歴史

こんにちは。好きなバンドはレキシであります。現場監督のナンバです。

 

先日、会社の前をわっしょいしていました。

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いわゆるだんじり。

大阪はだんじりとか、お祭りの文化が盛んだなあと感じます。

僕の地元では後発的にイベントは催されているようですが、根付いたものは無いような気がして、ひとつ大阪の好きなところであります。

 

 

さて、ただいま、天王寺区にありますH寺さんにて、土塀の修繕工事をしております。

 

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左官屋さんによる土壁塗り。

見事なコンビネーションにより和気藹々と作業が進められていきます。

 

4工程ほど重ね塗りをして、まっすぐキレイに塗っていく訳なんですが、3工程目にとりかかろうとした日のこと。若い職人さんが発した朝の一言。

あ!ミキサー持って帰ってたんやった、、

 

材料を適量中に放り込んで、かき回す巨大ミキサー。

あらまー。。取りに帰りはるんかな、、と思いきや

 

おもむろに靴を脱ぎ、素足で踏んで土を練り始める、、、

 

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今日日、まれに見る姿かもしれませんが、かっこよすぎて僕はテンション上がってしまいました。しれっと現代文明がなくとも仕事をする職人さん。技術が受け継がれている様を目の当たりにしました。

 

昔は女の人がそのように足で土を練り、男の人が土を塗っていた

とゆうのを聞いたことがあります。確かなことかは分かりませんが、、

そんな話を思い出しながら、土塀に埋まっている鬼瓦にも、歴史の一部を感じるのでした。

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byナンバ

日進月歩

小路東K家リフォーム工事が徐々に進んでおります。

浴室はトイレ、洗面脱衣室と一体化したFRP仕上げです。

協立工業の職人さんの手により部屋全体にガラス繊維を張り巡らせ、

丹念に塗りこめられていきます。

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浴室の家具設計は白坂悟さんによるデザインなのですが、

家具の材料に、八尾にある安多化粧合板さんを紹介して頂きました。

町工場の域を完全に飛び越えたオシャレな会社で、

多様な木目を意匠的に選ぶことができ、

繋がりのある木目は全て揃えることが可能で、様々な建築家にも御用達だそう。

まずは家具と繋がる壁の部分を別處大工に施工して頂きました。

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角が三つ取り合う難しい部分がビシっと納まりました。

完成に向け、日々進んで行きたいと思います。

 

by タカノリ

関西間の間口1間半の長屋

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間口が約 3000mm の小路東・O邸リフォーム工事のお引き渡しがあって、いわゆる2間間口といわれる建物は、柱芯芯寸法で3640mmで、同じ2間でも関西間といわれる古い長屋は、柱芯芯寸法で3940mmほどあって、約30cmほど広い。関東間の1間半=2730mmで、関西間の1間半は2955mmになり、この住宅は関西間の1間半の長屋で、約20cm広い間口に収納の余裕が生まれて、中央にオープンキッチンとテーブルを持つリフォームになった。

もともとは、明治時代に、1間=6尺で、1尺=10/33m=0.3030・・・メートルと定義されたそうで、通常は1間=6尺=303mm×6=1818≒1820mmとするので、間口2間の家は2×1820=3640mmという寸法を使う。910モジュールと云われている。

織田信長は1間を6尺5寸、豊臣秀吉の太閤検地で1間を6尺3寸としたらしく、6尺3寸の畳の大きさが入る部屋を通常関西間と称していて、柱が120角の間口2間の家の柱芯芯寸法は、畳の6尺3寸=1909mm×2枚=3818mmの畳が入る柱間が必要となるので、柱の120mmをプラスして、3818mm+120mm=3938mm≒3940mmが柱芯芯の寸法となり、柱が120角なら3940÷4=985モジュールで、柱が105角なら3818+105=3923mmになり、それを4で割って980モジュールとなる。

そんなこんなで、関西間の住宅モジュールで造った方が、ちょっと余裕があるヒューマンスケールな住宅になるのだなぁ・・・と実感した間口1間半の長屋のお引き渡しでした。

by シャチョウ

書庫de雑木林

こんばんは現場監督のシノダです。 空気も蒸発しそうな盛夏の候に”ゆるめのサマーチューン”をみ・つ・け・た! まさかのあの名曲カバー!夏と云えば?それが正論?

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さて、七月の怒濤の引渡し4連発を終え次なる現場の段取りと奈良の春日山の近くで屋外書庫作製中です。 御施主さんの奥さんが大学の教授職を退職され大量にやってきた本の行場を確保する為、建築事務所をされているご主人の妻への愛情の?図面を元に木々生い茂る庭の一部にササキ&タバタ大工が手際良く躯体を建込み中です。 屋外に書庫?斬新な発想!本好きの私には興味深く、できあがりが楽しみです。 byシノダ

現実逃避

こんにちは、夏生まれなのに夏が苦手なササオです。
昨日は、リフォーム工事の現況調査に行ってきました。
押入れから覗いた屋根裏の様子です。
屋根裏
無断熱のため、夏は暑い熱を室内に、冬は室内の熱を外に逃がしてしまいます。
施主様のご要望の優先順位によりますが、快適な住宅に近づけるため、
弊社のリフォームは解体した範囲はできるだけ断熱材を補填をしております。

現況調査のついでに、近くの新築工事の現場を見学しました。
目の前が公園で、とてもさわやかな印象の建物です。
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この暑さの中、現場のみなさん、本当にお疲れ様です。

私は青森の気温を見ながら、大阪の暑さから現実逃避。
「青森、本日の最高気温25℃、最低気温18℃」

社員研修で行った美山のキャニオニングの気持ち良さが、何度も頭を過ります。
そして先日、長野の天竜川でまたキャニオニングを楽しみました。
今日も妄想で川にプカプカ・・・

byササオ

ゴリゴリ…ゴリゴリ…

こんばんわ。現場監督のトクモトです。
目神山・N邸新築工事は外部左官工事が行われました。
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掻落し仕上げは左官材を塗った日か翌日に3分の1から半分程度まで落としていきます。部屋の中にいると職人さんが左官を掻落とすゴリゴリとした音が鳴り響いていました。
今回は左官山本組の山本さんと施主様を交え、何度か打合せを重ね材料を選定していきました。仕上りは上々です!
byトクモト

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