年末年始に考えたこと。
明けましておめでとうございます。
設計営業担当の田中です。
今年は、実質、今日からが仕事初めとなりました。
今日は、恒例の初荷がありました。
年末年始、自宅の掃除や片付けをしながら、少し思ったことを書きます。
◎エアコンの掃除を行って
購入して3年目にして初めてフィルター掃除行いました。
ちょっとめんどくさいイメージがあって
丸二年放置していましたが、掃除は非常に簡単。
フィルターを掃除して脱着しただけですが
異音もなくなり、新品当時の性能を取り戻した感じです。
気づいたこと
キッチンエアコンの脂汚れがすごい。
LDK専用のエアコンがあってもいいのではと思いました。
フィルターの汚れはマジックリンでないと全く落ちませんでした。
レンジフードと同じ汚れ方をしています。
寝室のエアコンはホコリまみれで
他の部屋の数倍のホコリが蓄積されていました。
使う部位でこんなにも汚れ方が違うのかと驚きました。
◎キッチンの引き出し収納間仕切りを取り付けました
ニトリのキッチン間仕切りを取り付けました。
左ビフォー右アフターですが、大したことない気もしますが非常に使いやす
くなりました。
◎ここからが、掃除をしながら考えた事なのですが、
今回、掃除用品と整理アイテムを
ニトリやダイソー、近くのコンビニで買いましたが
生活用品を何気なく買っていて気づいたのが、
これら量販店の最近の商品の充実ぶりです。
必要な商品、言い変えると売れる商品しか売っていないということ。
例えば、以前の百均は、無駄なものが多く
本当に必要なものが見つけにくかったですが
今の百均やコンビニは、欲しいと想像していたものが
店に並んでる感じがする。
買って得する商品ラインナップに変わっています。
ニトリでは
キッチン引き出し収納の間仕切りアイテムを年末のCMでやっていたのを
見て買いに行きました。
商品は、昔からホームセンターに並んでるものと変わらないが店に行くと
使い方がイメージしやすく展示してある。
一昨年は、布団セットを買ったが、その時もそう感じました。
機能とデザインとコスパがどんどん進化して良くなっている気がした。
無印やユニクロやニトリやダイソーは、売られている商品は、量産品だけど、
売場という単位で見ると、充実した暮らしを想像させてくれる場になってき
ていると感じます。
店の規模は全く変わらないけど10年前の売場とは全く内容が
異なってきている様に感じました。
この年末は、いいか悪いか分からないけど、最近のおすすめのライフスタイル
を、これらの店で学ぶことができた感じがした。
小生も歳を取り、便利さに負けてしまっただけなのかもしれない
又は、モノを買う意欲が欠乏してしまっただけなのかもしれない。
そんな声もきかれる。
◇余談ですが、年始に万博跡地にできたニフレルに行きまして
同じような感覚を覚えました
ニフレルは水族館兼動物園を小さく凝縮した施設ですが
従来の糞とエサの臭いにまみれた汚いイメージとは全く違い
匂いもなく、水槽の水も澄みきった美術館の様な綺麗な施設でした。
コンビニ動物園?
業態は違うけど、無駄なく充実した空間という点では、同じ感覚の施設です。
◎こじつけになりますが、今年の木村工務店の設計目標!
隅々まで充実した性能とアイテムに囲まれた心地いい空間。
かつては、注文住宅という目標の中心を、豪華さや、個人的趣味性に置いてきて、
お施主さんからも、そこに満足をいただいてきました。
しかし最近は、お施主さんから先に、今の木村さんの住宅のスタンダードは何ですか?
と問われることが多くなり、ベーシックにもこだわるようになってきました。
その上に、こだわりや嗜好的なモノをのせていって
総合的に満足頂く格好です。
必要とされる性能やデザインやアイテムを、設計部ではお施主さをもまじえて研究して
標準化して準備していかないといけない。
そこは、先行して提案できるようにしておかないといけない。
今年の課題です。
昨年から、設計ミィ-ティングの中で、みんなで
少しづつまとめてきていますが、今年は、本格的に整理していきたいと思います。
量販店の陳列棚は、何度もブラッシュアップして、非常に研究して設計された棚です。
以外にも、木村工務店とは真逆の量販店から極意を学んだ様な気がしました。
本年もよろしくお願い致します。