包丁研ぎという仕事
4月26日(日)開催予定の「包丁研ぎワークショップ」に向けて打合せを行いました。講師の村上さんは生野区で研ぎ屋むらかみという天然砥石での手研ぎを専門とする刃物研ぎ職人会社を経営されています。遠くは北海道から依頼があるそうですが、残念ながら大阪では需要が少ないそうです。依頼方法は包丁を送って見積を出してもらってお願いするという流れ。これも敷居を高くしている理由のひとつなのかなと思います。かと言ってお店として経営するには割が合わないそうで・・それなら、まずは村上さんのこのすごい技を知ってもらって、包丁という毎日つかう道具を見つめ直してもらう機会をワークショップを通して設けてみようということで、えんがわ初の「包丁研ぎワークショップ」を開催させていただくことになりました。加工場ではちょうどベッショ大工とヒラボシ大工(大ちゃん)が墨付けと刻みを行っていたので、休憩中の二人を呼んでいっしょに見学しました。
村上さんの研いだ包丁は分厚く丸めた新聞紙もすぱーんと切れちゃいます。ふつうはこの後は切れにくくなるものですが、切れ味はそのまま。
大ちゃんも試しにすぱーんと笑
砥石は村上さん自身が発掘されています。砥石を見るときの村上さんはまるで我が子を見るような笑
いよいよ研ぎのデモンストレーション!刃の位置によって砥石との角度を変えながら研ぐのだそうです。難しいのは両刃の反対側を研ぐとき。右手と同じように左手で研ぐのは至難の業です。聞いているだけで頭が混乱しました笑
そしてシャチョウも挑戦!動画はおもしろかったのですが、静止画は職人のようです笑
開催はまだまだ先ですが、すでに仮申し込みして下さっている方がいらっしゃいます。下記ご覧頂き、もし興味のある方はご連絡ください。当日はさまざまな食材を切って食べ比べを行う予定です。ふぐの薄造りも候補に上がっているので楽しみで仕方ありません!
\ ワークショップ参加ご希望の方へ /
・和包丁か洋包丁でレクチャーの内容が異なります。確認のため、お持ちいただく包丁の画像をお送り下さい。
・砥石をお持ちの方は持参ください。ご希望の方はこちらで準備させていただきます。参加費に別途かかりますので、詳細決まりましたらお知らせ致します。