7月 2022
水圧転写ワークショップ2022
2020年11月に開催させていただいた「水圧転写ワークショップ」を今年も開催できることになりました!前回はオリジナルデザインのミニテーブルを自分で組み立ててから水圧転写をするというなかなかハードスケジュールでしたが、今回は小さなお子さんでも気軽に参加できるようにと、講師ビッグワンズの松井さんから提案を頂きました。「水圧転写」とは水面に絵柄フィルムを浮かべ、絵柄を付ける材料を上から沈めて材料に転写させるシステムです。
複雑な形状でも水圧が均一に掛かる事を利用して絵柄を付ける事が出来ます。先日テレビの生中継で紹介された”サンダル”で水圧転写を体験していただく予定です。開催は9月を予定しています。お楽しみに~
去年はこんな感じでした。ひとつでも繋げても使える機能的なテーブルのデザインと、プリントの絵柄2種はイラストレーター吉川祥世さんが考えてくれました。
絵本作家 谷口智則ワークショップ ~谷口さんといっしょに張り子に絵付けをしよう!~
先週の日曜日は絵本作家谷口智則さんのワークショップでした。谷口さんとのイベントは、奇跡的に毎年欠かさず開催できたので、今年で最多の11回目となりました。改めまして、これまで参加していただいた本当にたくさんのみなさま、谷口さん、ありがとうございました!
今年初めて山形でイベントを開催されるというので、伝統工芸でもある「張り子」に絵付けをしようということになりました。「張り子」は型の上に和紙を張ったものなので、はっきりした形ではなくやわらかい造形が特徴です。その形が何に見えるのか、参加者のみなさんの想像力によってどんな生き物が誕生するのかが見どころです。
まずはさまざまな形の張り子から好きなものを選んでもらいました。大きいものと小さいもの1つずつ。選ぶ楽しさも考えて、谷口さんが張り子をたくさん準備してくれました。
ベースを黒く塗ってから絵を描くという谷口さんの画法に倣って、まずはアクリル絵具で真っ黒に塗ってもらいました。
そして小さい方の張り子には谷口さんが絵付けをしてくれるというサプライズプレゼント(毎年お約束になってますが笑)!
谷口さんが絵筆を持つとみなさん一斉に集まって食い入るように見つめていました。
実は小さい方が描くのが大変だったことに気づき、苦戦しながらもマイペースに描き続ける谷口さん。頬杖を突く女の子がいい味出してます笑
気が付けば予定よりも大幅に早く描き終え、サイン会も余裕でこなしていました。
そしてみなさんの作品の数々、個性豊かです。ありがとうございました!