まちのえんがわ は「生野区持続可能なまちづくり活動支援事業」に認定されました。

syain

建築家 林敬一ワークショップ2019

予定していた「木工作家矢倉さんのワークショップ」が都合により延期となって、手を挙げてくれたのが建築家の林さんでした。試作製作の日は「左官ワークショップ」の前日でいろいろ準備に追われていたので、シャチョウとタカノリ君にお任せして時々様子を伺っておりました(林さん、その節はすみませんでした)。

試作品ができて、さぁどこで写真を撮ろうかと悩んで、やっぱりここが一番!ということでシャチョウの家の玄関に。左官仕上げと自然光でいい感じに撮れました。

が、えんがわに試作品を持っていたシャチョウが本や雑貨を何となく置いて写真を撮ったら…何と言うことでしょう!こっちのほうが全然いいじゃないですか!笑

(林さん的にはNGだったみたいですが笑)

実は板には全部で160個の穴が開いていて、ボルトを思い思いに通してシェルフを作るというものなので、○○みたいなどこにでもある形に組み立てることを避けたかったというわけです。DIY的なものではなくデザインを学ぶ場にしたかった林さんの気持ちも分かるので、なかなか難しいところではあります。

とは言っても参加者がどうデザインするかは自由なので、まずは他のだれかに試作してもらおうということになり、総務のとんちゃんの娘さん親子にお願いしました。48個のワッシャとナットを通すのはなかなかの忍耐力が必要です。子供さんにはちょっと不向きと分かりましたが、最後まで頑張ってくれました!

そして週末限定「試作品アピール」

写真を撮るお母さんや自転車で引き返してじっくり観察するおじさんなど、さまざまな方から注目を集めてはいたのですが…なかなか定員には達しませんでした。

開催3日前。どうしても修正したい林さんが組み立て直したのがこちらです。さすがですね!

ワークショップには5組の方が参加して下さいました。そして強力な助っ人が!

元木村工務店現場監督のオオムラ君です!!

参加者の方も慣れた方が多かったので安心してローストビーフを焼くことができました笑

実は加工場の隅っこではシャチョウのマゴ”イッケイ君”のワークショップが同時進行で行われていました。

↑これを見た林さんが「これくらいのサイズでもよかったなぁ」とつぶやいていました笑

そして後日、参加頂いたルプラ珈琲さんからこんな素敵な写真が!本当はワークショップの時に完成した人から何を考えてそのかたちになったのかを説明してもらおうと思っていたのですが、時間が全然足りないことが分かり諦めていました。なので、こうして実際にどんな風に使われているのかを教えてもらってとても嬉しいです!

ワークショップ終了後は恒例の加工バーがオープン!林さんが一夜限りのバーテンダーとなってザリガニとフルーツパンチでお客さまをおもてなし。先ほど焼いたローストビーフに加え、裕美さんの手料理も加わり豪華なディナーとなりました笑

お越し頂いたすべてのみなさま、本当にありがとうございました!そして林さんとオオムラ君、本当にお疲れさまでした!!

 

 

 

 

 

 

左官ワークショップ2019

6月30日の日曜日。この時期恒例となった左官ワークショップでした。2年前に作った珪藻土バスマットの第2弾です。前回は割れてしまったという声もあって左官山本組のみなさんが改良を重ねて、耐久性だけでなく見た目にもかわいらしいのを考えてくれました。それはまるでタイルのようなさまざまな色や形で作られた珪藻土のピースを好きなように並べてバスマットを作ってみようというものでした。なんと約6,000個もの珪藻土のピースを作って下さったのです。本気度が違います笑

1人100個使う計算で60組分。というのも、前回はキャンセル待ちが出てしまうほどの人気だったので、今回は午前と午後の入れ替え制にしてみんなが参加できるようにしようという左官山本組さんの思いがあったからなのです。60組分の材料をできれば余らせたくない。過去にこんな数の募集はしたことがないので、とにかくこの珪藻土の力を知ってもらおうと週末には試作品と水を準備して実際に試してもらったりしました。

最終的に31組ものご予約を頂き、余った材料も他のイベント会場でまた使えることが決まったのでよかったです。そうそう、この日はG20開催で交通規制の心配もありましたが、大きな混乱もなくお天気にも恵まれました。加工場には朝早くから左官職人さんたちが準備に追われていましたが、緊張感はあるものの和やかないい雰囲気。お揃いのジャパンブルーのシャツもみんな似合ってました。

さぁ午前の部の始まりです。

珪藻土のピースを運ぶのに入れ物を準備していなかったのが反省点でした。最後は恒例の記念撮影。午前の部に参加頂いた14組のみなさま、ありがとうございました!

