タイルクラフトワークショップ
あっという間に2週間が経ってしまいましたが…まちのえんがわ初登場のタイル屋さん「アルディート」の丸石兄弟による【タイルクラフトワークショップ】を開催させていただきました。5年目ともなると講師となる業者さんや職人さんたちもある程度は慣れてきて「今年はこんなんどうでしょう」とか「去年はああやったから今年はこうしよう」とか話がトントントンと進むのですが、今回は初心を思い出させてもらってこちらとしても良い経験となりました。「アルディート」さんは兄弟2人で現場もこなされているので、試作品を作るために時間をとるのも一苦労だったようです。ある日えんがわに1人の男性がポカーンと立っていたので尋ねると「ここに来いと言われたんで…」と。お兄さんが現場で忙しいので、弟さんに「えんがわへ行ってこい!」と言われ、ワケがわからぬまま来たのだそうです。最初はちょっとぎこちない雰囲気でしたが、いっしょに試作品を作るうちに和やかな空気に変わってひと安心。調子に乗ってえんがわバーの一日店長をお願いしたら快く引き受けてくださいました。笑
開催日当日もお兄さんの都合がつかず、急きょ弟さんが講師をすることに…さすがに「講師によるレクチャー」の時間は苦痛だったのではないでしょうか?笑
職人さんなので、製作が始まればお手の物。休む間もなく加工場を走り回ってがんばってくださいました。本当にありがとうございました!
今回製作したのは木製トレーにタイルを貼るというもの。杉の無垢板を20歳の森大工が丁寧に丁寧に加工して、タイルを貼ると見えなくなるところまできれいに仕上げてくれました。
トレーなら持つところを彫ったほうが持ちやすいよね?総務のとんちゃんの機転が利いて急きょ森大工に手持ちの部分を彫ってもらいました。
ベテラン大工べっしょさんがさらに進化系をちょちょいのちょいで作ってくれました。さすがです。来年はこれで決まりですね!
そして今回は充実メニューのカフェバーがオープン!いつもより早い10時スタートを快く引き受けてくれた「川田珈琲店」の川田さん、急なお願いを快く引き受けてくれた「マルコパン」の中島さん、休日返上で応援に来てくれたキムコー設計ササオさん、総務のとんちゃん、ありがとうございました!
ワークショップ終了後は丸石さん(お兄さん)の奥さまお手製の本当においしいカラアゲをアテに参加者のみなさんとゆったり心地よい時間を過ごさせていただきました。おしまい