ガラスには、透明や半透明などいくつか種類があります。
僕は、個人的に透明ガラスが好きです。
理由はいろいろとあるのですが、
ひとことで言うと半透明は“もったいない”と思っています。
ソトとナカ、あるいは空間と空間の関係の可能性を残しておくことができるのが、
透明ガラスだと思っています。
難しい言い回しになりましたが、
半透明のガラスは、ガラスを取り換えない限り
ずっとその後も永遠に半透明です。(大げさですが、)
透明ガラスだと、自分好みのカーテンを付けたり、
後でフィルムを貼ったり、
意外に何もつけない方が、常に景色が見えて、開放的で気持ちよかったり。
“連続してつながっていく関係性”を残しておくことが、
時間の経過とともに、多様な出会いがあるかもしれない。と思うからです。
生駒市・H邸リフォーム工事では、美しい周辺環境に後押しされて、
積極的に透明ガラスを使いました。
お施主さんも勇気のいる選択だったと思います。
もともとすりガラスだったところも透明ガラスに交換していきました。
今後生活していく中で、遠くの景色が見えたり、
手入れされたお庭の植栽が見えたり、
透明ガラスによる連続してつながっていく関係性の中で、
四季折々いろんな発見を楽しみながら生活してもらえたら嬉しいです。
では。
byハヤカワ