そして職人さんといっしょにお昼休憩。実は手作りカレーをふるまいました。たまたま居合わせた建築家の林さんと心配して様子を見に来てくれた総務のとんちゃんのおかげで、みんなに喜んで食べてもらいました!

そして午後の部の始まり。シャチョウ2回目のレクチャーももちろんあります笑

午後の部も無事に終わってみんな笑顔で写真撮影に応じて下さいました。午後の部に参加頂いた17組のみなさまありがとうございました!そして左官山本組のみなさま、川田珈琲店の川田さんも長丁場お疲れさまでした!!

造園家 家谷さんのワークショップ

先週の日曜日は家谷さんのワークショップでした。庭先には昔、家谷さんが持って来てくれたアロエにバナナのような蕾がふくらんでいました。おいしそう…

参加者は顔なじみのセミプロな方達ばかりなので、とっても和やかな雰囲気の中始まりました。作業内容はまぁまぁ厚いアルミの板をトンカチで叩いて植木鉢を作ろうというシンプルなもの。

なんですが、音がとにかくすごいんです。画像で伝わらないのが残念です。防音工事済みなので大丈夫とは思いながら、それでもやっぱり不安になって外に出て確認しました(大丈夫でした)笑

たたき続けること2時間半…みなさん疲れた表情もなく笑顔で記念撮影できました。ほんとは腕ぱんぱんだと思います笑

そしておなじみえんがわバーがオープン!家谷さんご指名のサヤカリーも登場です。

最近は昼の部(ワークショップ)より夜の部(えんがわバー)に気合い入ってるんじゃないの?と言われそうですが、今回のワークショップは早々に定員に達してキャンセル待ちが出るほどの人気で、私たちも驚きました笑

ひょうひょうとしながら、実はしっかり段取りを組んでいて完璧に終わらせる。それがこのおじさんの一目置かれるところなんだろうなー

 

 

絵本作家 谷口智則ワークショップ-22足の絵本のような靴ができました-

あっという間に2週間が経ってしまいましたが「絵本作家 谷口智則ワークショップ」は今年も無事に終えることができました。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

今回の内容は、持参頂いた靴の片方に自分で好きな絵を描き、もう片方に谷口さんが絵を描いて世界に一足だけの靴を作ろうというもの。一つ一つ焦ることなく静かに絵筆を走らせる谷口さんの姿はシャチョウいわく、まさに修行僧のようでした。

とは言っても、いつもと変わらないやわらかい物腰で子供さんやお母さんと楽しそうに話をされていました。あの余裕はどこからくるのだろう・・・そうそう、打合せでは何を描くかは谷口さんに任せてもらおうという話だったのに、いざ始まると「やっぱりリクエストしてもらったものを描こうかな」と自ら茨の道を進むという笑

実は今回、開催を午前と午後の2回に分けさせて頂きました。こちらが午前の部の作品です。一足一足物語がありそうな、まさに絵本のような靴ができました。

予想外に早く終わったのでゆっくりお昼休憩をとって後半戦スタートです。シャチョウのレクチャーも2回目です笑

そして午後の部も無事に終了しました。みなさん絵心があって、様子を見に来た人がどっちがどっちか分からず真剣に悩む姿も見られておもしろかったです。

「来年はもうみんなに描くのはやめよう!」と言っていましたが、これ毎年言ってるのでご安心ください。最後はシャチョウの家で打ち上げを。庭ではしゃぐ月埜ちゃんが印象的でした笑

 

 

二人のミドリのおじさん

先日お邪魔した味園での植物展示販売会。

「植栽ワークショップ」でおなじみ家谷さんと花宇(現在は花宇宙)代表の西畠勲造氏。この二人のミドリのおじさんがあのビルで植物を売るって言うんだからおもしろいに決まってます。ドキドキしながら中へ進むとバーカウンターでは顔なじみのおじさまたちがウイスキー片手に迎えてくれました。いつもならこのままハイボール!といきたいところですが、奥のこの光景に目を奪われてしまいました。

