絵本作家谷口智則ワークショップ2020
劇団往来さんによる人形劇「ピノキオ」鑑賞と絵本作家谷口智則さんといっしょに作る「操り人形製作」のワークショップは4月開催予定を延期して、なんとか7月12日(日)に開催することができました。劇団往来さんとは今回が初めてのイベントでしたが、実はえんがわとも深い繋がりがあることが分かり、えんがわの引力を感じずにはいられませんでした。これを機にまた別のかたちで一緒に何かできればいいな~と思います。
ワークショップ当日
朝から劇団往来のみなさんがせっせと舞台の準備をされていました。そう、この劇団往来さんはエンターテイメントの総合商社。
演劇や映画などの企画、設計、施工からタレントマネージメントまで幅広い業務を行なわれています。リハーサルが始まると、加工場内に役者さんの声が響き渡り、まさに芝居小屋へと生まれ変わりました。
参加者の多くは4月から申し込み下さっていた方々で、3ヶ月もの間、楽しみに待って下さいました。コロナでなければもっとたくさんの方に来てもらいたかったですが、それはまた来年の楽しみにとっておくことにします。
劇団往来さんの人形劇「ピノキオ」は谷口智則さんの絵本「PINOCCHIO」をもとに作られました。子供だけでなく大人も楽しめる内容なので、大人の方からおもしろかった!という声もたくさんいただきました。
そしてこの後は操り人形製作です。谷口さんから作り方の説明を受けているところです。完成した操り人形で即興の人形劇ができるといいな~と谷口さん。
谷口さんの家から持って来てもらったいろんな木の端材を使います。どれもこれも生き物に見えてしまうのが不思議です。
簡単にできるだろうと思っていた操り人形製作ですが、これが意外と大変で・・時間はたくさんあったのに準備不足でご迷惑をおかけしてしまい申し訳なかったと反省しています。シャチョウだけでなく、まさか谷口さんが絵筆ではなく電動ドライバーを握ることになるとは・・谷口さん、怪我がなくてよかったです。毎年体を張って頂いてありがとうございます笑
最後はみんなで即興人形劇~のはずでしたが記念撮影で終了・・リアルなピノキオが子供さんにはちょっと怖かったみたいです笑
なにはともあれ、無事に終わって良かった!参加いただいたみなさま本当にありがとうございました!!
余談ですが、シャチョウの孫セイゴくんは自分の名前入りの谷口さんの絵本を3冊も持っているお兄ちゃんに嫉妬していたそうで、今回めでたく谷口さんに名前を書いてもらったのでした。よっぽどうれしかったみたいで、帰る谷口さんに手を振りながら駆け寄っていくセイゴくんがたまらなくかわいかったです。おしまい。