墨壺
こんばんは、現場監督のヤマモトです。
こちらはベッショ大工が新今里・S邸新築工事のサイクルポートの墨付けを行っている様子です。
見学していると、気になる道具が・・・
鶴と亀の彫刻が施された墨壺が!
こちらは龍です!
昔、墨壺は大工が自分で作っていたそうです。装飾を凝らせたものや、素朴なものまで様々なものがあり、いつしかそれがエスカレートしていき、より複雑で芸術性の高い墨壺を持ちたがり、自分の腕ではとうてい作れそうもない美術彫刻墨壺などが流行りはじめたそうです。
すっかり衰退してしまいましたが、今では美術品工芸品として扱われているものもあるらしいです。
さすが大工さん道具一つにしてもセンスが高いです。