見たこともないへんてこな植物を囲んで久しぶりに会う人たちとのおしゃべりはお腹が鳴るまで時間を忘れてしまいました笑

この花宇宙さんは定期的にイベントを開催されていることが判明(会場に控えめに置いてあったチラシで知りました)。また花夢中になりそうです笑

家谷さんより

前に座ってマイクでしゃべってる余所行きのええ話にあきたなら、このトークショーに来てる自分が好きってやつのしょーもない質問にあきたなら、 イカレおやじのアカン話聞けるかもです。
世界中から珍しい植物を集めて来るってことだけではそんなに価値がなくって、種名の同定、一般環境での性質把握、そして栽培技術 やはりスペシャルなんでしょうなこのおじさん。

くわしくはこちらをご覧下さい

絵本ワークショップ2019

先日、絵本作家谷口智則さんのアトリエにお邪魔してきました。アプローチにはおなじみ谷口サンタがお出迎え。

まずは腹ごしらえに奥さんのおいしい手料理をいただいて、月埜ちゃんに遊んでもらいました笑

気がつけばあっという間に午後3時!あわてて作業開始です。そう、今回お邪魔したのはワークショップの試作品を作るためなのです。曇っていた空もだんだん日が差してぽかぽか陽気になりました。

今回は「谷口さんと一緒に靴に絵を描こう!」です。私は姪っ子のために描くことにしました。モデルは飼い犬のテンタです。チワワとして売られていたそうですが違ったみたいですね笑

使うのは「ビッグアートカラー」という外履きにも使える絵の具です。布製のスニーカーでもとても塗りやすかったです。ワークショップでは片方の靴は谷口さんにお任せで絵を描いてもらいますが、今回はお手本にテンタを描いてもらいました。空いたところに絵を描くだけなら簡単ですが、靴全体を使って表現するのはなかなか難しいです。私はテンタ1匹で50分。谷口さんは40分でテンタ1匹、ゴリラ2匹を完成してしまいました。あっぱれ!

というわけで、いつもより少し時間がかかる=待ち時間が長くなるので開催時間を数回に分けて行う予定です。お持ちいただく靴は自由ですが、谷口さんの描き方(黒い背景に色を重ねていく)で参加者のみなさんにも描いていただくので、黒地の靴がきれいに仕上がります。黒以外の方はまず黒く塗ってから色を重ねていただきます。まもなく募集開始しますので、もう少々お待ち下さいね。

コーヒーワークショップ2019

今年で3回目のコーヒーワークショップ。講師はおなじみルプラ珈琲の西峯さんです。今回はたった一人でみごとに大役を果たされました。スタッフも入れると参加者約20名…本当に本当にお疲れさまでした!

こちらが喫茶ルプラ。一杯の珈琲があれば何時間でも過ごしてしまいそう。

今回は3種類のコーヒー豆を飲み比べ、自分好みのオリジナルブレンドを作ろうというもの。毎回盛り上がるのが、同じ豆でもそれぞれの抽出器具や淹れ方の違いで味がまったく変わることなんです。特にこの写真の方が淹れたコーヒーはみんながおいしいおいしいと大絶賛。西峯さんがベトナムで買い付けてこられた500円のアルミポットも大好評だったので、来年は「買い付け、交流がある ベトナム、イタリア、韓国、フィリピン、台湾、中国から選んだおすすめのポット付きのワークショップを行いたいです」とのこと。個人的にもとても楽しみです。

コーヒーワークショップではコの字カウンターを設置するのがすっかり定番となりました。実は「料理ワークショップ」でシャチョウが考案したのが始まりなんです。ええのん考えましたよね(上から目線笑)

ちなみに料理ワークショプの講師イワオさんはコーヒーワークショプ皆勤賞です。ありがとうございます!

料理ワークショップ2013

コーヒーワークショプ2017

コーヒーワークショプ2018

外は雨が降ったり止んだりすっきりしないお天気でしたが、会場はコーヒーのいい香りに包まれて心はとっても晴れやか。みなさんとってもいい表情でした。ありがとうございました!

