るための溝つきのディテールも凝っており、他にもクローゼット収納やキッチンなども細部まで機能が考えられているデザインで、改めて住宅設計における造り付け家具の大事さに気付かされました。

さて、長屋の改修がいよいよ竣工間近。建具の完成待ちです。

借家として貸し出す予定なので、うまく住み手が決まるように祈っております。

takanori

byタカノリ

屋上デッキの夜景

こんばんは、設計担当の田中です。

前回お伝えしました、東大阪市の新社屋改修工事、屋上デッキが出来上がりました。
本日は遅くまでかかったので夜景でのご案内です。



ウッドデッキと人工芝がうまく調和しました。

そういえば、先日、この現場から、たまたま、生駒さんから昇る
中秋の名月を拝むことができました。



まるで、お日さんが昇るかの様に、お月さんが昇っていく姿を
私は、生まれて初めて見ました!感動的でした!!

この屋上テラスは、四方開放的で、非常に良い場が生まれたと思います。
ここで、社員の方々が、楽しんで頂けますと嬉しいです。

長らく、色々とありがとうございました!

 

tanaka

by.タナカ

京都の工事について

こんばんは現場監督のヤマモトです。

写真は京都桂・テナントビル改修工事の様子です。

↑和室の床を畳からフローリングへ変えました。

床は水平ではなくっているので、下地で調整しながらミリ単位で水平に合わせていきます。

↑間仕切りブース部分の施工の様子です。

階段は登り易いように1段増やして取付していきます。

↑クロスの貼替の様子です。

工事全体の規模は大きくないですが、建物自体は大きいのでクロスの貼替は6日間かけて行います。

現状のクロス下地も多々あり、大工さんや左官屋さんと連携して修繕して行きます。

 

来週には工事完了しますので、気を引き締めて工事進めたいと思います。

 

yamamotobyヤマモト

ようやく秋の気配

こんばんは。総務部のコバヤシです。
9月23日に二十四節気の「秋分」が過ぎ今週に入り日本付近に秋の空気が流れ込み朝晩を中心に涼しく感じられようやく秋の気配が感じられます。


一日の寒暖差や日々の気温変化に注意して万全な体調管理をしないといけませんね。
そろそろ長袖の準備もしておくとよさそうです。

さて今回の駅弁紹介ですが今回は先日名古屋訪問の際に名古屋駅でジェイアール東海パッセンジャーズさんの「なごや満載弁当」を買いました。
パッケージは名古屋城が描かれたこれぞ名古屋って感じのご当地駅弁です。


内容は鶏めしに天むす、みそカツ、エビフライにあんかけパスタの名古屋めしのオールスターズでその他にだし巻き玉子や野菜の煮込みなどが入っています。
これだけ入って税込1,180円とコスパ抜群なのでおすすめの駅弁です。

是非皆さんも機会があれば召し上がってください。

話が変わりますが先日工事部の現場監督2人と一緒にご飯を食べに行きました。美味しい料理を食べて色々話せて楽しかったです。

では今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

kobayashiby コバヤシ

 

能登半島周回旅行

こんにちは。ハヤカワです。

 

定期的に関東、関西から集まっている大学の友人たちと

旅行に行ってきました。

おそらく今回は、ざっくりとこんな感じのルートだったはず。

 

富山現地集合で、グルっと能登半島を回る旅ですが、

毎度、❝質より量❞な旅行で、

一つの場所に長時間留まらず、

目的地到着→ぱっと見てさっと次の目的地へ移動を繰り返す感じです。

一つ一つは紹介できないのですが、いくつか。

 

七尾市にある室木家住宅

一か所突然現れる曲線のふすま。

カチカチの水平垂直の構成に緩いカーブは、

もはやアートですね。

 

特に美しいなと思った空間は、お手伝いさんたちの部屋だったところです。

長年囲炉裏で燻されて、黒く沈む空間。

奥行が消失していて不明で、どこまでも続いていくかのような天井。

窓際に並べられた食器や古道具が美しいシルエットとして浮かび上がり、

なにか切り絵の中に入ったかのような気になりました。

 

上部のモダンな照明は、不思議な赤色でした。

なぜ赤色なのか、管理している方聞いてみたら、

なんと長年燻されていつの間にか赤色に変わったとのこと。

すごいですね。

赤がすごく似合うなと思ったら、赤く変色したとは。

似合わないはずがないですよね。

 

移動しまして、能登半島の端っこの方にある、垂水の滝。

ちょうど太陽が岩肌の背後に回っていて、

影が覆いかぶさる、迫力ある景色でした。

もはや滝がかわいらしいです。

 

白米千枚田。

刈られている場所もありましたが、

稲刈りギリギリのタイミングで、海風でなびく稲穂が見れました。

 

砺波の散居村。

土砂降りでしたが、一か八かで展望台へ。

展望台に無事着いたときに見事美しく晴れました。

こういうときは大体晴れますね。

 

 

見たかった、内藤廣氏の富山県美術館。

ピロティがあって、白くて、ガラスを多用して、

屋上庭園まである。

あえて近代建築の5原則ど真ん中をやって見せている気がしてならないなと思っていました。

 

いつもと色彩やボリューム感など違っていて、

こんなのもできるんだぜ的な、、、

勝手な想像ですが、、、

 

屋上は、タイミング的に暑くて死にそうでしたが、

子供たちはフワフワ浮いていました。

それを優しく眺める警備員さん。

 

遠くからも子どもたちがフワフワ飛んでいる姿がちらっと見えていて、

近代建築の5原則の屋上庭園どうこうという堅苦しい話は置いといて、

子どもたちの溢れるエネルギーを建物の一番上に乗せているんだ。

と、思いました。

 

昔にあった百貨店の屋上遊園地のような、

キラキラした夢とか希望という言葉が似合う、美しい美術館です。

富山の風景に囲まれた屋上庭園が、特に素敵な空間でした。

 

まだまだありますが、一旦このあたりで。。

 

 

では。

byハヤカワ

こんばんは現場監督のシノダです。

今日は爽やかな風がはいってグッと過ごしやすい日になりましたね。

空気が入れ替わって季節がようやく進んだ感があります。

さてまたまた(アルファヴィル)京都・S社屋改修工事より一部改造の依頼があり先週、主に家具工事を実施してまいりました。

仕上がった壁面にすっと入り込み様な棚を取り付けてまいりました。

井目を強調したフォルムと縦横のラインのバランスがお見事です。

しかも横板にテーパーがかかっており見る角度によりラインの強弱がかかりさらに立体感が演出されます。

さらには部分的に縦の衝立が可動したりして自由度にも勘案されております。

 

畳の部分にもフワッと納まるような意匠の造り棚ももうひとつ、両側の壁面と床の取り合いを壁と同色の部材にすることにより存在感を消しつつ棚の存在感も強調しているかのようにも感じられます。

ここらへんの纏め方は秀逸…流石と云ったところですよね。

 

 

 

今回は弊社協力業者の㈱MELLOWWOODWORK さんに工場にて精度の良いパーツを作って頂き、現場に搬入してベッショ大工と松本組のサポートにて組み上げて納めました。

事前に現場で入念に採寸して打ち合わせをして寸法を攻めた加工が上手くいったと思います。

何事も段取りですよね。

皆さんのご協力の賜物です。

 

 

 

どうやら”井”には集まる力があるみたいですな。

 

今宵もこのあたりで

ではでは又又

shinoda byシノダ

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