まちのえんがわ は「生野区持続可能なまちづくり活動支援事業」に認定されました。

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包丁研ぎワークショップ

先週は本当に待ちに待った「包丁研ぎワークショップ」でした。もともと大人数には対応しきれない内容だったので、コロナ関係なく2部制にさせてもらって、朝は9時から夕方6時までの過去最長(たぶん)のワークショップとなりました。

午前の部は4名さま。せっかくなのでシャチョウとワタシも参加させていただくことに♡


たまたまソーシャルディスタンス

 


みなさん食い入るように・・

 


「梅沢富美男」と彫られた包丁持参

 


研ぐ角度が大事なんです・・

 


家族が見守る中がんばるお母さん

 


オピネルナイフ+マイ砥石

 


オピネルナイフ+砥石購入

 


3年ぶりに研ぐ(スタッフ青木)

 

研ぎ師村上さんのするどい突っ込みやマニアックな話がおもしろく時間はどんどん過ぎていきました。そして実際に研いだ後の切れ味をいろんな野菜で試してみなさん驚きと喜びで大盛り上がりでした。

 


「梅沢富美男」が驚きの切れ味に笑

 


片手で横からトマトが切れます

 


村上さんの切った野菜の食べ比べ

 

「ステンレスの包丁」と「鋼の包丁」、そして「人造砥石」と「天然砥石」では野菜の味が変わることを体感させてもらいました。

午後の部は倍の8名さま。


広い加工場なのでまだまだ余裕です。

 


みなさんが注目しているのは・・

 


村上さん愛用のモバイル顕微鏡

これでみなさんの刃先をチェック。肉眼では分からない刃こぼれが露わになります。感動的なのは角度を2段階に変えて研いだ包丁はしっかりその痕跡が層となって表れるのです。村上さんは一見同じように研いでいるようにしか見えないのに、実は2段階に角度を変えて研いでいたことが驚きでした。

 


研ぎ方がとてもお上手でした

 


奥さんが参加予定だったのですが、急きょ交代で笑

 


こちらも旦那さま

 


家族で参加(お母さん)

 


家族で参加(娘さん①)

 


家族で参加(娘さん②)

 


飛び込み参加ありがとうございます

 


飛び込み参加ありがとうございます

 


野菜の切り方にも厳しいです笑

 

というわけで、午前と午後の部は無事に終わりました。お越し頂いたみなさま本当に本当にありがとうございました。そして研ぎ師村上さん、最後まで全く変わらない軽快なトークをありがとうございました!また来年もぜひぜひお願いします!!

心機一転!

久しぶりに本棚以外のところをちょっとていねいに掃除しました。掃除あるあるですが、ひとつひとつ物に触れるたびについ思い出に浸ってしまってなかなか先に進みません。もう今年で9年目、かれこれ100回はワークショップを開催していることに気づきました笑

先日、写真ワークショップの写真集(試作品)を売ってほしいという女性が訪ねて来られたそうです。

そういえば、造園家の家谷さんが作る不思議なオブジェを売ってほしいという人もいたなぁ~結局お金を取りに帰られて、二度と戻っては来られませんでしたが笑

ここに来られた人の目にまず飛び込んでくるのはこの写真ではないでしょうか。

温泉ソムリエぐっちさん(左)と建築家橋本健二さん(右)

去年6月3日に亡くなった橋本さん。木村家本舗の打合せでえんがわで初めてお会いしたときのことは今でもよく覚えています。この見た目とは違ってとってもシャイでおちゃめな人でした。

いろいろあったこの一年。ワークショップをそろそろ再開しようと思います。まずは「包丁研ぎワークショップ」、そして「絵本作家谷口智則ワークショップ」の日程を調整中です。近日中にお知らせできると思いますので、もうしばらくお待ち下さいね!

