残す、残さない、残しませんか?
こんばんわ。現場監督のトクモトです。
今年の1級建築士試験まで残り3ヶ月となりました。気合入れます。
ただ、去年もそうだったのですがインターネットでの申し込みがどうも上手い事できません。・・・ちょっと年とってきたのかなぁと思います。
さて、東大阪市・N邸リフォーム工事では工事が終了し、先日お引渡しを行いました。
前回のブログの続きからの工事をダイジェストで。
↑ノブヤマ大工が最後まで1人で頑張ってくれました。
↑大工工事の後、塗装工事を行いインテリアカネハラの職人さんによるクロス仕上げ貼り
↑内装工事の後、器具付け美装をしお引渡しをしました。
今回の工事で残そうかどうか迷いお施主様と話合いをした結果、最終的に残した物があります。それがこちら↓
↑建具を閉じた状態 ↑建具を開けた状態
↑建具をもう少し開けた状態 ↑工事前の写真
茶色に見えるのは元々この場所にあった柱です。この柱を残したのには理由があって柱にお子さんや、お孫さんの身長を記録した線が何本か入っていたからです。
解体工事の最中、お施主様がこられた際にふと「全部なくなってまうんやなぁ」とおっしゃっていたのを聞き、何か残せるものがあったらいいなぁと考えていました。
設計のタナカさんや大工のノブヤマさんにも何か残す事ができないかなぁと話し合い、プラン的にも隠す事ができるこの柱を残そうかとなりました。
建具を少し開くと今
までの柱が見え、今まで通りお孫さんの身長を記していけたらなぁと思います。
ちょっと某劇的番組風にはなってしまいましたが、思い出を残す事ができたのは良かったのかなぁと思います。
byトクモト