いよいよ大詰め!

こんばんは。設計営業担当の田中です。

西区N邸マンションリフォーム工事が、いよいよ大詰めに入ってきました。
ここで一旦、解体後からの経過を載せたいと思います。


土間左官レベリング工事
解体前のフローリングを張った状態では、一見するとバリアフリーでフラットに思えますが
解体してみると床下は床暖パネルや配管跡などがあり、結構凸凹しています。
その不陸をモルタルで調整します。


防音床工事
防音シートを含んだ合板張りです。
タイル下地になることもあり、3重張りとなっています。
床のレベルがしっかり決まり非常に美しい合板下地が作れました。

壁下地工事
元々と同じ、プラスターボードをボンドで張っていくGLボンド工法も考えましたが、家具の設置や空調配管のこともあって、木下地としました。

天井下地工事
軽量鉄骨でできた軽天下地など色々検討した挙く、木下地で行いました。
何だかんだいっても、木下地は細かい調整がきき
こんなに自由度の高い素材はありません。
※実は、このコメントは私のおじいさんからの受け売りの文句です。
おじいさんは、戦前のセルロイドの時代から
何十年にも渡ってプラスチックの開発を行って新しい製品を世に送り出してきた
生みの親の様な存在の人でしたが
工業製品部材は、木製部材を超えることができないという内容のことを生前こぼしており
私もそのことは、仕事を通じて感じてきました。
改めて、木の美しさ、自由度、そしてその素材を自由自在に操る、大工の姿に感銘します。



現場家具製作
大工さんによる現場造作家具です。

工場家具製作
協力会社のメローウッドワークさんでキッチン家具製作中

タイル工事
600角の大判のタイルです。マンションは間口が広いので、敷き詰めるとカッコイイです!

塗装工事
床は全部養生しています。パテ処理を行い、下塗りをしています。
床養生は、現場監督(ナンバ氏)が、泣きながら頑張って行いました。

いい感じに仕上がってきたので、
工期が厳しいですが、
もう一息、みんなで頑張ります!!

tanaka

by.タナカ