 

コロナのばかばかばか

大変ご無沙汰しておりました。みなさまもいろいろ大変な思いをされているかと思いますが、お元気ですか?まちのえんがわでは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントを自粛させていただいております。すでにご予約頂いていた方やお問い合せ下さる方には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、講師の方と相談しながら少しずつ準備を進めてまいりますので、気長にお待ちいただければうれしいです。思い返せば、今年のお餅つきはいつにも増してたくさんの方が来てくれました。まさに3密(密閉・密集・密接)・・あたりまえにできていたあれやこれやが懐かしいです。

そして1月後半、絵本ワークショップの打合せに絵本作家の谷口さんのお店へ。お店では谷口さん自らラテアートを作ってくれることもあります。ワークショップは4月開催予定でしたが、現在調整中です。

このあと2月あたまに初午祭りがあり、協力業者さんを迎えての懇親会。楽しかったなぁ~

そして包丁研ぎ職人の村上さんと初めてのワークショップの打合せ。こちらも4月開催予定でしたが、現在調整中です。

そして3月になってルプラ珈琲さんとワークショップの打合せ。3月末開催予定でしたが10月に延期となりました。

そしてだんだん雲行きがあやしくなり・・3月半ばのえんがわでは遊びに来てくれたお施主さん交えて「これ大丈夫~?」と気にしながらも密な女子トークに花が咲きました。

そして4月に入り自粛とともに「オンラインまちのえんがわ」がスタートしました。半強制みたいなものでしたが、遊びに来てくれたみなさまありがとうございました!

現在、まちのえんがわはいつものようにオープンしています。土曜と日曜はスタッフが常駐しています。入り口にはマスクとアルコール消毒を用意していますので、お近くの方は安心してお越し下さい。本棚にあるコトバノイエの本は自由にご覧いただけます。気に入った本が見つかればぜひお買い上げください。引き続き「オンラインまちのえんがわ」もオープンしますので、遠方の方は覗いてみて下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

包丁研ぎという仕事

4月26日(日)開催予定の「包丁研ぎワークショップ」に向けて打合せを行いました。講師の村上さんは生野区で研ぎ屋むらかみという天然砥石での手研ぎを専門とする刃物研ぎ職人会社を経営されています。遠くは北海道から依頼があるそうですが、残念ながら大阪では需要が少ないそうです。依頼方法は包丁を送って見積を出してもらってお願いするという流れ。これも敷居を高くしている理由のひとつなのかなと思います。かと言ってお店として経営するには割が合わないそうで・・それなら、まずは村上さんのこのすごい技を知ってもらって、包丁という毎日つかう道具を見つめ直してもらう機会をワークショップを通して設けてみようということで、えんがわ初の「包丁研ぎワークショップ」を開催させていただくことになりました。加工場ではちょうどベッショ大工とヒラボシ大工(大ちゃん)が墨付けと刻みを行っていたので、休憩中の二人を呼んでいっしょに見学しました。

村上さんの研いだ包丁は分厚く丸めた新聞紙もすぱーんと切れちゃいます。ふつうはこの後は切れにくくなるものですが、切れ味はそのまま。

大ちゃんも試しにすぱーんと笑

砥石は村上さん自身が発掘されています。砥石を見るときの村上さんはまるで我が子を見るような笑

いよいよ研ぎのデモンストレーション!刃の位置によって砥石との角度を変えながら研ぐのだそうです。難しいのは両刃の反対側を研ぐとき。右手と同じように左手で研ぐのは至難の業です。聞いているだけで頭が混乱しました笑

そしてシャチョウも挑戦!動画はおもしろかったのですが、静止画は職人のようです笑

開催はまだまだ先ですが、すでに仮申し込みして下さっている方がいらっしゃいます。下記ご覧頂き、もし興味のある方はご連絡ください。当日はさまざまな食材を切って食べ比べを行う予定です。ふぐの薄造りも候補に上がっているので楽しみで仕方ありません!

\   ワークショップ参加ご希望の方へ   /

・和包丁か洋包丁でレクチャーの内容が異なります。確認のため、お持ちいただく包丁の画像をお送り下さい。

・砥石をお持ちの方は持参ください。ご希望の方はこちらで準備させていただきます。参加費に別途かかりますので、詳細決まりましたらお知らせ致します。

 

まちのえんがわイベントスケジュール2020

今年のイベントのお知らせです。

1月お餅つき」は盛況に終わりました。ありがとうございました!

2月のイベントはございません。すみません・・

3月29日(日)ルプラ珈琲さんの「コーヒーワークショップ」

4月11日(土)は「絵本作家谷口智則ワークショップ」

4月26日(日)は初登場「包丁研ぎワークショップ」

生野区に住む、その道40年の研ぎ屋村上さんを講師に迎えて本物の技を見て頂こうと思います。ご自宅の包丁を持参ください。詳細は追ってまた・・

5月17日(日)は「造園家家谷由起ワークショップ」

6月14日(日)は「左官ワークショップ」

講師は木村工務店の協力業者さん(有)左官山本組さんです。

7月12日(日)は初登場「水圧転写ワークショップ」

生野区のビッグワンズさんを講師に迎えて水圧転写体験を計画中です。夏休みも近いですし、お子さんの自由研究にもよさそうですね!

