工務店の仕事(所感)

こんばんは、営業と設計の田中です。
現場の方が、あまり進捗していないので
少し、最近仕事をしていて思うことを書きます。

現場ブログでは、大規模リフォームと新築を中心に掲載していますが
町の工務店としての顔もありますので
建具を付けたり、トイレを入れ替えたり、雨漏れの補修をしたり
部分的な、小さな工事もたくさんしています。

いつもお施主さんに言われるのが
『どこに頼んでいいか分からなかった』
『どの様に頼んでいいか分からなかった』

工務店勤務の私でさえ、どこにどう頼んだらいいか・・・?
といろいろ考えてしまいます。

荷物は片づけないとだめなのか。
ずっと自宅にいないと工事はしてもらえないのか
たいそうな工事にならないか
大工さんでこんな仕事できるのかな?(工事は、何でも大工さんがするものだと思われている)
予算のことかと思いきや、意外とこんなことがハードルになっていたりするのです。

工事を施工する側からすると
さほど重要でないことも、お施主さんにとっては大きな悩みだったりします。

結局、悩んだ末に、長らく諦めてしまっていた方とも、たくさん出会ってきました。

私的には、世の中には潜在的に、たくさんのお施主様の要望が眠っている様に思います。
そして、意外と金銭的な問題でなく
上記のような理由によるものが多いのではないかと実体験から推察しています。

木村工務店では、今年から『まちのえんがわ』をスタートし
すこしずつではありますが、近所の方々が訪ねて来られる様になりました。
頼むことが出来ただけでホッとされている方が多く見受けられます。

衣食住で衣と食に関してはあらゆるニーズに対応できる社会になってきているのに対し
『住』は、まだまだこれから感があります。

ねこ
むずかしいのだニャ?

By タナカ