家具や設備機器が入りました

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

鼻の調子が悪くなる季節になりました。

 

富田林で計画している泌尿器科クリニックの紹介です。

ササっと撮った写真ですので、記録用のようなものですが、

お施主さんと一緒に選んだ家具や設備機器が入りました。

 

カウンターの角にあるものは、自動精算機です。

その横にある小さな黒い箱は、

ジェスチャーで精算機を操作できる機器です。

人との間接的な接触を極力さけるための配慮で、

最近よく採用されるクリニックが多いようです。

 

良い意味でクリニックぽくない、

落ち着いた空間になりました。

 

壁は壁、床は床とメリハリをつけて

色彩を変化させることが多いですが、

今回は床、壁、天井と全体的に

似たような色彩でまとまったので、

全体に包まれるような安心感のある空間になりました。

 

処置室のカーテンも少し色をつけたり、

細かなこだわりが、全体の雰囲気を形作っていますね。

 

左手の奥に見えるのは

少し前に計画しました耳鼻科のクリニックで、

右手前が今回の泌尿器科クリニックです。

感慨深い景色です。

 

建物単体だけの意匠性ではなく、

街の中に建てるということは、

植栽、照明、周辺の建物、舗装、遠くに見える山、空、雲、、、など

数えきれない多様で複雑な要素の中に謙虚に参加していくことであり、

レイヤーのようなイメージですかね。。

 

竣工写真は、後日プロのカメラマンに落ち着いてから撮ってもらうことになりました。

楽しみですね。

実際に開業され、

色んな人に使われていく空間も楽しみにしております。

 

では。

 

byハヤカワ