8月29日(土)は「流しそうめんとまちのえんにち」

9月27日(日)は「デザインワークショップ」

建築家林敬一さんを講師に迎えデザインを学べる”何か”を製作する予定です。

10月18日(日)建築家秋山東一さんによる「メルクリン&メカノ」

11月15日(日)は初登場「木工作家賀來寿史ワークショップ」

知り合って早8年・・3年前に無印良品でドリップスタンドを作るワークショップを開催していただいたことはあるのですが、えんがわでは初となります。まだまだ先ではありますが、今からとても楽しみです!

12月13日(日)は「まちのえんがわ大忘年会」を開催します。何をするかは全く決まっていませんが、これまでに参加いただいた講師を囲んでわいわいできたらな~と思っています。

実はこのほかにもいろいろ計画中なんですが、その中には「デザイナーツタイミカワークショップ」や「彫刻家中村潤ワークショップ」など素晴らしい作家さんたちが控えております!どうぞお楽しみに!!

お餅つきワークショップ2020

いつも静かなえんがわですが、1週間前は過去最高ではないかと思うくらいの人・人・人でした。そう、毎年恒例の「お餅つきワークショップ」です。つきたてのお餅がおいしいことはもちろんですが、お餅をつくときのあの一体感が気分を盛り上げてくれるのでしょう。他のイベントがだんだんと静かになっても、このお餅つきだけは永遠に不滅ですね。とは言っても新しいネタもいろいろ仕込んでいますので、お餅つきだけでなく他のワークショップにも興味を持ってもらえるとうれしいです。改めまして本年もよろしくお願いします。

まずは準備のようすから。手伝いのまっちゃん&どうにしさんがていねいに混ぜているのはふるまい用のぜんざいです。

こちらはあんこむすめ三姉妹。

こちらではもち米を蒸すための薪を準備中。現場監督の娘さんがいつもお父さんのそばで手伝ってくれます。

最初につくのはもちろんシャチョウです。孫が見守る中ふらふらになりながら頑張ってくれました笑

シャチョウの奥さん特製のおでんは外せません。今年もあっという間に売り切れてしまいましたが、出汁を使って即席ラーメンを。これがまたすごくおいしかったです。

開始時刻の30分前からぽつぽつとお客さんが来られ、1時間でこの賑わいとなりました。

急きょテーブルと椅子を設置して加工場食堂がオープン!

なんと45キロのもち米を全部ついちゃいましたとさ笑

おもちまるめ隊のみなさまもお疲れさまでした。

翌日お餅を届けにコトバノイエへ。ストーブで焼くお餅もまた格別ですね。また来年をお楽しみに!

 

 

 

建築家矢部達也ワークショップ2019

先週の日曜日は8回目の矢部さんのワークショップでした。先日無印良品で開催されたときは1日で定員に達して、キャンセル待ちもたくさんでるほど人気だったそうです。

が、まちのえんがわ主催となるとなかなか客足が伸びず・・ここ数年はこじんまりとした開催が多くなってきました。それでも快く引き受けてくれる講師のみなさんには本当に感謝しています。また来年もよろしくお願いします。さて、今回はシャチョウの孫イッケイくんが自分から参加表明してくれて、開催前から加工場で試作品に座ってご満悦でした。600㎜のハイスツールですがなかなか快適そうですね。

今回の参加者は常連の方がほとんどで、中にはシリーズで集めている熱心なファンの方もいらっしゃるんです。

イッケイくんはというと・・ちゃんとじぃじのレクチャーを聞いて、

お母さんとじぃじが頑張って作りました笑

わざわざ足を運んでくださった参加者のみなさま、本当にありがとうございました!

恒例のまちのえんがわバーですが・・これがまさかの展開で・・泣

こんなシーン前にもあったような・・そう、私が以前張り切ってボリートという洋風おでんを作ったときも閑古鳥が鳴いたのを思い出しました。そして今回作ったのはこちらビスク鍋・・次は鍋はやめておきます笑

そしてこちらは「生姜たっぷりサヤカラアゲ」と「とんちゃん食堂の生節とチャプチェ」でした。どちらもお酒がグイグイすすむ一品でした!

そして何と言っても矢部さんが和歌山から手配してくれたレモンの生搾りサワーは最高においしかったです!