山陰旅行。

まちのえんがわとはまったく関係ありませんが、先日山陰へ旅に行ってきました。この日は傘がひっくり返るほどの悪天候。鳥取砂丘はちょこっと砂の感触を確かめて終了しました。笑

旅の目的は建築家菊竹清訓さん設計の「東光園」です。

まちのえんがわに菊竹さんの本があります。建築のことはあまり分かりませんが、ここは行ってみたいなと思っていました。

この日は平日ということもあってかとても静かで、本館の見学の許可もいただいたので隅から隅まで見学させていただきました。築50年以上ということであちこち老朽化が進んでいました。ロビーには雨漏り受けのしぶい壺がありフロントの方は一人で何役もこなされていて大変そうでしたが、とても感じよく接していただいたのでまた行きたいなと思います。

庭と露天風呂は彫刻家の流政之さんが作られたそうです。ここの温泉は2種類(デトックス効果の食塩泉と、美肌効果のアルカリ泉)あって朝晩で男女入れ替えてくれるので温泉好きの方にもおすすめです。

ついでに行こうと思っていた植田正治写真美術館はまさかの冬期休館…でいつかは行こうと思っていた足立美術館へ。こちらは平日とは思えないほど次から次へと観光客が訪れていました。

帰り道、気になっていた珈琲屋さんをたまたま見つけたので寄りました。「CAFE ROSSO」という豆にこだわった凄腕バリスタさんが営むお店です。※カフェスペースは中にもあります笑

地方にはおもしろそうな本屋さんが意外に多いことを知り、鳥取ならここ!と聞いたので寄りました。「定有堂書店」という懐かしい雰囲気を醸し出している本屋さんです。

さまざまな本や雑誌が独特なカテゴリーで分けられているのですが、別のカテゴリーでも同じ本が何度も現れて「連れて帰って」と訴えてきます。笑

で、この一冊を連れて帰りました。”縮小・減速・ゆっくり生きる、は定有堂のテーマ。ソローが人気。”なんだそうです。ふだんなら気にも止めなかったかもしれないのに、不思議だな~

8年目の初午祭

きのうは木村工務店と協力業者さんとの伝統行事「初午祭」でした。まちのえんがわができてから毎年参加させてもらっていて、今年でもう8年目です。ワークショップでお世話になる方とは雑談しながら「今年は何をしようか」と話ができたり、この初午ぐらいしか顔を合わせることがない方からは「元気にしとった?」と声をかけてもらったり。うれしい初午祭りなのです。

まずはお稲荷さんが祀られている会社の3階で清見原神社の宮司さんによる玉串奉奠が行われます。そして加工場に降りて御神酒をいただいて、いろいろお話があって(ここは割愛させていただきます笑)懇親会が始まります。

先日のお餅つき同様に、手伝いのまっちゃんこと松本さんと堂西さん、そしてトミマス部長が中心となって会場作りは行われます。前日までは職人さんの作業場なので当日ギリギリにならないと設営はできません。段取りが命なのです。お昼前にはもうできています。

料理は「ほたる食堂」、そしてキムコ-社員プレゼンツのおでん、カレー、やきそば、焼き鳥etc・・

食べ放題飲み放題で畳屋さんからのびっくりな差し入れ(樽酒)もありみなさんとってもいい笑顔でした。参加いただいたみなさまありがとうございました!

 

 

お餅つきワークショプ2019

先週の土曜日はキムコ-伝統行事の「お餅つき」でした。この日は特に寒かったのですが、加工場は窯の熱で心地良い温度に。手伝いのまっちゃんこと松本さんと堂西さん、そしてトミマス部長が中心となって、手際よく準備が進められていきます。

そしてひろみおでん(※シャチョウの奥さんがつくるおでん)も恒例となりました。この画像だけでお腹が空いてきます笑

準備が整ったところで、まずは持ち帰り用のお餅つきの始まりです。

ついたお餅は社員や家族みんなで丸めます。

お昼を過ぎると参加者の方がちらほらと。そしてあっという間に満員御礼となりました。

「ヨイショー!ヨイショー!」誰かがお餅をつき始めると、自然と誰かがかけ声をかけ始め、それを子供達がまねして一緒に応援してくれる。老若男女が一緒に楽しめる行事NO.1はやっぱりこのお餅つきだなと実感します。今年はいつもよりたくさんの方が来て下さったような気がします。寒い中わざわざお越しいただき本当にありがとうございました!また来年もよろしくお願いします!!

今後のワークショップは

3月3日(日)13:30-「珈琲ワークショップ」/講師ルプラ珈琲

4月21日(日)13:30-「絵本ワークショップ」/講師絵本作家 谷口智則

を予定しています。詳細決まり次第お知らせしますので、もう少々お待ち下さいね!