地震、津波、台風、ウイルスと、
次々と経験したことのないことが起きていますね。
これは、これまでの生き方の転換点に差し掛かっている気がします。
現場は慎重に進んでおります。
生駒市・H邸リフォームでは内装の仕上げで、
仕上げの色や素材によって、空間が一気に変容する瞬間です。
↑今回は、外壁はあまりさわらない計画ですが、
開口部と玄関廻りは少し素材を変えたりしています。
床は杉で、玄関の横の壁も同じ杉です。
ソトからウチへ、あるいは、ウチからソトへ連続していく壁です。
H邸の周辺環境は、場所が山手の方ということもあり、
気持ちの良い風が抜け、暖かい光が入り、美しい緑に囲まれた魅力的な環境です。
とても内部だけで完結するのはもったいない。
内部だけで完結するのではなく、
“ソトの延長にウチがある”ような空間が、施主さんにとっても、
周辺環境にとっても、良い関係性なのではないでしょうか。
↑玄関扉も新しいモノに変更しました。
玄関は、建物の顔といっても過言ではないと思っているので、
外壁をあまりさわらなくても、
新しい玄関扉によって新鮮な雰囲気になったような気がします。
今回は開き戸が多かったのですが、
レバーハンドルも一つ一つ部屋の雰囲気に合うように選びました。
玄関扉と同じように、手で触れる部分のカタチや素材の選択は重要で、
“小さくても影響力のある部分”だなと改めて思いました。
↑ダークグレーのタイルで、ビシッと空間を分節して、メリハリをつけます
↑キッチンの背面収納の奥に見えるピンク色の植物(綺麗だけど名前は知らない、、)
↑施主さん、協力業者さん、大工さん、監督と完成に向けて頑張ります!
では。
byハヤカワ