まちのえんがわ は「生野区持続可能なまちづくり活動支援事業」に認定されました。

04_◆縁側カフェ

ここは本屋さんでもあります。。

まちのえんがわの本棚がリニュアールして1ヶ月が経ちました。ワークショップではたくさんの方にお越しいただくのですが、本棚をゆっくり見ていただく時間はなかなかなく、かと言って平日やイベントのない週末に来ていただける人も少ないので、一人でも多くの方に一日でも早くこの本たちに触れていただきたいです。5年が過ぎ、吉野杉の本棚もさらに味わいが増してきました。どうぞ一度足を運んでください。

こちらは本をセレクトしていただいているBOOKS+コトバノイエ店主 加藤さんからのメッセージです。

本のある風景。

大阪市生野区にある「まちのえんがわ」のライブラリー。

「まちのえんがわ」は、コトバノイエを施工していただいた木村工務店が運営している、その名の通り縁側のようなコミュニティ・スペース。

もともとは、木村工務店の木村さんとぼくが酔狂で始めた「木村家本舗 / BOOKS in RESIDENCE 」というイベントがきっかけで生まれた「場」なんですが、2011年12月にスタートしたこの場所に、BOOKS+コトバノイエの本を置かせていただいて今年で5年目になります。

ぼくが選んだ本のあるスペースは他にもいくつかあるんですが、じつはコトバノイエの本をいちばんたくさん出張させているのはこの「まちえんがわ」で、先月までは「日本の文化」というテーマで、約300冊の本が並んでいました。

今回はその本棚のリニューアル。
スタートから5年経ち、「まちのえんがわ」の役割やここを訪れる人にも変化が生まれているので、ライブラリーのラインアップもそういう場の動きに合わせて変えていったほうがいいよね、ということで、全面的な入れ替えを企画しました。

新しい本棚のキーワードは「界隈」。
この夏の和歌山でのイベント「
ARCADE」で試したコンセプトをもう少し深化させて、人が集まる場、街の中でのライブラリーの在りかたみたいなことを、もう一度考え直してみました。

これがそのブックリスト。
http://kotobanoie.com/library/engawa_november16.pdf
もちろんすべてお買い求めいただけます。

とりあえず、209冊からのKICK OFF。
また少しずつ育てていければと思っています。

老舗の工務店らしく上質の吉野杉で設えられた端正な空間で見る古書たちは、雑誌でさえもコトバノイエとはまたちがった佇まいを見せていて、この場所に来るたびに、空間の力、素材の力というものをあらためて考えさせられます。

ぜひいちどお越しください。
そして、お気に入りの本が見つかったら、その本をお手元に。

ということで、たまには工務店らしく笑、家の本を紹介したいと思います。

【くうねるところにすむところ ー子どもたちに伝えたい家の本ー】は子どもたちが家に向き合うために建築家が子どもの目線で家について伝える本のシリーズです。

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「家のきおく」みかんぐみ

建築家集団みかんぐみの四人が自分たちのそれぞれ生まれ育った家を、記憶にもとづき絵本に構成されています。彼らの原点をたどった一種の作品のよう。

 

 

 

 

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「物語のある家」 妹島和世

建築家の妹島和世さんが実際に携わった家の写真や図面を使って紹介。その家族の希望がみごとに具現化されるまでの物語は、家を通して家族のことを考えるきっかけになるでしょう。

 

 

 

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「みちの家」 伊東豊雄

建築家の伊東豊雄さんが全く新しいイメージの家を伝える”道”から”未知”へのメッセージ。ページをめくるのが楽しくなる一冊です。

 

 

 

 

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「家の顔」 片山和俊

今はテレビで世界中の町や家が見られるが、実際の町や家は測れない。建築家の片山和俊さんが世界の家の顔をわかりやすく紹介してくれています。

 

 

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「家づくりのきまりとくふう」 堀 啓ニ

家は街の環境をつくるとても大切なもの。建築家の堀啓ニさんが模型を使って分かりやすく解説してくれています。

 

