床下調査について
こんばんは。設計担当の田中です。
床下に潜る。
思えば、今年も何度か、床下調査を行いました。
設計部で、床下に潜れるものは私しかいなくなってしまいました。
私は、潜れるものなら、できるだけ潜りたいと思っています。
最近の家は、懐が深く潜りやすくなってきています。
また、ベタ基礎ですので体が滑りやすく容易に進むことができます。
床下のことは、日々の生活から忘れがちですが
潜ってみて、その重要性を再確認させられます。
家の心臓部とも言える箇所ですから。
潜ると、意外にも居心地がよく
このままじっとしておきたいと思うこともあります。
風の流れや、湿度を肌で感じることで
潜ると、その家の歴史が見えてきたりもします。
鉄骨造の床下。こんなに綺麗な床下空間ははじめてでした。
ただALC下地が表しで断熱層が見受けられませんでした。
床下から断熱施工する改修を予定しています。
古い建物の床下です。基礎が少なくレンガの束石を基礎代わりにしています。
現在は、耐震改修工事を行い、しっかりとした基礎地盤を設けました。
湿気対策として防湿コンクリートも施工しています。
今年は、コロナ問題で大変な一年でした。
マスクをつけての潜入調査はかなり苦しいです。
来年は、他のスタッフにも
潜り方と共に、構造体の見方を教えたいと思っています。
by.タナカ