桜梅桃李
花見に一番お金をかける「青森県人」のササオです。
雪に覆われた厳しい季節から、雪が解け土が現れ、
草が生え、桜が咲く。
桜の季節の喜びは、ひと際大きいのだと思います。しみじみ。
先ほど、桜井の現場より帰ってきました。
現場では散った梅がとても奥ゆかしく、歴史ある建物と相まってより美しく心を奪われました。
元蔵を書庫にするための桜井市・H邸リフォーム工事は、ほぼ完成です。
壁面は梁下いっぱいの高さの本棚に囲まれており、独特の雰囲気があります。
ロフトに上がる階段ですが、手すりを検討中です。
離れの四畳半のお部屋(昭和初期築)もお父様所有の古い本を並べる部屋にしたいというお声をいただき、補修方法を打ち合わせしてきました。
簡単な補修工事になりますが、こちらも楽しみです。
梅が散り、桜が5分咲き、通勤路の大阪城では桃の花も色とりどりで「桜・梅・桃」と検索したら「桜梅桃李」という四文字熟語が出てきました。
「個性を活かす」という意味だそうです。
桜井の現場はまさに建物の持つ、歴史や風土と向き合う建物の「個性を活かす」ということが課題の現場だな、と感じました。
「桜梅桃李」好きな言葉に急上昇。