さむいです。
設計部のハヤカワです。
現在は、計画段階のものが多いので、その紹介をします。
↑藤井寺市で計画している新築住宅です。
目の前に古墳があるすごく良い立地です。
中央の開口部からばっちり古墳を眺めることができます。
↑木製建具バージョン
古墳は、今後もマンションやビルが建物が建ったりすることがない、
永遠のヴォイドであり、その方向に暮らしを開放することができます。
開放することによって、
日々の生活に自然の光が入り、風が通り抜け、
時間の変化や四季の変化を楽しめるということです。
単調で変化を感じれない閉じた暮らしより、
開けたり閉じたりしながら、
その場所と一体となるような暮らしが良いと思いました。
またソト(外観)からも、古墳に開いた暮らしを感じれるようなカタチにしています。
住宅の外観は、住宅という個人的な持ち物でありながら、社会性のあるパブリックな部分なので、
内部のプライベートな空間を考えるのと同じくらい重要な要素だと思います。
吹田市で計画している住宅のリフォームです。
現況をお見せできないので、どう変わったか分かりにくいですが、
ぐるっと一定の高さで鴨居や素材を変化させています。
小さな空間では、仕上げや素材、色など細かく変化させると、
空間が分節してしまい、狭く見えてしまうので、
一定の大きな骨格を決めて、その中で変化させてみました。
また、その骨格(鴨居)の高さを低く抑えることで、
重心を低くして、落ち着いた空間になればなと思っています。
まだまだこれから。
どんどん変化していくと思いますが、
少しでもよい空間になればよいなと思います。
では。
byハヤカワ