こんにちは、設計のササオです。
本日は東大阪市・T邸リフォーム工事の引渡し前の施主検査が行われました。
ビルの2F部分が会社事務所と住宅です。
リフォームして真新しい感じではなく、こなれた空間にしたいというご要望から、島村葦商店さんの古材や古建具を各所に使用しております。
階段室から住居部分への入口は格子戸、その先には古材を面台にした飾り棚。
飾り棚にはご主人のご友人が描いた素敵な絵画が飾られます。
玄関戸は重厚感のある蔵戸。柱は古材のケヤキです。
トイレの腰壁、手洗いのカウンター、奥の飾り棚も古材です。
こちらにはアイアンのペーパーホルダーとタオル掛けが付く予定です。
落ち着いた雰囲気のトイレになりました。
LDKの様子(モーリーショップ制作のキッチンより)。障子の向こうは寝室です。大きな框戸の向こうはインナーバルコニーとして洗濯ものを干す空間になります。
障子を開けて寝室とつなげた様子。南側の窓から心地よい光が入ってきます。
大寒の日ですが、陽の光が入り、心地よい明るさと柔らかい暖かさが感じられました。
ざまざまな木材の表情のある空間をまとめてくれたのが、チークの床と珪藻土(エコクイーン)の壁です。
まずは住居部分の引渡しを明日迎えますが、手直しや、エントランスや階段室の工事も残っておりますので、引き続き気を引き締めて頑張ります。
今日の職人。大きなはめ殺しガラスを設置の様子。
男三人が全身を使って、声を掛け合い、作業しておりました。
ありがとうございます。
byササオ