生野区鶴橋の長屋をリフォームするための実施設計が進んでいて、「私」は、スケジュールの都合で、最初の現地調査に行けなくて、それでも実施設計の打ち合わせには何度か参加していたのだけれど、なんとなく気になるヶ所があって、それで、実施設計の最後の調整作業のための現地調査に参加して、2階の押し入れの天井裏点検口から小屋裏を覗いてみた。
写真では判りにくいが、小屋丸太の下を切り欠いて、2階居間の天井高を稼いでいて、ま、その他、何カ所か、あれやこれやと設計図を調整しなければならないところが、何点か発見出来て、「図面」はバーチャルで、「現場」は「リアル」な世界なのだ。と、あれやこれやと考えさせられた・・・。
西成区・M邸リフォーム工事のお引き渡しに同行する。引き渡しの儀式のようなものがあって、設備業者による器具説明が1時間30分ほどあって、それから、現場監督撮影による工事写真の説明があり、取扱説明書と保証書の説明もする。
写真は取説と保証書の説明をしているところ。このあと、引き渡しの書類の発行とサインを交わして、請求書と共に、お引き渡しが完了する。ま、それでも、お引き渡しは、お施主さんと、これから、新しいお付き合いが始まる儀式でもあって、そんなことをあれやこれやと考えながら、この写真を撮影した。
生野区O邸新築工事の地鎮祭があって、お施主さんの高校生になる娘さんが、午前中の何時限かの授業を休んで、参加された。この写真は、女性の神主さんが、娘さんが榊を奉納する時に「二礼仁拍手一礼」の儀式を横に並んで、指導している写真で、女性の神主さんも珍しいし、榊を奉納する学生服姿の娘さんも珍しいし、祭壇の前に女性二人が並んでいるのも珍しいかな・・・。
まるで外国人が、日本の儀式を初めて体験し、興味津々な姿に似ていて、こういう「好奇心」って、大切だなぁ・・・、それにしても、最近は「女子」のほうが、好奇心が旺盛だなぁ・・・と、あれやこれやと考えながら写真を撮影した。
by シャチョウ