 

 

 

 

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「家のいごこち」 堀越英嗣

もっとも気持ちのよい場所と時間を知っている猫という”住まい手の視点”で世界の家を訪ねてゆく。20世紀の有名建築家が設計した住まいを黒猫アメリが巡るお話です。

 

 

 

 

 

 

写真や挿絵も魅力的なので、本が苦手な私でもすいすい読めました。古本ですが状態もよくリーズナブルです。中には入手困難なものあるので、気になる方はお早めにー

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気持ちをこめて

ここからの景色が好きです。あるときは歌いながら自転車をこぐおっちゃんがいたり、あるときはカーラーを巻いたままおしゃべりに夢中なおばちゃんがいたり、散歩をいやがるイヌを必死で引っ張る飼い主がいたり、自由気ままに歩くネコがいたり..またあるときは知っている人と軽く会釈したり、おやつをこの窓から差仕入れてもらったり..実は縁側のようなコミュニケーションの場だったりするのです。そして、会長と最後に会ったのもここでした。(4月30日午後4時40分、木村工務店の代表取締役会長木村正一が満82歳の生涯を閉じました。)そのときはいつも以上におだやかでやさしいお顔だったので深く印象に残っています。

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そして明日は造園家イエタニさんによる植栽ワークショップです(予定通り行います)!バリスタ川田(お施主さん)による珈琲屋、おなじみmaruco panのベーグル、ひろみ夫人によるミックスジュースも登場します!カフェのみの利用もできますので、お気軽にお越しくださいね!会長の言葉を心にとめて、気持ち新たに明日を迎えたいと思います!!

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ゴールデンウィーク休暇のお知らせ

「まちのえんがわ」では5月3日から5月6日まで、

ゴールデンウィーク休暇を頂戴しております。

期間中は、メールでの返信も出来ない状況ですので、

ご理解のほど、よろしくお願い致します。

駄洒落好きのおじさんの正体は..

実はお知り合いになって2ヶ月にも満たないのですが、すっかりえんがわに馴染んでいるおじさんがいます。木工作家のヤグラさんです。近所で【工房 鯱(おるか)】を開き、楽しい木のおもちゃを作っておられます。鯱=シャチが好きというわけではなく、訪ねてくる人がよく「おーい、おるかー?」と呼びかけるからだそうです。

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こんなのを作っておられます。

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お値段は1,350円から33,000円と幅広いですが、すべて永久保証です。”私の生きている限りは!”とのことです(笑)シャチョウをはじめ、いい大人から子どもまで、えんがわでハンドルを必死にまわす姿も違和感なくなってきました。

毎週金曜日にはえんがわで木工製作をしてくれることになり、だいたいお昼すぎからこんな感じで作業をしておられます。近くにお越しの際はぜひ覗いてみてください。7月には夏休みの工作も兼ねて、木工ワークショップも開催予定ですのでお楽しみに!

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【工房 鯱(おるか)】さんの作品展とクラフト展出店予定

□3月30日(日)「木のぬくもりシンポジウム」ハービスHALL大ホール

□4月5日(土)、6日(日)「けいはんなお花見工房市」

□5月4日(日)、5日(月)「浜名湖クラフトフェア」

□5月31(土)、6月1日(日)「鳥取クラフトキャンプin八頭」

□7月19日(土)、20日(日)、21日(月)「八ヶ岳自然文化園クラフト市」

まちのえんがわプロジェクトその後。

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3年目を迎え、”まち”のえんがわっぽくなってきたなぁと思うのは、こうして近所の子供たちが何のためらいもなく上がってワイワイしてるとき。目的はゲーム機の充電という、いかにも現代的なものではありますが(笑)ただ、大人の方にはまだまだ敷居が高いようで…さて、どうしたものかなぁと思い悩んでおります。

 

 

 

