1つ1つ。
こんばんわ。現場監督のトクモトです。
前回のブログを書いた次の日に久しぶりに雨が降りました。
あれからちょこちょこと雨が降ってくれていて、雨仕舞いがきちんとできているかなど、確認ができてよかったなぁと思っています。
タカヤマ建築事務所によるM邸新築工事は大工さんが入り工事が進んでいっています。
↑外部では板金工事が進んでいます。
↑内部では造作工事が着々と進んでいます。
ちなみに今日の大工さんの作業は化粧材貼り。
M邸では化粧材がインテリアラーチ合板仕上げの為、大工さんの作業も中々大変そうです。今日の大工さんの作業を少しだけ ・・・
↑インテリアラーチ合板を貼る場所の『採寸』
↑材料の『カット』 。接着剤を付け、フィニッシュネイルで『取付』。
写真だけ見ると簡単そうな作業ですが、実際は中々骨の折れる作業です。
『採寸』の際には、鉄骨の構造も化粧の為、鉄骨との取り合いなども細かく見ていきます。サイズが1mm程違うと綺麗に貼れなかったり、隙間が目立ったりと大事な作業です。
『カット』する時には採寸した寸法で材料を正確に切っていかないといけません。
こちらも1mmが大事な作業です。
『取付』の作業では写真では1枚ですが実際には材料がきっちりと合うか、見え方は大丈夫か、先に貼った合板と隙間がないかなどを確認する為に仮合せをしています。
仮合せをした後に若干の微調整が必要であれば調整の為の『カット』をしたりかんなで削ったりと作業をします。
また『取付』の際には材料が傷つかないように貼る場所まで持っていかないといけのでどう持っていくかなどを考えておかないといけないのと、貼り方の順番によっては先にどこの材料からを貼っていくかなども考えておかないといけません。
ここまで長々と書きましたが、一つの間違いで命取り。この作業を1つ1つ丁寧にやってくれていました。それを平然とやってくれる大工さん、かっこいいなぁー。
byトクモト