Dr.HOUSE
しばらく天気が続いており心地よく過ごせておりましたが、
今日は久々の雨模様で、桜もいよいよ散ってしまいそうですね。
さて、リフォーム現場然々です。
江戸時代から続く古民家、八尾・茶吉庵プロジェクトの屋根工事は
大工さんが入り順調に滑り出しました。
着工前
↑現調した時にはすでに解体されていた既存建物との取り合いのパラペットをとり
↑スッキリした屋根下地になりました。ここからさらに下屋を組んでいきます。
古民家はやはり既存との取り合いで難しい部分が多く、まさにここからが正念場です。
築10数年の3階建て鉄骨造の鶴見区・F邸リフォーム工事では、
3階の天井を解体し、現れた鉄骨の屋根組をあらわしにする試みに取り組んでいます。
鉄骨梁の合掌繋ぎが際立ち、仕上がりが楽しみです。
戦前からある小路・K長屋リフォーム工事では、
ほぼ猫の住処と化し、かなり傷んでいた一棟を約1ヶ月半でリフォームしました。
着工時
ご近所でもかなりお年寄りの長屋ですが、もうしばらくは生き長らえて頂けそうです。
住宅医という言葉もありますが、リフォームはやはり外科治療的な要素が多分にあり、
大工さんのノコギリがメスに見える今日この頃でした。