先日2回目の「まちのえんがわミーティング」に参加してきました。場所は近日お披露目予定のイタヤさん。参加者は生野区社会福祉協議会のみなさんとイタヤさんとわたしたち。堅そうな雰囲気ですが、全然なんですよ(笑)テーマは特に決めていないのですが、「これからどうしましょうかねぇ」からスタートして、気がつけばあっという間に2時間半が過ぎていました。近々、鍋を囲んで子育てシンポジウムが行われるようです。それぞれの個性を活かしながら、このまちがもっと元気になって、広く広く繋がっていけばいいなぁと思います。ちなみに次回のミーティング会場はここです。2月17日(月)13:30より。飛び入り参加大歓迎です☆

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そして昨日の穏やかな昼下がり。自転車に乗った男性がふらっとまちのえんがわへ立ち寄ってくださいました。41年間サラリーマン勤めをして、定年退職後は木のおもちゃを作って地方に出店したりしているそうです。

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よくよく話を伺うと、昔は新聞記者さんだったそうで、司馬遼太郎の原稿をもらいに行ったりもしていたそうです。週明けには何やらおもしろいものを持ってきてくれるそうなので楽しみ楽しみ。もしかしたらここで小さな木工ワークショップが開催されるかもしれません。子供たちがゲーム機ではなく木のおもちゃで遊ぶようになるのも、そう遠くはないかもしれませんね。

新春のあれこれ..

あいかわらず遅くてすみません。今年最初のブログです。みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。

シャチョウのブログにもあるように、毎年1月6日が木村工務店の初出と決まっており、まちのえんがわも一緒に参加させてもらうようになりました。まずはキムコーで改築した清見原神社へ安全祈願の参拝に。

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そして新年会+加工Bar。

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そんなとき、あの造園家(通称ミドリのおじさん)から一通のメッセージが..

“あけましておめでとうございます。本年もよろしくです。 11日 夜ミニ友の会新年会”

という一方的なお誘い。【ovest design_離れ】のセール初日だということを知ってか知らずか..まぁせっかくならスナック微笑みがえしも開けてしまおうということで、週末はこんなことになりました。何気ないひと言で始まった気まぐれスナックですが、毎回新しい出会いがありその輪はどんどん広がっております。本当にありがとうございます!!また近いうちに..

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そして一週間後はキムコー餅つき大会!!スタッフも含めると軽く100人は超えていたでしょうか。。こちらもシャチョウブログをどうぞ

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今年もまちのえんがわではさまざまなワークショップを企画中です。といっても、こういう場で偶発的に生まれたものがほとんどなんです(笑)どんな一年になるのか、私もドキドキワクワクです♪

あれから2年が経ちました。

今年もあと少しですね。いつの間にか過ぎ去ってしまっていた二周年記念日。ちょうど丹波遠足の日と重なっていたから..というのは言い訳で、勢いにかまけて大事な部分がおざなりになっていた気がします。今年の汚れは今年のうちに。気持ちも大掃除して3年目を迎えたいと思います。

とは言っても、今年もたくさんの笑顔に出会えました!イベントに参加していただいたみなさま、えんがわに立ち寄っていただいたみなさま、ありがとうございました!!この一年、こんなことがありました..

お餅つきワークショップ

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板金ワークショップ

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絵本ワークショップ

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ステンドグラスワークショップvol.1

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植栽ワークショップ

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左官ワークショップ(備考)この数日前、シャチョウは左肩を骨折しました。

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ステンドグラスワークショップvol.2

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整理収納セミナー

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建築模型製作ワークショップ

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写真ワークショップ

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建築椅子製作ワークショップ

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木村家本舗

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生け花ワークショップ

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丹波遠足バスツアー

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料理ワークショップと忘年会

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たくさんの人たちに支えられ、合計14回ものワークショップとイベントを開催できたこと、そしてたくさんの方たちが集ってくれたことに心より感謝します!懲りずにまた来年もよろしくお願いします!!

