ソロ ペア グルーブ
こんばんは現場監督のシノダです。
ヒガンバナの赤さに目をひかれるとなんだか”もうお彼岸まできたのか~”と思うと同時に
ここ何年かは夏の終わり告げる特有の(現実の時間軸へグッと引寄せられる)
スイッチを押される気がします。(説明下手…
先日、(矢部達也建築設計事務所)花川の家新築工事で
下水道の引込み業者さんがわんさかやって来ました。
仕事に各パートがあるようで自分の出番が終わると次の出番まで支度をしながら
他のメンバーに茶々を入れる。(関西ではいらう?いじる?)
仕事の進捗がテンポ良く進む為のテクニックなのかただの合の手なのかわからないが
ワーッと?ほわっと?現場がなごみ且つ活気がでてくる。
なんだか舞台でも観ているかのような感覚に近いのだろうか
各職人に若干の余裕があり作業時にスイッチが入るこのON/OFFの状況に
不思議なフロー感があり、ものづくりが上手くいく秘訣が見え隠れしている気分にもなりました。
そんな(矢部達也建築設計事務所)花川の家新築工事の内部では
ヒラボシ大工&ベッショ大工の師弟ペアによって絶妙コンビネーションプレーが炸裂しております。
師弟と云えば息づかいを合せる感じ?
アと云えばウンの呼吸…なので
あんまり会話も無しに
”おまえ次わかるよな?”的な独特間合いでものができあがっていく感じがします。
そんで生野区I邸リフォーム工事ではノブヤマ大工がコツコツガンガンと
勢い良く現場を進めております。
なんでそんなにスッスッと進むのか勘ぐってみると…(悪
“あっこの納まりが気になって寝られへんかったわ!”とか
”あそこのふにゃふにゃがあれやからなにしとけよ!”など
けっこう先の先の事を云ってきたりするなぁと
当方としては有り難くも口惜しくもありますが
ソロはソロなりの奥義と云いますかの熟練の業に感服します。
ソロ、ペア、グループ…(対語としての確証なし)方法は違えど
現場のLIVE感は実に奥が深い。
今宵はこの辺りで…
そうそう今夜の月が中秋の名月だそうです。
今年は快晴の上気候上々!
酔い?お月見を!