というわけで、今年のワークショップはすべて終了しました。ありがとうございました!来年は少し新しい風を吹かせてみようかといろいろ思案中ですのでこれからもどうぞよろしく願いします!!

ステンドグラスワークショップ2019

今年はちょっと難易度の高い立方体にチャレンジしていただきました。残念ながら参加者は1組でしたが、逆に講師田中さんのやる気に火をつけたようで「せっかくだから完璧に仕上げましょう!」という心強いお言葉を頂きました。参加頂いた方はリピーターさんなので、なんなく進んでいきました。

先生の作品と見分けがつかない仕上がりです。ちなみに取っ手の部分は好きな形にできるので、参加者の方はカクカクにされました。直感的に決めたそうですよ。私ならめちゃくちゃ悩むとこなのでうらやましいです。今回初のマンツーマン形式で行ったワークショップ。田中さんが思いの外やりやすかったようで、今後もこの形でやっていきたいな~とうれしいお申し出を頂きました。というわけで、日程は個別に相談に応じる形で、常時募集させて頂きます。ご希望の方はお電話でもメールでも何でもかまいませんので、お気軽にお問い合せ下さいね!

写真ワークショップとビアガーデン!!

天気予報ではずっと雨マークだった9月29日の日曜日。7回目の写真ワークショップはまさかまさかの快晴でした。そして初めての「建築写真」のワークショップ。講師多田ユウコ(以下タダユウ)さんの本業である建築写真を学びながら撮影してみようというものです。場所は弊社シャチョウの自邸。開催前、一人加工場でレクチャーの確認でしょうか、そこにはプロの眼差しのタダユウさんがいました。

なんですが、作品集にサインをお願いすると・・20019年・・はるか彼方へ飛んじゃうお茶目なひとです笑

今回の参加者のうち半分は一般の方だったので、タダユウさんの専門的な説明にぽかーんとならないようシャチョウが補足しながら進行していきました。

レクチャーが終わっていよいよ実践です。「こんなに晴れんでもよかったんやけど」とタダユウさん。元雨女余裕の発言です笑

撮影がひと段落したら川田珈琲店の挽きたて淹れたてのコーヒーでちょっとひと休み。川田さんからサーターアンダーギーのうれしい差し入れもあってみんな笑顔。

それぞれ撮影した画像をパソコンに読み込んで、加工場へ移動して講評会です。でもあまりに居心地のいい木村家ガーデン。なかなか離れられませんね笑

講評会も盛り上がって予定時間をオーバー・・18時からのビアガーデンは大丈夫でしょうか笑

開店15分前、ひとまずビールで場をつなぎ、タダユウ女将の衣装チェンジも終わったところで無事にオープンしました。それから1時間は怒濤のオーダーラッシュ!だれがあんなにお客さんが来ると予想したでしょうか笑

お越し頂いたすべてのみなさま、本当にありがとうございました!助っ人のタダユウさんのご主人がいなければどうなっていたことか・・大阪人ならではの二人の掛け合い、なかなか楽しませていただきました笑

流しそうめんとまちのえんにち2019

いつもは日曜日に開催している【 流しそうめんとまちのえんにち 】

今年はお世話になっているほたる食堂のほたるちゃんの結婚式のため、昨日の土曜日に開催させていただきました。日曜日で予定を立てておられた方ごめんなさい・・

土曜日だしお客さんも少ないかもねと主催のとんちゃんと話していましたが、いつもと変わらないくらいたくさんの方に来ていただきました。お越し頂いたすべてのみなさま、ありがとうございました。

そして「ストリートオルガン」を披露して下さった木工作家の矢倉さん、ありがとうございました。実は今年は矢倉さんのワークショップが延期になり、あまり顔を見る機会もなかったのですが、この「ストリートオルガン」の完成でさらにパワーアップした矢倉さんに会えてよかったです。

以下矢倉さんからのメッセージです

4年前のある日、スイスの片田舎でのストリートオルガンフェスの放映を見て、自分もそこに参加したいと制作を始めました。身の程知らずを実感し完成を諦めかけた今年1月オカリナ奏者の青年と知り合い、オルガン制作は思いのほか進み、少し音に不満があるものの完成しました。完成祝いの演奏会を開きたいところですが、今のところ楽譜は1本しかありません。どんな音がするか聴いてやろうと思った方は工房をお尋ねください。

ギャラリー&工房 鯱
大阪市生野区勝山北3-5-16