ブログ、年内もう一回更新できそうです(笑)

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2014年のワークショップスケジュールです
(クリックすると大きい画像が開きます)

 

なお、急遽内容を変更することがございます。
詳細はおって告知して参りますので、
何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

ステンドグラス作家田中共子さんの個展始まりました。

まちのえんがわでも大人気のステンドグラスワークショップ。講師の田中共子さんの個展がいよいよ始まりました。で、さっそく偵察に..

 

IMG_3894「ガラスを通る光と色のまざり合う空間を展示します。 時間と共に移り行く光と色を楽しんで頂けると嬉しいです」と田中さん。

今回の作品は照明やテラリウムなどさまざま。特に右の作品は壁に映る色とのまざり具合が印象的でした。作品は全て展示販売されています。ときどき値段設定がおかしいので、早い者勝ちです(笑)くわしくはこちらをどうぞ

作家在廊日:11/21、11/28、12/1、12/2

ちょっと天然な作家さんからお話を聞くのも楽しいですよ!

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余談ではありますが..

木村家本舗では「スナック微笑みがえし」のチーママ業をみごとにこなしてくれた田中さん。で、お客さんとして来てくれた木工作家のカクさんのところで個展が決まったそうです!自分撮り(片目だけ)がお上手な方なんです(笑)

1377978_629809043730383_2138876889_n[1]←「スナック微笑みがえし」にて

せっかくなので、そのカクさんの工房にもお邪魔してきました。「平等に不便な場所」とカクさんの言うとおりのところでした(笑)ここには大きな木工機械がたくさんあって、さまざまな教室を営まれています。ものづくりの好きな方なら一日いても飽きないと思いますよ。くわしくはこちらをどうぞ

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肝心の田中さんの個展の会場はここではなくて、近くにある家具町LAB.です。(実は工房が楽しすぎてこちらに行く時間がなくなってしまったのです。。)詳細が決まり次第、またお知らせしますね☆

心地よいところ

私の周りでは、すっかり秋の季語みたいになってきた【木村家本舗】。去年、まちのえんがわでは「住宅風呂巡礼」の写真展をしながらのんびりと開けてました。

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今年は何をするのかというと、今度の日曜日に開催する【写真ワークショップ】で製作する写真集を展示するんです。もちろん一人一冊です☆本当は2日間参加していただく予定でしたが、天候悪化で1日目を中止としたため、急きょ1日で製作できるようスケジュールを組み直しました。まだ少し空きがございますので、興味のある方はこちらをご覧下さい

ほかに何かするのかしないのか。店長?のわたしもよく分かっておりませんが、決まり次第お知らせします。今回、イベント参加に名乗りを上げてくれた奇特な青年がいました(笑)【折り紙ワークショップ】に家族で参加をしてくれたニワプラスのタツミさんです。週末に顔合わせがあり、カトウさんとシャチョウに「帰ってもええよ」と言われながら、私も参加させていただきました。ヒロミさん(シャチョウの奥さん)の手料理が目当てなのバレバレだったかな(汗)

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場所はもちろん本舗ガーデン。なかなか火が出ないチャッカマンを何回もカッチャカッチャ言わせて蚊取り線香に火をつけて、「ごめん、数が足らんからこれで」とちりとりに乗せてそばに置いてくれたシャチョウ。何回も階段を往復しておもしろおかしく説明をしながら笑顔で料理を出してくれるヒロミさん。料理はもちろんとってもおいしいのですが、そんな二人の心遣いがとっても心地よくて余計おいしく感じるのです♪カトウさんのお家「コトバノイエ」もそういうところが似ていて、ついつい長居してしまうのかな。初めて来るひと全員が同じように感じるか分かりませんが、なんとなくふわっと気持ちよく感じてもらえればいいなと思います。

ニワプラスさんがここでどんなことをしてくれるのか全くわかりませんが、悪い大人たち(笑)にかなりプレッシャーをかけられてたので、おもしろくなること間違いなしだと思います☆

たまたま見つけたタツミさんの2年前のブログです。なぜかオオムラくんの姿も(笑)