お盆休み2

こんばんは。総務部のコバヤシです。
二十四節気では「白露」が過ぎて間もなく「秋分」昨日の台風が通り過ぎた後一気に秋の涼しい空気へと入れ替わり、朝晩は空気がひんやり感じるようになりました。

さて先月の旅行の続きです。
前日に民宿旅館に宿泊して最寄り駅の佐津からスタートして香住、そして鎧から餘部へと山陰本線の各駅を訪問しました。
宿泊先の夕食の写真だけ載せときます。

お造り・天ぷら・香住かに・但馬牛など盛りだくさんのメニュー
2日目は佐津駅(無人駅)から旅の始まりです。

明治時代に作られた木造の駅舎に島式ホーム1面2線の列車交換可能なのどかな駅です。
 
この駅を発着する列車は1日上下合わせて28本です。(2022年3月改正)

そして気動車に揺られて2つ目の香住駅で下車してすぐの日本海を見に行きました。

香住駅は駅舎側単式ホーム・島式2面3線を持つこの地域の中心の特急停車駅ですがJR西日本の合理化の波にのまれて去年の10月にはみどりの窓口も無くなり(みどりの券売機プラスを入れ替わりに導入)無人駅となってしまいました。
  
この駅を発着する列車は1日上下合わせて特急列車を含めて29本です。(2022年3月改正)
  

待合室は地元香美町がJRから借り受けて室内を木目調に統一しカウンターや円卓を設置して本棚に町に関する図書や観光パンフレットなど置いて無料Wi-Fiに学校統廃合で不要になった中学校のピアノを設置したりして駅に人が集まる工夫や努力を感じられました。
  
香住駅をあとにして一つ西隣の鎧駅(無人駅)へ
こちらは以前のブログでも紹介しましたが海側元1番ホームから見下ろすひなびた漁港と町並みの風景が日本の田舎の原風景をみるような感じで私の大好きな駅でもあります。

  
昭和時代には鎧漁港で水揚げされた海産物を貨物列車に積み込むためにこのインクラインを利用して駅と結ばれていてその遺構がこれです。
鎧駅は現在は単式ホーム1面1線と棒線化されていますがかつては相対式ホーム2面2線で交換設備が有り海側1番線が豊岡方面、山側2番線が浜坂方面と分かれて発着していました。

  
この駅を発着する列車は1日上下合わせて20本です。(2022年3月改正)

今回はここから隣駅の餘部までは列車を利用せず「たかのすの森」を通る片道約1時間の行程を歩いて移動しました。
この遊歩道はかつては生活道として利用されていたみたいで途中に日本海や餘部橋梁が見渡せる場所があるので一度その景色を見たかったので今回訪問を計画しました。
 

 
↑ たかのす展望台から見る餘部駅と集落 五反畑展望所から見る餘部橋梁と列車 ↓

不要な木を伐採してあるので明るくて木のベンチや案内標識、展望台もあってかなり整備されていて
とても歩きやすかったです。
  
餘部集落に降りてきて橋梁一望する写真を撮って「道の駅あまるべ」で遅めの昼食とりました。


 
食後に集落を散策して駅に隣接する餘部鉄橋「空の駅」クリスタルタワーのエレーベーターを利用して餘部駅に向かいました。
 
 

 
  
↑「空の駅」は旧鉄橋の橋脚を利用した観光施設でエレーベーターを利用すればあっという間に地上約40mの餘部駅(無人駅)に着きます。
 
↑ 地上約40mの高さから見る日本海と餘部集落 ↑左側が現在の線路、右側が旧線路で真ん中のスロープの先が現在の餘部駅ホームになります。
この後上り列車に乗って帰路につきました。ありがとうございました。
kobayashiby コバヤシ